にのみやじんじゃ
二宮神社静岡県 新居町駅
参拝/24時間
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楽しみ方
遠江國式内社巡り 其の四
■神社名 二宮神社(ニノミヤジンジャ)
■御鎮座 湖西市新居町中之郷
■御祭神 大物主神
■御例祭 十月第二金土日曜日
流鏑馬神事(市指定無形民俗文化財)
■式内社 遠江國六十二座濱名郡五座
大神神社(オホムワノカミヤシロ)
■旧社格 郷社
遠江國二之宮(京都吉田家認定)
二宮神社は延喜式神名帳の遠江国六十二座浜名郡五座の大神神社に比定される古社です。
◆遠江國は現在の静岡県西部の大井川以西、浜名郡は浜名湖北西岸の湖西市から三ヶ日町に掛けての辺りを示します。
二宮神社はかつては中之郷村の別地に敏達天皇二年(五七三)に式内大神神社として創建されました。
後の長徳元年(九九五)に大和國から錦の袋に入った曲玉が飛来し、これを御神体として祀り社名も大和大明神と改めたと云われます。
さらに永正十四年(一五一七)に現在地に社殿が遷せれた折、京都吉田家より二宮という神号を与えられ、以来二宮大明神と称されました。
二宮神社は先の故事より別名「飛神様」とも呼ばれています。
社宝として収蔵されている「飛神勾玉」は、二十年ごとに行われる御遷宮の渡御の際には、浜名湖の荒潮によって勾玉を清める「勾玉禊の儀」が執り行われるそうです。
現代の立地としては浜名湖ボートレース場の近隣となります。
一の鳥居はすぐ目の前が浜名湖に面しており、二の鳥居から小高い石段を上がって神門をくぐるとこぢんまりとした境内に対して強烈に大きな狛犬が両脇に控えています。最初は少し緊張感が走りますが、無人ながらきれいに整えられた境内にて清々しい気持ちで参拝させていただきました。
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四季折々の催しや限定の御朱印をお受けするのも楽しみではありますが、今改めて地元遠州の古社式内社を巡らせていただき造詣を深めよう、と思い立っての巡拝です。

【遠江國 式内社巡り】
二宮神社(にのみや~)は、静岡県湖西市新居町にある神社。式内社で、遠江國二之宮。旧社格は郷社。祭神は、大物主神。別称は「飛神様」。
社伝によると、創建は敏達天皇2年(573年)。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載されている「遠江國 浜名郡 大神神社 小」に比定されている(他に論社として、大神山八幡宮(湖西市)、一宮神社(西市場村)、神明神社(湖西市)がある)。もともと「二宮大明神」と称していたが、995年一羽の山鳥が大和國から錦の袋に入った曲玉を咥えて飛来し、これを御神体として祀り「大和大明神」と改めた。その後、戦国時代の1517年に社殿を現在地に移し、京都吉田家から二宮という信号を与えられ「二宮神社」と改称した。当社祭礼の「流鏑馬」は、戦国時代から行われている。
当社は、JR東海道本線・新居町駅の北西1km、道のり2kmの小丘の上にある。一の鳥居は浜名湖近くにあって、例祭の「流鏑馬」では馬乗りが近くの船着場から船で浜名湖に出て禊を行うとのこと。丘の麓の二の鳥居をくぐって階段を上がると、今まで見たことのないような巨大なサイズの狛犬が参道両側に鎮座して出迎えてくれる。その他の要素は一般的で、境内サイズ、社殿サイズともに旧郷社格相当。
今回は、遠江國の式内社、遠江國の二之宮ということで参拝することに。参拝時は平日の午後、参拝者は自分以外には見掛けなかった。
境内東端入口全景。社殿は小丘の上にある。
入口の<鳥居>と<社号標>。階段を十数m登る。
階段の途中、右側にある<兵助稲荷>。
階段を登り切ると<神門>がある。
神門をくぐったところから社殿を望む。何か違和感が...(;゚Д゚)
<狛犬>が巨大過ぎ! (;゚Д゚)(;゚Д゚)(;゚Д゚)...
参道右側の<手水舎>。
参道左側の<狛犬>。なんでこんなに大きくしたんだろう...(^_^;)
参道右側の<狛犬>。狛犬の足元の<子狛犬>が普通の狛犬ぐらいかな。
後ろを見ると、設置したのは1995年とある。
<社殿>遠景。
参道右手にある建物。社務所か参集殿か。
<拝殿>全景。拝殿前にもさらに2対の狛犬が。
拝殿前左側の<狛犬>たち。奥の小さい方はかなりの年季物と見える。江戸時代の物かしら。
拝殿前右側の<狛犬>たち。
<拝殿>正面。扁額も彫刻もなく超シンプル。
<拝殿>内部。きれいにされている。奥の幣殿、本殿も見える。
拝殿左側から裏手に廻ると<本殿>と<幣殿>。
本殿の左手にある境内社。右から順に<風宮神社>、<津嶋神社>、<八幡神社>、<楠神社>、<稲荷神社>、名称不明社。
社殿は全体として最近改修したみたい。ごくオーソドックス。
この巨大狛犬はかなりインパクトがあり印象に残る。
後で気づいたが、100mほど東側に<一の鳥居>がある。
鳥居前には浜名湖が入り込んでいる。流鏑馬神事の禊の舟はここから漕ぎ出すのかな。(^▽^)/
| 名称 | 二宮神社 |
|---|---|
| 読み方 | にのみやじんじゃ |
| 参拝時間 | 参拝/24時間 |
| 御朱印 | あり |
| 限定御朱印 | なし |
| 電話番号 | 053-594-2174 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
| ご祭神 | 《主》大物主神 |
|---|---|
| ご神体 | 勾玉 |
| 創建時代 | 敏達天皇2年 |
| ご由緒 | 敏達天皇2年の鎮座にして大神(おおみわ)神社と称し、延喜式神名帳にその名を所載す。長徳元年に大和国より数多の勾玉飛来して、それを御神宝とし大和大明神と改む。永正15年、領主中山正心が社頭を寄進、今に存す。さらに京都吉田殿より二宮の神号を賜り、二宮大明神と改称す。徳川三代将軍より朱印高四石五斗を拝領。明治6年、郷社に列す。 |
| ご利益 | 縁結び・恋愛成就学問の神様・合格祈願商売繁盛病気平癒交通安全家内安全五穀豊穣 |
| 体験 | 御朱印祭り |
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