かつらぎひとことぬしじんじゃ
葛城一言主神社奈良県 近鉄御所駅
今月、18人がお参りしました
- 所在地
- 御所市森脇432
- 参拝時間
- 社務所:09:00〜15:00
- 駐車場
- あり
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楽しみ方
県道30号を北上して葛城一言主神社様へと
向かいました🚗=3
御祭神は
一言主大神(ヒトコトヌシノオオカミ)
をお祀りされています。
創建年は不詳だそうです。
このエリアは五世紀頃に大和朝廷を凌ぐ勢力を誇った
葛城氏の本拠地です。このことから葛城氏の祖神を
お祀りされたのが始まりという説が有力です。
色々と調べている内に気づいたのが御祭神である
一言主大神の記述の変遷です。
その前に456年の「眉輪王の変」について記述します。
第20代の安康天皇は皇族の大草香皇子を殺害し
その妻を奪って皇后にしていました。
ある日 皇后の連れ子であった僅か7歳の眉輪王は
安康天皇から「実は君の父親を殺したのは私だ」と
カミングアウトされます。激怒した眉輪王は天皇が
熟睡したところを狙って首を刺して暗殺します。
事を成したもののパニックになった眉輪王が助けを
求めて逃げ込んだ先が葛城氏の最高権力者であった
葛城円大臣の邸宅でした。円は自分の血縁でもある
この少年を匿うことにします。
これに怒り狂ったのが暗殺された安康天皇の弟で
「大悪天皇」とも恐れられる大泊瀬皇子(後の雄略天皇)
でした。彼は兄を殺した犯人を引き渡すようにと迫り
大軍を率いて円の屋敷を完全に包囲します。
圧倒的な軍勢を前に円は
「娘と葛城の土地や部民の全てを朝廷に差し出す」
「なので どうか眉輪王の命だけは助けてくれ」
と助命嘆願しました。しかし天皇家を凌ぐ葛城氏の
力を前々から苦々しく思っていた大泊瀬皇子は
これを冷酷に却下します。そして屋敷に火を放ち
円は眉輪王や巻き込まれた他の皇子と共に生きたまま
燔殺されています。
①古事記(712年)
第21代雄略天皇が葛城山で鹿狩りを行った時に
自分達と全く同じ姿をした豪華な服装の行列 …
いわゆるドッペルゲンガ-に出会います。
ドッペルゲンガーのリーダーは自らを一言主大神と
名乗ります。雄略天皇は恐れおののき衣服を脱いで
平伏します。
雄略天皇が見た一言主大神は葛城円と考えられますが
それは生身の円ではなく滅ぼされた葛城氏の凄まじい
執念が「神(怨霊)」となって現れたと考えられます。
古事記が編纂された時点では
「我が祖神は天皇を圧倒した」
という葛城氏側のプライドが滑り込んでいます。
②日本書紀(720年)
古事記の編纂から僅か8年後に完成した日本書紀では
唐など海外への見栄もあり 天皇が地方の神に
ビビって服を脱いだという格好の悪いエピソードは
カットされました。神様とは対等な友として一緒に
狩りを楽しむ物語へと天皇の権威を守るために
修正されています。
③続日本書紀(797年)
さらに時代が下ると天皇を中心とした律令国家が
完成します。もはや天皇に並び立つ様な強い地方神は
邪魔になり一言主大神は天皇の命令に背いたとして
土佐国へ流刑にされるという罪人扱いにまて立場を
落とされてしまいます。
④日本霊異記(822年)
平安時代に記された日本霊異記になると一言主大神が
修験道の開祖である役行者から葛城山から吉野山に
橋を掛けるようにとの無茶振りをされます。しかし
遅々とし作業は進みません。一言主大神は役行者から
サボりを問い詰められます。
「自分の容姿が醜くて恥ずかしいので夜しか働けない」
と釈明をしたのですが 逆に役行者の逆鱗に触れて
谷の底にガチガチに縛り付けられてしまいます…
このように新興の仏教が古くからの神道を屈服させる
ための宗教的なプロパガンダに使われています。
国家や仏教の台頭による度重なる下げ記述……
一言主大神は日本の政治と宗教のパワーバランスの
変化に翻弄されてきた苦労人の神様なのではないか?
と思いました(T^T)
歴史は勝者の為の物…とは言え どれだけ時の権力者に
歴史を書き換えられようとも一言主大神と葛城氏の
プライドを完全に消し去ることは出来ませんでした。
地域の人々が一言の願いを毅然と聞き届けてくれる
優しくて力強い神様として大切に守り続け現代まで
信仰を繋いで来られています。
私自身も調べている内に民衆の確かな勝利の歴史に
触れている そんな気になりました(´▽`)
本社は雄略天皇四年春「吾は雖悪事、而一言、雖善事、而一言、言離之神、葛城之一言主大神なり」と、この郷(神降)に微現された神様を御奉斎しています。
延喜五年制度の「延喜式」では名神大社に列し、祈年・月次・新嘗・祈雨のお祭りには、官幣に領り、文徳天皇(嘉祥三年)をはじめ歴代天皇、特に後光厳天皇から神格「正一位」が贈られる(延文五年)など、官人や歌人、各階にわたる崇敬の念厚く、伝教大師(最澄)も入唐に際し祈願された(延暦2二三年)霊験高き最古の神社であります。
近世では、「いちごんさん」と呼ばれ一言の願いであれば何事もお聴き下さる神様として崇め親しまれ広く信仰されており、また全国各地の一言主大神を御祭神とする神社の総本社であります
| 住所 | 奈良県御所市森脇432 |
|---|---|
| 行き方 |
| 名称 | 葛城一言主神社 |
|---|---|
| 読み方 | かつらぎひとことぬしじんじゃ |
| 通称 | 一言さん |
| 参拝時間 | 社務所:09:00〜15:00 |
| 参拝にかかる時間 | 15分 |
| 参拝料 | なし |
| トイレ | なし |
| 御朱印 | あり |
| 限定御朱印 | なし |
| 電話番号 | 0745-66-0178 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
| ご祭神 | 《主》一言主大神《配》幼武尊 |
|---|---|
| 創建時代 | 不詳 |
| ご由緒 | 本社は雄略天皇四年春「吾は雖悪事、而一言、雖善事、而一言、言離之神、葛城之一言主大神なり」と、この郷(神降)に微現された神様を御奉斎しています。
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