とうだいじ|華厳宗大本山
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奈良県の寺院巡りの5寺目は、言わずと知れた東大寺です。
今回の奈良県寺院巡りの最後となります。昨年12月にも訪れており約10ヶ月振りです。
華厳宗で、本尊は盧舎那仏。
わざわざ平日に会社を休んで10月5日に奈良に来たのは、年に1日ー10月5日の転害会の時のみ開帳される東大寺 勧進所に祀られている国宝・僧形八幡神坐像(快慶作)を観るためです。
(併せて、公慶堂安置の公慶上人坐像(重文)と阿弥陀堂安置の五刧思惟阿弥陀坐像(重文)も観れる。)
南大門の辺りは小・中・高の修学旅行生が多数、鹿と戯れています。以前はコロナ禍で全くと言っていい程見掛けませんでしたが。
南大門の運慶一派制作の金剛力士像(国宝)を眺めて、前回と同様に東大寺ミュージアムも大仏殿も前を素通りし、今回目的の勧進所へ(大仏殿の左側)。
昼を過ぎていたためかそれ程混んでいません。門の手前のテントで拝観受付をしていたので拝観料(600円)を支払い、門をくぐって勧進所内へ。
順路が決められていて、公慶堂→八幡殿→阿弥陀堂の順で拝観します。
先ずは公慶堂。こちらに祀られている公慶上人は江戸時代に大仏再興のための勧進した多大な功績を認められた方でその姿を忠実に映した像。高さ約70cm、1706年の作、とんがり頭が印象的。江戸時代の制作の像で重文なのは珍しいと思います。
八幡殿には国宝・僧形八幡神坐像、高さ約87cm、快慶により1202年に制作、東大寺八幡宮に安置されたが、廃仏毀釈により八幡宮から遷されたもの。彩色がよく残り、袈裟の模様など非常に繊細で驚きます。
阿弥陀堂には五劫思惟阿弥陀如来坐像、アフロヘアーの阿弥陀さんです。高さ106cm。鎌倉時代初期に重源が宋より請来したと伝わりますが、桧材のため国内で作られたものと考えられています。目鼻口が小さい顔付きが可愛いです。その四方には四天王像。高さ50cm強。しっかりと作られている印象です。尚、勧進所では御朱印は頂けません。
勧進所を出て、大仏殿の裏側(北側)を通って国宝・鐘楼(大鐘)の前の念仏堂へ。前回見逃しました。この堂内には地蔵菩薩坐像(重文)が祀られています。慶派の仏師康清により1237年に運慶らの冥福を祈る目的で制作、高さ約211cm、堂内に入ると大きさに圧倒。彩色も残りなかなかの像です。無料で拝観出来るのは有難いです。折角なので念仏堂の横にある納経所で地蔵菩薩の御朱印を頂きました。前々から東大寺の御朱印帳を購入したくても忘れてばかりいたので今回は購入しないといけないと思い「大仏殿以外に販売している所はありますか?」とお聞きしたところ「二月堂でも販売しています。」との事で、二月堂へ行って御朱印帳を購入しました。(スタンダードタイプですが大寺院の御朱印帳が1,300円は高くないと思います。)二月堂まで来たのなら隣の三月堂の国宝仏像群を観ようかなと思いましたが、気が変わって四月堂(三昧堂)を観る事にしました。
四月堂は二月堂、三月堂の向い側というか手前(南側)にあります。四月堂は普賢堂と呼ばれていて、本尊は普賢菩薩だったと伝わります。数年前までは千手観音(重文)が本尊でしたが修理完了と伴に東大寺ミュージアムに移されて、現在は収蔵庫に眠っていた十一面観音(重文)を本尊として招き、他にも数躯の仏像が安置されており、右端の厨子の中には小像の普賢菩薩騎象像が安置されています。(元々の本尊と伝わりますがどうでしょう?)こちらのお堂も有難い事に無料で拝観出来ます。
東大寺に来て、南大門の金剛力士像を観て、中門の隙間から大仏殿を眺め、念仏堂と四月堂の堂内拝観しても1銭も掛からないのです。(そんな人はいないでしょうけど。)
いつもは柿の葉寿司を買って帰るのですが、今回は東大寺境内の西側の通りにある千壽庵吉宗奈良総本店でわらび餅を買って帰路に着きました。
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