延寿院

宮城県 東照宮駅

全くの予備知識なしで行ったもので、山門→鳥居→本堂という造りに驚いた。

イボを取る神様として祀られているのだが、小石を神前か仏前に備えてください、と実に寛大さを感じた。
昭和20年7月に仙台も空襲にあっていると思うのだが、こちらは被害がなかったのだろうか。文久元年（１８６１）に再建されたものがそのまま残っている。
神仏習合の時代も感じる事が出来る。昔の様子を理解出来るような、そんな場所であった。

東照宮を背に歩くと川岸にぽつりと有り、ふと目に入ります。
また、桜の季節にはこの寺の枝垂れ桜が東照宮駅から線路の向こうに見えます。

中くらいのお堂2つで出来ているこぢんまりとしたお堂です。
境内にイボ取りの小石があり、その小石を借りてイボを擦ると落ち、
落ちたら新しい石と一緒にその石を返すのだそうです。
ザ・民間信仰という感じで見る度少しドキドキします。
返し忘れた時が怖くて、試した事はありませんw

知ってる全ての寺社に写真を付けたい運動の一環で寄ってきました。

正面からは失礼かなと思い、お堂の写真は省略しました。
イボ取り地蔵さんは大きな岩でした。

前は猫ちゃんが居たのですが、今日は居ませんでした。暑いからかしら。