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楽しみ方由加山 由加神社本宮のお参りの記録一覧

あけましておめでとうございます(旧正月)。さぁ今年の(旧)正月は岡山県倉敷市の由加神社へ行ってきました。
児島地域の由加山の磐座信仰を起源とする瑜伽大権現の総本山です。江戸時代には香川の金刀比羅宮(金刀比羅大権現)との両参りで隆盛し、明治で神仏分離によって現社名になりますが、現在も神仏習合の名残が強い神社です。その例として厄除け大師として全国でも有名であり、祈祷の祝詞が絶えず本殿から聞こえてきます。
《二の鳥居》
《厄除け階段》
道中の階段はたまに神社でも見られる厄祓いのための賽銭置きが転々と続きます。
《表参道②》
うねるように坂道が続きます。
《三の鳥居》
👁チェックポイント‼️
写真で撮り損ねましたがこの鳥居の裏にも扁額があり、そちらには対をなす「金刀比羅大権現」と書かれており、海の向こうからの遥拝所のようになってます。一応境内の高台からは晴れていると金刀比羅宮が鎮座する象頭山が見え、実際に遥拝できるようになります。この2社の両参りは瀬戸内海における随一の信仰の聖地として隆盛したことで江戸時代に大流行りしました。
ちなみに日本三大権現は提唱する神社によって諸説ありますが、由加神社は
瑜伽大権現(由加神社)、
金刀比羅大権現(金刀比羅宮)、
石鎚蔵王大権現(石鎚神社)
を挙げているようです。
《備前焼製の鳥居》
《本宮の石碑》
明治以降寺社が両立していると思っていましたが、どうも由緒を見ると戦後に神社が国家管理を離れたあとは蓮台寺の方が主として活動し由加神社は休眠状態になりました。
しかし平成9年に由加神社が蓮台寺から対立して活動を再開し、現在のように同時並行で動いているようです。単立神社なのはてっきり神仏習合が強く戦後の神社本庁に所属しては活動ができないからと思われてましたが、休眠状態にあったため所属してなかった可能性がありますね。ちなみに明治以降は県社に列格してましたので、この頃は神社として活動していたと思われます。
《備前焼製の獅子狛犬像》
岡山県内の古社にはよく見かけますが、特に立派ですね。
《手水舎》
水は流れています。洗ひつるここも…(略)
《おみくじ》
参道横と休憩所には守札の授与所があります。
《常香炉》
お線香を刺すお寺によく見られるやつです。これが残ってるあたりすごいお寺感。
《拝殿とお狐さま》
当社の神使が狐とされています。
《タコ神様》
航海安全、海上安全の神様として大綿津見神さまを祀り、地元の漁業関係者にとってタコが海の神様として扱われていたようです。
《拝殿前》🙏
中心に由加宮本宮、右に大権現、左に稲荷大明神の扁額が掲げられています。
《回廊》
拝殿幣殿と本殿の間が縁結びの回廊として通ることができます。
《七十五匹白狐》
めっちゃいる…すげぇ細かい…何匹かリス…
《縁結びの狛犬》
こちらは女性用です。
《本殿》
比翼入母屋造という神社より天守閣の屋根によく使われる建築様式が用いられています。
《銭洗い弁財天》
一応七福神さんもおられますが、弁天さんだけでかい。
《稲荷宮》
奥にある磐座のそばにあるのがお稲荷さんです。
《由加天満宮》
道真公が大宰府に配流されている道中に児島唐琴の浦に滞在した伝承があり、没後に当社に光明が差し、道真公の魂が戻ってきたとして建てられました。
《御朱印帳》
3種類あります。御朱印は1種類です。
《授与品一覧》
ちょうどお参りした時に両親が厄年なことに気がつき、実家用にお札とお守りを受けてきました。

岡山県倉敷市児島由加山に御鎮座している由加神社本宮に参拝に行って来ました。
瀬戸内海国立公園の中にあります。
御祭神は素戔嗚命になります。
厄除総本山になります。
