はらえどのやしろ(しおがまじんじゃけいがいまっしゃ)
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陸奥国一宮『鹽竈神社』へ参拝に上がりました👏 見逃しがちですが、参拝の前に是非、訪れたいのが、境外末社である『祓戸社(はらえどのやしろ)』です。かつて神事や参拝に際して人々が身を清めた重要な場所でした。
【歴史と由緒】
◯創設年代は不明とされていますが、古くから存在していたと考えられています。
◯かつてこの社の周辺には「祓川(はらいがわ)」が流れており、参拝者はこの川の水で身を清めてから鹽竈神社へ参拝していたと伝えられています。現在は治水計画などにより埋め立てられ、川の流れを見ることはできません。
【ご祭神と現在の状況】
祓戸大神四柱(はらへどのおおかみよはしら)
• 瀬織津比売神(せおりつひめのかみ)
• 速開都比売神(はやあきつひめのかみ)
• 気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)
• 速佐須良比売神(はやさすらひめのかみ)
現在、祓戸社は大きな社殿ではなく、小さな石祠(せきし)が鎮座しているのみです。表坂(202段の石段)真向かいに、祓戸社を案内する石標が立っています。祓戸社は、鹽竈神社へお参りする前に心身を清めるための前斎の場であり、罪穢れを祓う重要な役割を担っていた、歴史的な意味合いの深い末社と言えます😊

祓戸社を案内する石標

祓戸社(小さな石祠です)

⭐️知られざるパワースポット③⭐️
『陸奥國一之宮 鹽竈神社』の境外末社に『祓戸社』があります。こちらも素通りされる方々がほとんどなのですが是非、立ち寄っていただきたい場所です😊
場所は鹽竈神社の表坂(202段の石段)の真向かい、融ヶ岡の際にある小さな石祠が『祓戸社』です。
祓戸大神四柱をお祀りしています。
◯瀬織津比売神(せおりつひめのかみ)
◯速開都比売神(はやあきつひめのかみ)
◯気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)
◯速佐須良比売神(はやさすらひめのかみ)
これらの神様は、私たちの身についた罪や穢れを祓い清める力を持つとされています✨
かつては、鹽竈神社へ参拝する前にこの祓戸社で身を清めるのが慣わしでした。また、夏越の大祓の神事もこの石祠の前で行われていたそうです。現在、夏越と大晦日の大祓式は、志波彦神社の手水舎の南側にある「祓所」で行われています。
小さな祠ではありますが、鹽竈神社にお参りの際には、ぜひ立ち寄って日頃の罪穢れを祓い清めてみてはいかがでしょうか😊




祓戸社の前には祓川が流れていましたが、
現在は治水計画で埋められてしまいました。
川が流れていた痕跡だけが残っています。

鹽竈神社に上がる前に境外末社の『祓戸社』を訪れました👏境外末社としては『御釜神社』が有名ですが祓戸社の存在は、お恥ずかしながら地元の私も見落としておりました💦鹽竈神社の案内にも載っていないため、ほとんどの方々が知らないのではないでしょうか。実際に大きな社があるわけでもなく、小さな石祠が鎮座するのみなので、見落としても仕方ない感じです。
場所は表参道(202段の階段がある)の道路を挟んで向かい側にあり、祓戸社を案内する「石標」があります。
祭神は『祓戸四柱大神』
瀬織津比売
速開都比売
気吹戸主
速佐須良比売
※鹽竈神社様側は公的に『祓戸四柱大神』をお祀り
しているとは言われておりません。なぜなのか🤔
私が崇拝する『瀬織津姫さま』がこの場所にいらっしゃったとは…感動🥹
昔はこの祓戸社で身を清めてから、鹽竈神社に参拝したそうです。石標の4面に刻まれている案内に書かれている内容は以下のとおりです。
【祓戸社】
「創設時期は、不明だが、表坂向い融ヶ岡の際にあった。旧暦六月三十日に半年間の罪穢を祓い清める夏越の祓(なごしのはらえ)(大祓式。茅の輪くぐり)が行われていた。現在この神事は、表坂の下で行われ、夏の風物詩となっている。」
【祓川(はらいがわ)】
ここには、川が流れていました。下流は新河岸川、新町川ともいい、泉沢が源流です。享保年間(1716~1736)に千尋淵の江尻を埋め立てて出来た川。鹽竈神社の流鏑馬の神事では、この川にて騎馬を清めたことがこの川の名の由来。
【融ヶ岡(とおるがおか)】
御前林、御飾林、愛宕山、江尻山ともいい貞観六年(864)に、陸奥出羽按察使として国府多賀城に下向した河原左大臣:源融(みなもとのとおる)が、塩竈の奇勝を愛しこの地に融公亭を建てたことが由来。南側に古代市場の鳥居原があった。
【油ヶ瀧】
江戸時代以前、裏河岸町の西端背後、融ヶ岡の北崖には、滝ががあったと伝えられている。名の由来は、水が油のように岩肌をぬめぬめと流れていたからか、ゆかりの融の字が読み替えられて、油が用いられたとも考えられる。
奥州一ノ宮『鹽竈神社』へ参拝にあがる際に是非、お立ち寄り下さい😊

祓戸社(はらえどのやしろ)を示す石標

祓戸社(はらえどのやしろ)

祓戸社(はらえどのやしろ)


左側の石柱は文字が読めそうで読めない🥲

融ヶ岡
源融(みなもとのとおる)が塩竈の眺望を楽しんだ場所

祓川(現在は治水工事により、川は埋められ、その名残りだけが残っています)

祓戸社を背にして、この裏道を港の方面に向かうと、ちょっと気になった2つの石碑が💦
向かって左側の石碑には「水神」と書いてあります。川があり、滝がある…瀬織津姫との関連性を感じます。

祓戸社を背にして、この裏道を港の方面に向かうと、ちょっと気になった2つの石碑が💦
向って右側の石碑には、「塩釜社」と書いているような?
写真












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