かんのんしょうじ
御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
観音正寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年05月13日(金)
参拝:2022年4月吉日
【西国三十三所巡り(15/33)】
観音正寺(かんのんしょうじ)は、滋賀県近江八幡市安土町石寺にある天台宗系単立の寺院。山号は繖山(きぬがささん)。本尊は千手観音菩薩。西国三十三所第32番札所。
寺伝によると、聖徳太子が諸国遍歴の際、殺生で人魚となった漁師の成仏のため、千手観音像を刻み堂宇を建てたのが始まり。はじめ仏法興隆寺、願成就寺と呼ばれ、現在の本堂より100m上に七堂伽藍を構えていた。のちに近江國蒲生郡佐々木荘領主・佐々木氏が観音寺城を築城したため、当寺は南の観音谷に移され、織田信長による落城後の1597年に現在の鐘楼付近に移転、明治に入り現在地に移された。なお、江戸時代末期まで、本堂須弥壇裏に人魚のミイラを安置していたが、当時の酒好き住職が酒屋にミイラを預け、取り戻した時には尾ひれがなくなり、30㎝ほどに縮まったと言われている。
当寺は、JR琵琶湖線・近江八幡駅の東方2kmの観音寺山(標高433m)の南側中腹にある。南側山麓の門前町・石寺から参道があるが、自然石を並べただけの1200段の過酷な階段。山の南西側にある五個荘観光センターから有料道路で境内500m手前まで入ることができるが、そこからでも400段以上の過酷な階段が待っている。きつい山登りの末辿り着く境内は南北に細長く広くはないので、北端に大きな本堂があるがそれ以外には見どころは少なめ。境内からの眺望は素晴らしい。
今回は、西国三十三所の札所であることから参拝することに。参拝時は休日の午前中で、自分以外にも多くの参拝者が訪れていた。
山裾の入口から1200段ある石段を、有料道路を使って残り400段余りの場所までショートカット。ここが中腹の駐車場からの参道入口。
石段を登っても登っても先が見えず、だんだん不安になってくる。
(参拝時点では石段の段数を知らなかったこともあり...)
(参拝時点では石段の段数を知らなかったこともあり...)
有料道路の料金所のおじさんが「途中休みながら登った方が良い」といった理由がここら辺でやっと分かる。なるほど。。。
自然石の石段はやっぱりハード。(^_^;)
自然石の石段はやっぱりハード。(^_^;)
400段以上の石段を登り切ったところ(境内南側)。登っている途中はそれなりに辛いので長い時間に感じたが、実測15分弱で到着。
入口は特に山門などはなく地味な印象。
入口は特に山門などはなく地味な印象。
登り切った右手から、南側の景色が見える。東海道新幹線が走っているのが見える。
長い列車だと400mを超える新幹線の一編成全体を見たのは初めてかも。(o^―^o)
長い列車だと400mを超える新幹線の一編成全体を見たのは初めてかも。(o^―^o)
境内南側の東寄りにある<鐘楼>。江戸時代まではこの辺りに本堂があったらしい。
境内南側の西寄りにある<水神舎>。
水神舎前から本堂のある北方向を望む。参道は絶賛工事中...(^_^;)
参道左側の<吽形仁王像>。
参道右側の<阿形仁王像>。
参道を進むと、左側に現れる<拝観受付>。
参道右側には、ちょっとした池がある。
池の対岸にある<弁財天>。
参道左側にある<聖徳太子像>。
参道左側にある<地蔵堂>。樽のような形と茅葺屋根がユニーク。
参道左側にある<大日如来>と<子授・子育地蔵尊>。
参道左側にある<大仏>。
参道左側から見た、観音寺山西側の景色。遠くまで見渡し良好。(o^―^o)
参道左側にある<巨木>。
巨木の根本には小祠がある。
参道右側の<書院>。当寺の最古の建物で江戸時代後期の1796年建立。なお、昨年2021年に書院をはじめ、書院庭門、地蔵堂、護摩堂、札堂、鐘堂、手水舎の7棟が国の登録有形文化財に指定された。
参道右側の<水屋>。
参道右側の<札堂>。
<札堂>内部。
参道右側の<護摩堂>。
参道右側の<太子堂>。
参道が少し上がっていき、突き当りにある<本堂>。明治期に彦根城の欅御殿を拝領して本堂としていたが1993年に焼失、2004年に再建。
<本堂>正面。
<本堂>を斜めから。
本堂の右手には、巨岩が積み重なっている。
巨岩の壁の麓にある<水かけ観音>。
巨岩の壁の様子。独特な外観。
<本堂>内部の中央には大きな赤提燈が掛かっている。
本堂の左手(西側)にある<納経所>。御朱印はこちら。
本堂から見た境内全景。
本堂から出て、斜めから見た本堂。
本堂右側奥にある<おちゃこ(お茶子)稲荷>。当寺の鎮守社。
本堂の北側にある、本堂と繋がっている建物。
最後に、<本堂>全景。大きく堂々とした構え。(^▽^)/
すてき
投稿者のプロフィール

惣一郎1269投稿
ホトカミ見ました! で広がるご縁
ホトカミを見てお参りされた際は、もし話す機会があれば住職さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
住職さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、ホトカミ無料公式登録して、情報を発信しようという気持ちになるかもしれませんし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。