いしばじ|臨済宗妙心寺派|御都繖山(ぎょとさんざん)
石馬寺のお参りの記録一覧
次に石馬寺様へお参りに伺いました(^-^)
駐車場に車を停めて降りると散歩をしている紳士から詳しく石馬寺様の説明をして頂きました。
「聖徳太子が寺の麓の松の木に馬ぁ繋いで石馬寺へお参りに行ってな、戻って来たら馬が池に沈んどって石になっとったんや」との事です。
参道は結構な階段(^^;
何とか登ってお参りさせて頂きました。
本坊では奥様がヨガ教室を催しておられるようです。
そのお忙しい中で御朱印をお願いさせて頂いたのは恐縮でした(^^;
東近江市五個荘の臨済宗妙心寺派石馬寺卍
御本尊・十一面千手観音菩薩立像の70年ぶり御開帳へ行ってまいりましたが、とても小さいので飾られた写真でよく確認🙏
ちなみに先代の御住職時は御開帳なしだったそう💦
推古2年(594)、聖徳太子の建立。
阿弥陀如来座像、十一面観音菩薩立像、役行者大菩薩腰掛像、大威徳明王牛上像など、平安から鎌倉時代の重要文化財11体は通常拝観可能で、こちらだけでも一見の価値あり✨
下の駐車場から石段300段ほどを登る必要があり、翌日には筋肉痛になりました😣
御朱印は限定特別版をいただきました🖌️
麓の山門跡。この辺りが駐車場🅿
かんのん坂を登る👣
始終苦坂沿い
宝物殿
本堂
不動明王
行者堂
石庭
聖徳太子が「霊地は近江国にある」と駒の蹄に任せて永久に鎮護国家、仏法興隆を祈る道場を求めておられたところ、駒が動かなくなり、傍らの松の木に繋いで繖山に登られた。風光明媚な風景に感動され、「積年の望みをこの地に得たり」と下山されると繫がれていた駒が傍らの池に沈んで石と化していたことから、寺を建立し、馬が石になった寺「石馬寺」と号されたといわれる。
聖徳太子1400年遠忌に併せ、秘仏御本尊が70年ぶりに特別大開帳されるということで、参拝させていただきました。
御本尊は快慶作十一面千手観世音菩薩立像で、脇侍は運慶作地蔵菩薩立像、毘沙門天立像。その他、国指定重要文化財が多数所蔵されていました。
また、東京や横浜からも参拝に来られていて驚きました。
秘仏の御本尊さまは小柄なので、双眼鏡を持参して正解でした。
本堂
宝物殿
石馬の石庭
石馬のお不動さん
不動堂
鐘楼
かんのん坂
乱れ石積の階段
石馬の池
石と化した太子の忠馬
ご開帳記念特別御朱印
馬蹄の中に「以和為貴」の文字
滋賀県寺院巡りの2寺目は、1寺目と同じく東近江市の五個荘に在る御都繖山 石馬寺です。
2005年に近隣市町村と合併して東近江市となる前は神崎郡五個荘町でした。
今回、70年降りの本尊開帳との事で訪れました。(2023年6月10日~25日と10月7日~22日に開帳)私としては2021年11月に参拝しておりますので今回が1年半降りの2回目となります。(前回分は投稿済みですので宜しかったら見てやって下さい。)
臨済宗妙心寺派で、本尊は秘仏・千手観音。
この千手観音立像と脇侍の地蔵菩薩立像、毘沙門天立像は、2022年9月に市指定文化財に登録されました。
他に阿弥陀如来坐像をはじめ重文の11躯の仏像(平安~鎌倉時代)が大仏宝殿に安置されています。
通常ならば石段手前の大門址の前に駐車できますが、開帳という事で関係者が停めるため、手前350m位の所に設けられた臨時駐車場に停めて向かいました。約306段の石段を上がると境内で、左側に鐘楼、右側に庫裏と拝観受付。拝観受付で拝観料(1,000円)を納めてから通路を通って先ず大仏宝殿へ。何度みても素晴らしい仏像が並んでいます。大仏宝殿に安置する前は何処にあったのかなあ、多くのお堂があったと思います。大仏宝殿から渡り廊下で本堂へ行きましたが法要が終わるまで入口てWait。結構じれったい。記念撮影等が終わってご住職や檀家さんが退場されるとやっと本堂に入れました。
高い位置に置かれた厨子が開帳され、本尊の千手観音立像を真ん中に、脇侍の地蔵菩薩立像と毘沙門天立像。40cm位の小像のため少々見辛い。双眼鏡を使って観ました。小像ながら細かく丁寧に彫られていました。
待ち時間が長かったので先を急ぐため早々に失礼しました。
手前にあった地蔵堂
鐘楼
庫裏と大仏宝殿の間の庭
大仏宝殿
本堂
開扉された厨子
(ネットから転載)
不動堂
頂いた御札
滋賀県寺巡りの2寺目は先の永源寺と同じく東近江市に在る御都繖山 石馬寺です。「ぎょとさんざん いしばじ」と読みます。
東近江市は三重県との県境(鈴鹿山脈)から琵琶湖までと東西に長い市で、市内の移動なのに永源寺から30分程度掛かりました。
臨済宗妙心寺派で、本尊は秘仏・十一面千手観音。
伝えによれば、594年に聖徳太子が霊地は近江国にありと馬を連れて求めていた所、繖山(きぬがさやま)の麓辺りに来ると歩みを止めた。近くの松に馬を繋いで山に登って景色を眺め、山を降りると馬が池に沈んで石と化しており、これに霊気を感じ寺を建立。馬が石になったため石馬寺と名付けたとの事です。
