じょうらくじ|天台宗
常楽寺公式長野県 別所温泉駅
8:00〜16:00
境内に「常楽寺美術館」(1970年設立)が併設されており、寺に収蔵されている美術品が展示されております。2020年に開館50周年の大整理を行い、毎年、年に2回ほど企画展を開催しております。
安楽寺から徒歩で7分の場所にある常楽寺さんにお参りしてきました。本堂が茅葺き屋根で重厚感があります。境内の樹齢350年の松は地を這うように剪定され、見事な形と大きさです。
徒歩で移動中に、昔の郵便ポストを石で作ったポストが一般のご自宅前に設置されていたので👀珍しくて写真撮りました。
この寺は天台宗金剛山照明院常楽寺といい北向観音の本坊で、本尊は妙観察智阿弥陀如来、開山は慈覚大師と伝えられている。京都南禅寺の開祖大明国が正応5年(1292)に信濃の国塩田別所常楽寺で十不二門文心解を書写した文献があり古くから学間寺として名高く創建当時より名僧高僧がてこに銘をとどめている。いまの本堂は江戸中期の享保年間(1716~36)に建立されたもので別所三楽寺{常楽、安楽、長楽(消失)}の一寺として多くの信仰をあつめている。 看板より
立派なご自宅用ポスト
平安時代前期、慈覚大師円仁が開山したと伝わる古刹。茅葺き屋根、寄棟造の威厳ある本堂、国重要文化財「石造多宝塔」が見どころです😄
本堂前に立つ樹齢350年の御船の松✨枝ぶりが宝船に見えることから極楽浄土へいざなう霊木といわれている😊
直書き御朱印拝受しました😊
ありがとうございました😊
【信濃國 古刹巡り】
常楽寺(じょうらくじ)は、長野県上田市別所温泉にある天台宗の別格本山の寺院。山号は金剛山。本尊は妙観察智如来。近隣にある「北向観音」の本坊にあたる。石造多宝塔は国指定の重要文化財。
寺伝によると、平安時代初期の825年、七久里の里と呼ばれていた当地・別所温泉に観音菩薩が出現し、その霊地に菩薩を安置するため円仁(慈覚大師)が開創したとされる。鎌倉時代になると、塩田流北条氏により鎌倉仏教や禅宗文化が栄え、塩田荘は「信州の学海」と呼ばれ、当寺はその中核となり、安楽寺、長楽寺とともに「三楽寺」と称された。室町時代には僧・天祐が「信濃國霊験の奇は常楽寺を以て無双となす」と記すなど、中世信州で随一の学問寺として栄えた。江戸時代前期の1694年に長楽寺が廃絶すると、その伽藍の一部であった「北向観音」を当寺伽藍とするに至った。
当寺は、上田電鉄別所線・別所温泉駅の西方600mの小丘の上にある。緩やかな傾斜を登って行くと、その台地上の頂に境内がある。江戸時代中期の享保年間(1716年~1736年)に建立された大きな茅葺屋根の本堂を中心に、その周りは松の古木などの見事な庭園になっている。西側の本堂裏手には国指定の重要文化財になっている石造多宝塔、南側の大きな池のそばには常楽寺美術館と見どころがいっぱい。
今回は、天台宗の別格本山、石造多宝塔が国指定の重要文化財であることから参拝することに。参拝時は休日の午後、当寺は別所温泉宿泊者の観光地になっているようで、家族連れなど割と多くの参拝者、観光客が訪れていた。
境内入口の150mほど東の公道上にある<仁王堂>。
この石畳の参道は県道82号線上に起点があり、境内入口まで400m続く。
参道突き当りの境内入口全景。
もう少し高い場所にある駐車場から、本堂に向かう途中にある<寺号標>。
階段を上がると伽藍のあるエリアに辿り着く。
階段を登り切ったところからの眺め。突き当りは<本堂>。江戸時代中期1730年代の再建で、寄棟造、茅葺、正面中央に唐破風の向拝付。
参道の左手には見事な古い松の木。「御船ノ松」と呼ばれ、樹齢350年、長さ18m、幅10m、高さ6m、幹周12mとのこと。
<本堂>正面。本尊は妙観察智阿弥陀如来。
参道の右手にも、見事な古い松の木がある。
<本堂>入口。この入口の右手に<納経所>があり、御朱印はそちらにて。
<本堂>全景。間口は10間あり、長野県内の江戸中期後半の天台真言系本堂として屈指の規模とされている。
本堂の左側から裏手に向かう。
途中、通路脇にあった石仏群。なかなか見てて飽きない造形。
裏手通路の突き当りにある<石造多宝塔>(写真中央の最も大きいもの)。銘文によると、平安時代の825年に火焔の中から北向観音が出現したため、木造の宝塔を建立したが1182年に焼失した。のち鎌倉時代の1262年に石造の宝塔を造立し、金銀泥で書かれた一切経一部を奉納した、と説明にある。
<石造多宝塔>アップ①。石造多宝塔の類例は全国的にも少ないそうで、重要文化財に指定されているのは、本塔と滋賀県の小菩提寺の2基のみとのこと。
<石造多宝塔>アップ②。本塔の笠や裳階は、鎌倉時代の多宝塔の典型を示しているとのこと。塔身の部分には「弘長二年(1262年)四月五日」の文字が見える。
石造多宝塔を背にした眺め。しっとりとした感じが山岳寺院らしい。
本堂を後ろから見たところ。茅葺屋根の雰囲気が古刹らしくて良い。
本堂の南側にある<池>。向こうの建物は<常楽寺美術館>。
こちらが<常楽寺美術館>の入口。徳川家康が書写した「南無阿弥陀仏」の書、葛飾北斎の画、室町時代の阿弥陀如来像、宋の観音菩薩像などの宝物500点があるらしい。(今回は時間の都合で参観できず...(^_^;))
最後に<本堂>全景。重厚な歴史があって、見どころも多いが、この本堂だけでもインパクトが重文ある。(^▽^)/
北向観音堂の本坊。
北向観音堂が建立された天長二年(八二五)三楽寺の一寺として建立されました。
本堂裏の北向観音の霊像が出現した場所と言われています。
石造多宝塔は国の重要文化財となっています
名称 | 常楽寺 |
---|---|
読み方 | じょうらくじ |
参拝時間 | 8:00〜16:00 |
トイレ | あり |
御朱印 | あり |
限定御朱印 | なし |
御朱印帳 | あり |
電話番号 | 0268-37-1234 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
ホームページ | https://www.kitamuki-kannon.com/jorakuji/ |
SNS |
ご本尊 | 妙観察智弥陀如来 |
---|---|
宗旨・宗派 | 天台宗 |
創建時代 | 825年 |
文化財 | 石造多宝塔(重要文化財) |
ご由緒 | 北向観音堂の本坊。
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体験 | 国宝 |
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