うんぺんじ|真言宗御室派|巨鼇山(きょごうざん)
雲辺寺のお参りの記録一覧
四国八十八ケ所霊場 第66番札所
山号:巨鼇山(きよごうざん)
宗派:真言宗御室派
御本尊:千手観世音菩薩
香川県に入りました。"涅槃の道場"となります。
標高927m、四国霊場で一番高所にあります。
ロープウェイで山頂へ。参道では、五百羅漢さんが出迎えてくれます。
弘法大師が初めて山を登ったのは、16歳のころと言われています。9世紀はじめに勅命を受け、再び登り開山されたとのこと。初めは小さな堂宇から始まったのでしょうが、今ではこんな壮大なお寺さんに。いろいろな方々が作り上げたきたのでしょうね。"祈りの場"守っていきたいですね。
寺務所の方の対応も優しく、心が和みました。😌
ご本堂
おたのみなす
願い事を貼り付けておられました。
大師堂
重厚な趣のあるお堂です。😌
一言観音さん
振り返ると
いただいた御朱印
弘法大師生誕1250年 限定御朱印いただきました。
【巨鼇山(きょごうざん)千手院(せんじゅいん)雲辺寺(うんぺんじ)】
本尊:千手観世音菩薩
宗派:真言宗御室派
開基:弘法大師
弘法大師(774-835)は雲辺寺山に3度登っている。最初は789(延暦8)年、大師が16歳の時で第75番札所 善通寺の建材を求めてであったが、このとき山の霊気を感じて御堂を建てたのが雲辺寺のはじまりとされる。34歳の時には修行のため、そして45歳の時、第52代 嵯峨天皇(在位809-823)の勅願でみたび登り、本尊を彫って四国霊場と定めた。その後、四国の僧侶が学問修行のため集い、雲辺寺は「四国高野」と呼ばれるようになった。貞観(じょうがん)年間(859-877)には第56代 清和天皇(在位858-876)の勅願寺ともなった。
かつて「遍路ころがし」と呼ばれた難所も、1987(昭和62)年に香川県観音寺市側の山麓と雲辺寺ロープウエー(所要時間約7分)で結ばれ、訪れやすい寺となった。
【66_T.Hamada's view】
本堂。
【66_おたのみなす】
八十八ヶ所中、最も高い標高911mの位置に立つ。境内には願いを込めて腰を掛けると願いが叶うとされる「おたのみなす」がある。お守り授与所では「なす守り」を授けてくれる。(四国霊場開創1200年記念絵はがき)
【66_おたのみなす】
【66_本堂】
【66_大師堂】
天皇勅願寺であることを示す石塔がある。
【66_大師堂奥殿】
大師堂は、第21番札所 太龍寺と同じように奥殿式で配置されている。
【66_仁王門】
【66_仁王阿形像】
【66_仁王吽形像】
【66_龍の手水舎】
【66_護摩堂】
【66_五百羅漢その1】
参道に並ぶ五百羅漢。
【66_五百羅漢その2】
雲辺寺は、讃岐香川「涅槃(ねはん)の道場」最初の札所。釈迦の涅槃仏の周りを弟子の五百羅漢が守るように置かれている。
【66_五百羅漢その3】
【66_天祐の鼇(おおがめ)】
【66_厄除不動】
【66_一言観音】
【66_毘沙門天展望館】
札所66番 雲辺寺
日本最大級といわれるロープウェイに乗って山頂に向かいます。
ここを歩き遍路される方は本当に尊敬します。それぐらいの高さです。
ロープウェイからも山頂からも最高の眺めで、本当に晴れてよかった。
本堂
大師堂
山頂には冬はスキー場、夏はパラグライダー場になる場所があります。
この日はただただ最高の眺め。
*ブログの報告より部分抜粋
ちょうど土佐湾、高知のど真中辺りから内陸部を瀬戸内海方面へと向けて四国を突っきるような感じです。途中、ドライブインで昼食をとって再び走行しますが、さすがに距離が遠いですね...。雲辺寺山(標高927m)の山腹から山麓駅までもなかなか怪しい感じの山道でした。知らない細い山道の走行というのはやはり不安なものがあります。移動ドライブに想定以上の時間が掛かったため、この日はこの山頂の札所参りにて終了です。
ここの雲辺寺ロープウェイは、全長約2,600m、山麓駅から山頂駅の高低差約660mを毎秒10mというスピードで走る日本最大級の規模を誇るロープウェイ。最大支柱間距離1,882mは日本一。山頂駅は標高916mで、ロープウェイを降りるとそこはすでに雲辺寺の境内が広がっています。しかし、この山頂までを当たり前のように歩き遍路で登って来る巡礼者たちがいるとは本当に想像を絶するものがあります。ここは何本かある遍路道によっては最大8時間がかかる山道であり、昔から“遍路転がし”とも呼ばれてきた大変な難所です。山頂駅に着くと、本堂までは徒歩で10分ほど。その参道には五百羅漢像がズラ~リと並んでいて、それはなかなかの壮観な眺めです。ここの雲辺寺にも霊泉があって、大師自らが掘ったという湧水が湧いているのです。山頂の湧水というだけでも奇跡的な印象を受けます。この霊泉は小さなお堂の中にあって、その中へと入ると龍の像の口から常時注いでいます(もちろん、この私は母に飲んでもらうべく意図的に霊水のある札所を選んでいます)。
参拝が終わってロープウェイ乗り場へと戻るのに、なんと道を間違えて山頂駐車場の方向へと途中まで進んでしまったため大幅に時間と歩行距離が無駄に増えてしまいました。周囲はアッという間に暗くなってきて、それでつい見誤ってしまったのです。結局、私のせいで母の脚の痛みも限界に達してしまい、大変、申し訳ないことをしてしまいました...。万が一、帰りのロープウェイ、17時最後の発車に乗り遅れたら最期、暗闇の中の山頂で途方に暮れることになってしまいます。それで母にも歩きを急がせてしまった...。でも、なんとか最後から二本目の便の発車にはギリギリ間に合いました。あ~、くわばらくわばら...(冷汗)。
この日の宿は、観音寺市内の『観音寺グランドホテル』です。夕食はホテル内の1Fにあるレストランで頂きましたが、風呂はこのビジネスホテルでは部屋のユニットバスのみだというので、フロントで紹介して頂いた近場で評判が良いという天然温泉『琴弾廻廊』(コトヒキカイロウ)へと向かいました。海が近いからか台風のような酷い強風が吹きつけていたのがたまにキズでしたが、4つの露天風呂と珍しい露天水風呂があって実に快適なところでした。
また、帰宅してから確認したところ、なんと宿泊したところは観音寺市(カンオンジシ)の「観音寺(カンオンジ)グランドホテル」というのが正式名称でした。そして、この観音寺市にある69番札所は普通に『観音寺(カンノンジ)』なのです。これについての私の個人的理解では、「観音」はあくまでも「かんのん」であって、「かんおん」と呼称するものではないような...。ですが要するに、元々は「かんおん」と繰り返し呼んでいるうちに「かんのん」へと転じたものなのでしょう。本来的には「観音」とは「観世音菩薩」の略であって、その読みは「かんぜおんぼさつ」です。なので元々は、やはり「音」は“おん”なのです。ちなみに16番札所の場合はというと、こちらは『観音寺(カンオンジ)』が正しい呼称だとのこと。
あ~ぁ..本当に何がなんだか解らなくなってきましたぁ~w
ブログ---宝珠diary
『Occultist による仏教論考 etc.』
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