1568年に織田信長の兵火により焼失、また、豊臣秀吉の時代には寺領・山林を没収されましたが、1603年に徳川家康により復興されました。
山門跡および寺名の石柱の前に車を停めました(10台位停めれます。)。左側に馬が石となったと伝わる「石馬の池」があります。池に細長い石があり、馬の背中だそうです。
参道の石段があり、杖が置いてあります。嫌な予感。10分掛かると書かれていましたが5分でした。左側に鐘楼、右側に寺務所/庫裏、正面に割と新しい宝物殿。その奥に本堂、不動堂です。寺務所にて拝観手続きと御朱印をお願いし、先ず宝物殿に入ります。入って直ぐの右側に閻魔大王、左側に司録と司命。今までの行いを裁かれる思い。
その中が凄い。11躯の仏像が祀られていますが平安~鎌倉時代作で全て国の重文指定。正面は丈六の阿弥陀如来坐像、両脇に十一面観音立像(1躯ずつの2躯)、その外側に多聞天と増長天(右側に2躯)、持国天(左側に2躯)。
右側手前には牛に股がる大威徳明王、左側手前には役行者と前鬼と後鬼(3躯)。ガラスやアクリルケースに入れられておらず直に観れますから照明の変な反射とかなくていいですね。私1人のみだったのでじっくり観いってしまいました。仏像好きな方にはお薦めです。
宝物殿を出て、廊下で本堂へ。秘仏本尊が祀られている厨子(閉扉)の前にお前立の十一面観音。壁側には聖徳太子直筆の木額、馬を繋いだ松、大日如来、聖徳太子像、雲居国師像、等の寺宝が安置してありました。
尚、2年後の2023年の6月と10月に秘仏本尊・十一面千手観音の開帳が70年振りに行われます。また参拝したいと思っています。
御朱印
石馬の池
大門跡
鐘楼
寺務所/庫裏
宝物殿
本堂
不動堂
〜聖地に導いた太子の馬が石になった寺〜
594年「聖地は近江国にあり」と占った聖徳太子が馬に任せて道場を求めていると、繖山(きぬがさやま)の麓で歩みが止まり、馬を降りて山に登れば、端雲たなびく絶景が広がっていたとか。
「ついにこの地を得たり」と感動し山を降りると、なんと乗ってきた馬が石と化していたそうな。
この奇端より寺を建立し「石馬寺」と号されたとのことです。
大仏宝殿が見事で、大威徳明王の躍動感ある牛や、前鬼後鬼を従えた三尊では最古の役行者、定印がやや前に傾いた髪際高丈六の阿弥陀如来など見所満載でした。
2年後に秘仏で繖三観音のひとつである十一面千手観音(ご本尊)がご開帳されるので、ぜひまた訪れたいお寺です。
過去記録
平成27年(2015年)2月14日(土)滋賀県東近江を散歩
滋賀県東近江市五個荘の石馬寺に参拝
能登川駅から近江鉄道のバスに乗って石馬寺(いしばじ)へ。
バス停を降りて少し歩くと寺に上る石段に到着する。幸い、雪は止んできた。ごつごつした石段をはあはあ言って上り、拝観をお願いする。拝観料500円。ちなみに、この石段を白洲正子(白洲次郎の妻)は、「かんのん坂」と呼んだのだそうです。
まだ今日の拝観を始めたばかりの時刻(9時)なので、宝物館の鍵を開けていただきます。
いきなり閻魔大王ににらまれながら中に進むと、おお、これは!阿弥陀如来を中心に仏像がずらりと並んでいる。それも、みんな重要文化財指定を受けているものばかり。こらはなかなかの壮観。こんな田舎に(失礼!)こんなに立派な仏様がおられたとは。
こちらの仏像についてはみうらじゅんさんが絶賛していて、仏像マニアにとっての聖地らしいのだけど、確かにうなづけるところ(ちなみに私はそういうマニアではありません(笑))
阿弥陀如来座像は平安時代の作品とのことなんだけど、注目すべきはその手の親指と人差し指の間。おお!水かきがある!これは、できるだけ多くの人を救いたいというお気持ちの表れらしい。
また、大威徳明王牛上図は、そもそも水牛の上に乗っておられるのが珍しいし、なんと足が三対ある!これはすごい!
そして、役行者の像。あちこちで役行者を拝見するけど、こんなにリアルな像は見たことがないです。すばらしい。この像は鎌倉時代の代表的芸術品としてロンドンの大英博物館に出典されたことがあるとのことなんだが、なるほど納得。
いやあ、すばらしいのです。
十一面観音像は一対あって、こちはらかなりあっさりした、素朴な印象。
本堂には聖徳太子馬上像がおられ、これも仏像マニアには垂涎らしい。
小さなお庭があり、これも人気らしい。
石段を下りた先には小さな池があって、なかに石がある。この石は、聖徳太子が乗って来られた馬だったんだが、石に変わったものとのこと。そこに寺を建てたので、「石馬寺」なんですね。それにしても、これ、馬の形か?
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