備前焼の鳥居にはビックリしました。
焼き物の鳥居は見た事がなかったです。
狛犬も備前焼きでした。狛犬も鳥居もなかなか味がありました。
最初に厄除開運の線香の煙で厄除けし、赤い厄の文字を踏みながら橋をわたり、拝殿にてお詣りをしました。
岡山県倉敷産のデニムを使った御朱印帳を買いました。表紙と裏表紙に倉敷産デニム生地を使ってありかっこよかったです。
また、行く機会があれば参拝したいと思います。
入り口の鳥居
参道
第二の鳥居
第三の鳥居
狛犬
狛犬
備前焼の鳥居
備前焼の狛犬
備前焼きの狛犬
厄除け開運の線香の煙を浴びます。
拝殿
九星男、女厄橋です。橋には赤い厄の字が落ちてます。この厄の文字を踏みながら渡るもよし、避けながら渡るも良し。
拝殿の左側から入ると、縁結び獅子がいます。
右側にも縁結び獅子がいます。
75匹白狐
タコ神様由緒書き
タコ神様
力石
由加の弁天さん。銭洗をしました。
由加神社と香川県の金刀比羅宮を両詣りすると良いとされてます。
由加神社側から見た鳥居には金刀比羅宮の石盤になっていました。
金刀比羅宮
入り口側が瑜伽大権現の石盤になっています。

由加神社本宮 本殿(岡山県指定重要文化財)
日本三大権現の一つ、また厄除けの総本山として知られる由加山 由加神社本宮は二千有余年の歴史を持つ神仏混淆のお山。
その昔、磐座信仰(巨岩をご神体)と唱え近郊の人々の守護神として崇められ、その後七三三年(天平五年)に、行基菩薩が十一面観音を祀り、併せて神仏混淆の霊山として崇拝されてきました。
桓武天皇の代以来、朝廷の祈願所として繁栄し、拝殿には菊花ご紋章を拝受しております。
江戸時代中期には、備前藩主池田侯の祈願所として当権現・由加大神様への信仰は篤く、正月・五月・九月には藩主自らご参拝になられておりました。(その時ご参拝になられた建物が由加神社本宮ご本殿です)
また、『ゆがさん・こんぴらさん両参り』と云われ、両社をお参りすればご利益が沢山頂けるという『両参り』の風習が広がり、今も全国津々浦々から信仰されております。
過去の歴史などから見ても由加の権現様・大神様は『有求必應』“求めが有れば必ず應じて下さる神様”として、年間を通して多くのご参拝者をお迎えしております。
〜HP情報より〜
ご祭神
手置帆負命 ・ 彦狭知命 ・ 神直日命
本地仏
阿弥陀如来 ・ 薬師如来
境内社
天 津 神 社… 天之御中主神
素盞嗚神社 … 素盞嗚尊
稲 荷 宮 … 倉稲魂命
由加天満宮 … 菅原道真公
まずは、御朱印の紹介から…
由加神社本宮の御朱印
今回、御朱印帳を忘れたので書き置きを頂いたのですが、紙が習字用の紙くらい薄くて繊細なので、貼るのに失敗してシワになってしまいました💦
折角キレイに書いて頂いてるのに、すみません😅
朱色の字で春分の日と入っています。
こういう心配りにほっこりしますね☺️
御朱印をお願いしたら、こちらもどうぞ☺️と頂きました。
ありがとうございました🥰
ではでは、参拝の様子をどうぞ…
厄除け石段と鳥居⛩️
石段前にも小さいお社があります。
瑜伽宮のお社です。
石段が登るのが辛い人や、地元の方で、お参りしたいけど、上まで上がってお参りする時間がない人なんかが、こちらでお参りしてるんでしょうかね…
石段を登ると…右手に見えてくるのが、奉納されたお馬さん🐴
このお馬さんの親子、可愛いです🥰
鳥居をくぐって裏から📸
祈祷受付所が見えて来ました。
石段前の狛犬さんたち
備前焼の大鳥居
岡山県は、備前焼きが有名で、日本一の備前焼大鳥居があります。(明治27年奉納)
鳥居の両側には備前焼で造られた獅子が居ます🦁
奉納されたアート作品
由加神社本宮の拝殿です。
彫刻が見事です。
拝殿
拝殿の額
㊧稲荷大明神
㊥由加宮本宮
㊨大権現
干支の方位盤もありました。
柱の飾りも綺麗✨
