吉原神社の御朱印・御朱印帳

東京都 三ノ輪駅

中央に「吉原神社」の文字、稲穂の丸い印、四角い神社印、右上に「奉拝」の文字と重ねて「開運」の赤い印、その下に青い「江戸新吉原仲之町鎮座」の文字、左に赤い「令和二年」の印と日付が書かれています。
江戸時代、点在していた遊女屋が統合されて「江戸元吉原」ができ、その後千束村（現在の吉原神社周辺）に新しく造られたのが「新吉原」です。「仲之町」は新吉原中央の大通りの名前です。御祭神は倉稲魂命（うがのみたまのみこと）で、五穀豊穣・家内安全・商売繁盛の神様でお稲荷さんとも呼ばれ、遊廓の鎮守の神様として敬われてきました。

吉原神社の隣にある吉原弁財天本宮（もとみや）の御朱印です。中央に「弁財天」の文字、弁財天の持ち物である琵琶の絵の印と「吉原神社」の四角の印、右に「奉拝」の文字と重ねて「浅草名所七福神」の印、左に赤で「令和二年」の印と日付が書かれています。弁財天の文字を囲むようにぐるりと舌を出した蛇の絵があり、左の平仮名の「わら」と合わせて「よしわら」になっています。蛇は弁財天のお使いです。
吉原弁財天は、浅草名所七福神の一つで、御祭神である市杵島姫命（いちきしまひめのみこと）は開運・財運・芸能上達などの恵みを与えてくださる神様で、かつて遊女の信仰を集めたことから現在でも女性の様々な願いを叶えてくださることで知られています。