いしばじ|臨済宗妙心寺派|御都繖山(ぎょとさんざん)
石馬寺
公式滋賀県 能登川駅
拝観時間 午前9時~午後4時
月曜休観(月曜祝日の場合は翌日休観)
御朱印 | |||
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限定 | - | ||
御朱印帳 | |||
駐車場 | 有り。山門跡地前の馬場(広場)に10台程度。 |
東近江市五個荘の臨済宗妙心寺派石馬寺卍
御本尊・十一面千手観音菩薩立像の70年ぶり御開帳へ行ってまいりましたが、とても小さいので飾られた写真でよく確認🙏
ちなみに先代の御住職時は御開帳なしだったそう💦
推古2年(594)、聖徳太子の建立。
阿弥陀如来座像、十一面観音菩薩立像、役行者大菩薩腰掛像、大威徳明王牛上像など、平安から鎌倉時代の重要文化財11体は通常拝観可能で、こちらだけでも一見の価値あり✨
下の駐車場から石段300段ほどを登る必要があり、翌日には筋肉痛になりました😣
御朱印は限定特別版をいただきました🖌️
麓の山門跡。この辺りが駐車場🅿
かんのん坂を登る👣
始終苦坂沿い
宝物殿
本堂
不動明王
行者堂
石庭
聖徳太子が「霊地は近江国にある」と駒の蹄に任せて永久に鎮護国家、仏法興隆を祈る道場を求めておられたところ、駒が動かなくなり、傍らの松の木に繋いで繖山に登られた。風光明媚な風景に感動され、「積年の望みをこの地に得たり」と下山されると繫がれていた駒が傍らの池に沈んで石と化していたことから、寺を建立し、馬が石になった寺「石馬寺」と号されたといわれる。
聖徳太子1400年遠忌に併せ、秘仏御本尊が70年ぶりに特別大開帳されるということで、参拝させていただきました。
御本尊は快慶作十一面千手観世音菩薩立像で、脇侍は運慶作地蔵菩薩立像、毘沙門天立像。その他、国指定重要文化財が多数所蔵されていました。
また、東京や横浜からも参拝に来られていて驚きました。
秘仏の御本尊さまは小柄なので、双眼鏡を持参して正解でした。
本堂
宝物殿
石馬の石庭
石馬のお不動さん
不動堂
鐘楼
かんのん坂
乱れ石積の階段
石馬の池
石と化した太子の忠馬
ご開帳記念特別御朱印
馬蹄の中に「以和為貴」の文字
過去記録
平成27年(2015年)2月14日(土)滋賀県東近江を散歩
滋賀県東近江市五個荘の石馬寺に参拝
能登川駅から近江鉄道のバスに乗って石馬寺(いしばじ)へ。
バス停を降りて少し歩くと寺に上る石段に到着する。幸い、雪は止んできた。ごつごつした石段をはあはあ言って上り、拝観をお願いする。拝観料500円。ちなみに、この石段を白洲正子(白洲次郎の妻)は、「かんのん坂」と呼んだのだそうです。
まだ今日の拝観を始めたばかりの時刻(9時)なので、宝物館の鍵を開けていただきます。
いきなり閻魔大王ににらまれながら中に進むと、おお、これは!阿弥陀如来を中心に仏像がずらりと並んでいる。それも、みんな重要文化財指定を受けているものばかり。こらはなかなかの壮観。こんな田舎に(失礼!)こんなに立派な仏様がおられたとは。
こちらの仏像についてはみうらじゅんさんが絶賛していて、仏像マニアにとっての聖地らしいのだけど、確かにうなづけるところ(ちなみに私はそういうマニアではありません(笑))
阿弥陀如来座像は平安時代の作品とのことなんだけど、注目すべきはその手の親指と人差し指の間。おお!水かきがある!これは、できるだけ多くの人を救いたいというお気持ちの表れらしい。
また、大威徳明王牛上図は、そもそも水牛の上に乗っておられるのが珍しいし、なんと足が三対ある!これはすごい!
そして、役行者の像。あちこちで役行者を拝見するけど、こんなにリアルな像は見たことがないです。すばらしい。この像は鎌倉時代の代表的芸術品としてロンドンの大英博物館に出典されたことがあるとのことなんだが、なるほど納得。
いやあ、すばらしいのです。
十一面観音像は一対あって、こちはらかなりあっさりした、素朴な印象。
本堂には聖徳太子馬上像がおられ、これも仏像マニアには垂涎らしい。
小さなお庭があり、これも人気らしい。
石段を下りた先には小さな池があって、なかに石がある。この石は、聖徳太子が乗って来られた馬だったんだが、石に変わったものとのこと。そこに寺を建てたので、「石馬寺」なんですね。それにしても、これ、馬の形か?
今からおよそ1400年前の西暦594年、推古天皇の摂政であった聖徳太子が「霊地は近江国にある」と占い、駒の蹄に任せて永久に鎮護国家、仏法興隆を祈る道場を求めていました。
そして繖山(きぬがさやま)の麓辺りに来ると、駒は歩みを止めて進まなくなり、傍らの松の樹につないで山に登ったところ、瑞雲(※1)がたなびく風光明媚な風景が広がっていたのです。
聖徳太子は「積年の望みをこの地に得たり」と深く感動して再び山を下ると、松の樹につないだ駒が傍の池に沈んで石と化していました。
この奇瑞に大いに霊気を感じ、直ちに山を『御都繖山(ぎょとさんざん)』と名付け寺を建立し、馬が石となった寺、つまり『石馬寺(いしばじ)』と号されたのです。
その際に記された聖徳太子直筆『石馬寺』三文字の木額及び太子が駒をつないだ松の樹は本堂に安置しております。
また、石と化した『石馬』も寺に至る石段下の蓮池に現存しております。霊験として語り継がれる、石馬寺が持つ霊力・霊気をあなたの心や肌で感じて下さい。
※1 「瑞雲」 めでたい兆しとして出現する、紫色や五色の珍しい雲
住所 | 滋賀県東近江市五個荘石馬寺町823 |
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行き方 | JR琵琶湖線 能登川駅(JR京都駅から新快速で43分)から「八日市駅行き」のバスに乗り7分、そこから徒歩20分
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名称 | 石馬寺 |
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読み方 | いしばじ |
通称 | 馬の寺 石馬寺 |
参拝時間 | 拝観時間 午前9時~午後4時
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参拝にかかる時間 | 20分 |
参拝料 | 拝観料500円、境内自由 |
トイレ | 庫裏の横(屋外)に3つ、庫裏内に2つ |
御朱印 | あり |
限定御朱印 | なし |
御朱印帳 | あり |
電話番号 | 0748-48-4823 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
ホームページ | http://ishibaji.jp/ |
SNS |
ご本尊 | 十一面千手観世音菩薩 |
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山号 | 御都繖山(ぎょとさんざん) |
宗旨・宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
創建時代 | 推古2年(西暦594年) |
開山・開基 | 聖徳太子 |
札所など | 湖国十一面観音第九番霊場、びわこ百八第六十九番霊場、近江湖東二十七名刹第十六番霊場、役行者大菩薩霊場、聖徳太子霊跡 |
文化財 | 阿弥陀如来座像(平安時代、国指定重要文化財)、
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ご由緒 | 今からおよそ1400年前の西暦594年、推古天皇の摂政であった聖徳太子が「霊地は近江国にある」と占い、駒の蹄に任せて永久に鎮護国家、仏法興隆を祈る道場を求めていました。
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体験 | 仏像御朱印重要文化財除夜の鐘 |
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