拝殿の左側に、拝殿の下に潜っていく通路があり…中に入ると獅子がいます🦁
こちらでは、素盞嗚尊様がお祀りされていて、御神徳は縁結びだそうです。
男性の方は㊧吽形の女獅子へお参り🙏
女性の方は、㊨阿形の男獅子にお参り🙏するそうです。
縁結びの獅子の真ん中に居たのは、神使の狛狐さんたち🦊
七十五匹もいます😳
拝殿前のワンちゃん🐕とウサギさん🐇
実は、由加神社さんは、珍しくワンちゃん連れOKな神社なんですよね。
ただ、祈祷の様子を音量大き目で放送しているので、ビビリな子はビックリするでしょうね🐶💦
妹の家のワンコは、ビビリなのでダメでした😅
ワンコOKだからといって、飼ってるワンコがビビリ犬なら、安易に連れて来ないほうがいいかも❓な感じです。
私も、神社では、お祈りする場は静かな方が好みなので、もう少し音量を落として頂けると嬉しいです😅
本殿
稲荷宮、天満宮前の鳥居✨⛩️✨
鳥居の左側に、奉納されたアート作品がありました。
鳥居の右側に、タコ神様🐙
海上安全・航海安全の神様として、大綿津見命様をお祀りしています。
児島・下津井・鷲羽山は有数の漁地で特にタコが有名。
地元の漁業組合・ホテル旅館・魚店・魚を扱う料理店などの方々が海の神をタコになどらえて、海上での安全、豊漁祈願、また魚供養を執り行う為に奉納されました。
(毎年7月第3日曜日の海上安全祈願祭の時に魚供養も執り行われます。)
狛狐さんが沢山いたので、一気に紹介🦊
こちらは拝殿近くの狛狐さん
稲荷宮の狛狐さん🦊
こちらも稲荷宮の狛狐さん🦊
こちらの狛狐さんはかなり古そう🦊
左側の子は、キレイな顔立ちなのに鼻が割れてしまってます。
大事に補修してる様ですが、どうかこれ以上割れませんように🙏
鳥居奥の上段に磐座と菅原道真公の御神像と稲荷宮があります。
稲荷宮
江戸時代から篤く信仰されており、県内からも、遠方からも、沢山の方が商売・事業繁栄のため参拝されるそう。
御祭神は倉稲魂命様。
ご祈願は毎日 朝9時から夕方4時までとの事。
天満宮
学業・合格の神様(天神)として菅原道真公をお祀りしています。
菅原道真公は、901年九州太宰府に配流される途中、倉敷市児島唐琴の浦に数日滞在されました。
その名家には美しい姫がおり心を惜しんでいたところ、いよいよ道真は思い出のこの地に帰ることを誓い太宰府へ。
道真の死、直後この地に光明がさし瑞雲が現れ、道真の魂魄が帰ったといわれてこの地に祀られたのがはじまりと言われております。
天神様がお祀りされてるので、合格祈願の方が奉納した牛さんも沢山居て、参拝者に慕われているのが分かりました🐄
個人的な感想として…
折角ものすごく社殿が素敵なのに、現代アートが社殿の雰囲気と合ってないので、もったいないです。(お馬さんは、鳥居付近でしたし、可愛かったです)
静かにお参りしたいので、祈祷の中継放送は、もう少しボリュームを下げて頂けると嬉しいです💦
働いている人たちは、感じの良い方ばかりですし、女性の神職さんも笑顔が素敵な優しい感じの方でしたが…お隣のお寺と仲が悪いのが参拝者に伝わってしまってるのが残念です。
そういうのを見ると、苦しくなる参拝者もいると思います😅
どうしても嫌なら無理に仲良くしなくてもいいけれど、どちらも商売繁盛をご利益として、由加神社さんはお稲荷さん、蓮台寺さんほ荼枳尼天さんを祀っているのだから、仲直りしました❗って、二つ合わせると一つの絵が完成する御朱印でも作って、ビジネス的にでも仲良くし始めてくれたらいいのにな☺️と思ってしまうのは、私だけでしょうか❓
参拝者としては、金毘羅参りと両参りをする前に、由加神社と蓮台寺を気持ち良く両参りしたいのです☺️
神様と仏様の顔を立てて、やさしい関係に戻ります様に✨🙏✨と願っています。
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