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みょうかくじ|日蓮宗本山北龍華具足山

妙覺寺(妙覚寺)のお参りの記録一覧
京都府 鞍馬口駅

ジュン
ジュン
2021年12月03日(金)
462投稿

妙覺寺は室町時代、永和4(1378)年に四条大宮に創建されたお寺で、文明15(1483)年に
足利義尚の命により二条衣棚に移転、戦国時代は妙顕寺と同様に大規模な敷地をもっていたそうです。
13代将軍足利義輝、織田信長、伊達政宗など様々な人物の宿所になっていて、千利休による茶会も
開かれていたとのこと。
そして、何といっても、妙覺寺は織田信長の一番の定宿であり、信長が京都に来た20数回のうち18回も
妙覺寺に宿泊したのだそうです。本能寺には3回しか宿泊していなくて、その3回目に本能寺の変が
起こったそうで、その際、妙覺寺には信長の長男信忠が宿泊していたそうです。

地下鉄鞍馬口駅を出て、まずは上御霊神社に行き、地図を頼りに向かったものの、方向音痴なので
かなり迷いました。(^^;

妙覺寺は通常非公開の寺院で、春と秋に特別拝観を行っているようです。
令和三年度秋季特別拝観は「信長の茶会」
期間は、11月14日~12月5日まで。夜はライトアップも行っています。

妙覺寺(妙覚寺)の御朱印

御朱印は2種類あるようですが、見開きサイズで1枚の御朱印として頂くこともできます。
いずれも手書きで頂くことができます。

説明書きによると、法華経の中に龍女のお話があるそうです。女性が悟りを得て成仏することは困難とされていましたが、
八歳の龍女が修行者達の目の前でそれを実現してみせ、全てのものが仏となりうることを証明したそうです。
現在においても、性差別は重要な問題とされています。一人一人が自他を見直し、誰もが幸せになれる未来が
訪れることを願って「龍女」と染筆しているとのこと。

妙覺寺(妙覚寺)の山門
妙覺寺(妙覚寺)の本殿
妙覺寺(妙覚寺)(京都府)
妙覺寺(妙覚寺)の建物その他

信長の茶会を再現したもの。

妙覺寺(妙覚寺)の建物その他
妙覺寺(妙覚寺)(京都府)
妙覺寺(妙覚寺)の建物その他
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おっちゃん
おっちゃん
2023年02月26日(日)
3124投稿

過去記録
平成30年(2018年)2月25日(日)京都・北野天満宮と高槻の天神祭へ
京都市上京区の妙覚寺に参拝

妙覚寺は「京の冬の旅」で公開されています。日蓮宗の本山の一つ。開祖は日像(というのがこの寺での説明内容なんだが、一般的な理解は違うらしい。)。戦国時代の法華の乱などもあり、できてからあちこちに移転したとのこと。織田信長の宿舎としては本能寺よりも妙覚寺の方が多く使われたとのこと。
本堂に入って、びっくり!現代アート的なド派手なお釈迦様と四天王が並んでおられるではないですか。格好いい!と思えば格好いい。
ご本尊は南無妙法蓮華経の髭文字。
ここの庭は、お寺の庭によくあるような池や枯山水といったものはない。日蓮宗では「ありのまま」の庭にするのだとの説明。
開祖堂には日蓮や日像の像があり、その脇に今回の目玉の涅槃図がある。おお、確かにでかい!
釈迦如来の母親の摩耶夫人がお釈迦様の脇で泣いているのは珍しいなあと思ったんだが、解説によると、摩耶夫人が天から下りてくるのを描くのは江戸時代以降のやり方で、それより前は既に下りている姿を描いたとのこと。
涅槃図なのでいろいろな動物が描かれているのだが、あれ、猫の姿も。一般的には涅槃図には猫は画かれないので、猫を描いているとそれだけで東福寺のように観光ネタになるんだが、ここのお寺ではその点について特に説明もなく展示されているというのが面白い。

妙覺寺(妙覚寺)(京都府)
妙覺寺(妙覚寺)(京都府)
妙覺寺(妙覚寺)(京都府)
妙覺寺(妙覚寺)(京都府)
妙覺寺(妙覚寺)(京都府)
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