とうしょうだいじ|律宗
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楽しみ方唐招提寺のお参りの記録一覧(7ページ目)

奈良のお寺巡りで参拝させていただいております。
かの有名な鑑真和上の開かれたお寺です。鑑真和上が中国から日本に来られるお話をみるたびにスケールの大きさに感銘を受けます。
「自己主張」や「自己実現」といった「自」の話をムリヤリ聞かされることが多いこの時代に、鑑真さんのようなあえて乞われて、艱難辛苦にめげずに相手の願いを実行する方がこの国の歴史に名を残しておられることに感謝です。
人に信頼される、依頼される、力量を評価していただけることの価値を改めて学ばせていただけるお寺さんです。









【唐招提寺】鑑真和上が開いた律宗の総本山 ハートの“宝扇”に込められた慈悲の心
この日は奈良市内にある名所・旧跡を巡る観光バスツアーに参加。
有名な「唐招提寺」を訪れました。
唐招提寺は唐出身の僧・鑑真によって天平宝字3年(759年)に創建された律宗の総本山。
鑑真が晩年を過ごした寺であり、奈良時代に建立された金堂や講堂をはじめ、多くの文化財を有しています。
御本尊は盧舎那仏(国宝)で、千手観音像にやや遅れる平安時代初期に完成しました。
青空に映える本殿がとても美しい唐招提寺。
中学生の修学旅行以来でしたが、歴史のある建造物は歳を重ねてから眺めた方が奥深さをより感じられます。
唐招提寺で拝受したのは「宝扇」という長めの団扇。
鎌倉時代、唐招提寺中興の祖である覚盛上人が座禅中に団扇で蚊を追い払おうとした弟子に対して…
「自分の血を与えるのも菩薩行である」と戒めた徳を讃え「ハート形の団扇」を供えたことが始まりとされています。
覚盛上人の命日(毎年5月19日)には、中興忌梵網会法要の後、火難や病魔退散などを祈願し、長さ40㎝の宝扇が舎利殿からまかれる「唐招提寺のうちわまき」が行われます。
可愛らしいハート形の団扇(宝扇)は、厄除けや災難除けのご利益があるそうです。
いつかは舎利殿から巻かれる宝扇の姿を見たいものです。
※詳しくはブログ「郷土玩具の杜」をご覧ください。
https://folktoys.blog.fc2.com/blog-entry-580.html
入手日:2014年9月27日
掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下さい。

授与品:ハート形の団扇(宝扇)

授与品:ハート形の団扇(宝扇)

授与品:ハート形の団扇(宝扇)

授与品:ハート形の団扇(宝扇)

宝扇の説明

唐招提寺

759年日本から来た留学僧の求めにより伝戒の師(仏教において守らなければならない道徳規範や規則のこと)として4度の失敗ののち、失明という大きな傷を負いながらも5度目でやっと渡来できた鑑真和上が戒律を学ぶ人たちのための修行の道場を開きました。最初は「唐律招提」と名付けられ鑑真和上の私寺だったのですが、和上亡き後弟子によって築かれ天平文化を伝える貴重なお寺となりました。
境内はそう広くはありませんが、それがかえって落ち着いた雰囲気を醸し出し、森の中にたたずむ伽藍という印象を受けます。
井上靖著「天平の甍」はこの和上のお話を伝えた事で有名となりました。
先ごろの大修理により、様々な貴重な資料が発見され、さらにその注目度が高まりつつあります。
毎年、鑑真の命日である6月6日の開山忌の前後3日だけ御影堂が開き、座ったまま亡くなったという和上のお姿そのままを写し取ったと言われる和上像を拝観できます。御影堂には和上像の他、東山魁夷画伯の襖絵も拝観できます。
そして5月19日には「うちわ撒き」という行事があり、ハートの形をしたうちわが梵鐘より撒かれ、拝観に訪れた方々はそれを貰おうと手を差し伸べます。
また五月のGWあたりには珍しい瓊花(けいか)という花が咲きます。
日本では限られた場所でしか栽培されておらず、和上ゆかりの揚州の花なのです。
そして夏には唐招提寺蓮と言われるオリジナルの蓮が咲き乱れます。
奈良駅からバスでも来れますが、西ノ京駅からゆっくり歩いてくるのも一興です。面白い苗字の表札が見つかるかもしれませんよ。
正門
金堂
金堂
講堂
講堂
和上の墓所
和上のお墓
うちわまき
うちわまき
うちわまき行事の奉納雅楽
うちわまき行事の奉納雅楽
落慶法要の一部
落慶法要の一部
落慶法要の一部
瓊花
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