よしだじんじゃ
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楽しみ方吉田神社のお参りの記録一覧(5ページ目)

吉田神社は、京都府京都市左京区吉田神楽岡町にある神社。式外社で、二十二社(下八社)の一社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。祭神は建御賀豆智命(たけみかづち:武甕槌命)、伊波比主命(いわいぬし:経津主命)、天之子八根命(あまのこやね:天児屋根命)、比売神(ひめ)の4柱(「春日神」と総称)。斎場所大元宮は国指定の重要文化財。
社伝によると、創建は平安時代前期の859年、中納言藤原山蔭が平安京の鎮守神として、古くからの霊域であった当地・吉田山に春日四神を勧請したのが始まり。以来、朝廷の信仰も篤く、991年には朝廷から特別な奉幣を受ける「二十二社」の前身である「十九社奉幣」に列した。室町時代中期になると、神官の吉田(卜部)兼倶が「吉田神道(唯一神道)」を完成し、吉田山山頂に斎場所大元宮を造営し、吉田流神道の宗家として明治に至るまで神道界に影響を与えたとのこと。明治時代になると、近代社格制度の下、官幣大社に列格した。
当社は、京阪本線・出町柳駅の東南東1kmちょっとの、吉田山の西斜面にある。長い参道に広々とした境内、古風で豪壮な社殿、それぞれが立派な境内社など、どの要素を取っても二十二社の一社、旧官幣大社の格を感じさせてくれる。
今回は京都旅行の1日目で1社目、二十二社の一社、旧官幣大社、別表神社であることから参拝することに。参拝時は週末の午前中で、個人、少人数の参拝客のほか、集団で運動をしている学生やご老人衆など、様々な人が境内を利用していた。

東一条通の東の突き当りにある<一の鳥居>。鳥居は真西を向いている。

鳥居の右側には<社号標>。

参道を進んで、左側にある<手水舎>。この周りにも境内社がいくつかあるが、先に本社社殿を目指す。

手水舎の脇にある<二の鳥居>。ここから緩やかな階段を登って行く。

階段を登り切ると、左斜め前に境内が広がる(突き当りは小山、右側は池)。鳥居があるので目指して進む。

神域の入口にある<三の鳥居>。

三の鳥居の手前右側にある建物。

三の鳥居をくぐって、正面にある建物。後ろに<拝殿>がある。

<拝殿>全景。一般的な神社とは異なり、まるで神門のような造り。

拝殿から奥の<本殿>を望む。江戸時代前期の慶安年間(1648年~1651年)の建築で朱塗りの春日造。

拝殿は両側に透塀を備えている。

拝殿に向かって右側にある建物。<神楽殿>かな?奉納樽が多数置いてある。

神楽殿の右側には、境内社に続く階段がある。

階段を登ったところにある<神楽岡社>。地域の氏神、雷除神として有名とのこと。『延喜式神名帳』に記載のある「霹靂神」だとしている。

拝殿に向かって左手にある<社務所>。御朱印はこちら。

社務所近くから見た境内。真っ赤なモミジが美しい。

神域の外側にある<なで鹿>。

神門の外側にある<さざれ石>。

<なで鹿>の脇の階段を登ったところにある<若宮社>。本宮第三殿の祭神・天之子屋根命の御子・天忍雲根命(あめのおしくもね)を祀る。水徳神。

若宮社の階段の右手に、長い階段がある。

階段を登ったところにある<神龍社>の鳥居。

こちらが<神龍社>。吉田神道を完成した吉田兼倶を祀る。

神龍社の右手には山を登る坂道があり、<菓祖神社>の鳥居と社号標がある。

坂道と階段を登り切ったところに、もう一つの鳥居がある。

こちらが<菓祖神社>。御菓子の神を祀る。

菓祖神社に向かう坂道の右手に別の坂道があって、鳥居がある。

鳥居をくぐって坂道を途中まで登ると<山蔭(やまかげ)神社>がある。

山蔭神社境内から見える京都の街並み。

こちらが<山蔭神社>。料理の神を祀る。

坂道をさらに進むと、ひときわ広い場所に出る。こちらは本宮に対して<斎場所大元宮>という。

斎場所大元宮の<鳥居>。

鳥居の左側には<手水舎>。

斎場所大元宮の<社号標>。

斎場所大元宮の<拝殿>全景。茅葺屋根で味がある。

拝殿の奥に見える<斎場所大元宮>。吉田神道の根本殿堂で、天神地祇八百万神を祀る。

<斎場所大元宮>の建物は1601年の建立で、国指定の重要文化財。

<斎場所大元宮>の周りには、伊勢二宮をはじめ、全国の延喜式内社三千百三十二座を奉祀する。

<斎場所大元宮>を後にし、<山蔭神社>の脇を通って鳥居のところまで戻ると、眼下に<神池>が見える。

境内にある、末社の<三社社>。

帰り道、<二の鳥居>の脇にある<今宮社>。

鳥居をくぐると、すぐに<神楽殿>がある。

神楽殿の奥には、瑞垣で囲われた神域が一段高いところにある。

今宮社の左手にある<祖霊社>の鳥居。

こちらが<祖霊社>の本殿。境内社はそれぞれ立派で強い個性がある。(^▽^)/

令和2年9月、吉田山鎮座の吉田神社⛩️
貞観元年(859)の創建。文明16年(1484)創建の斎場所大元宮は重要文化財に指定。
両社の御朱印をいただきました🖌️



斎場所大元宮。
毎月1日と正月、節分に内院参拝可。

料理飲食の神を祀る山蔭神社


大元宮の御朱印

《二十二社詣りその18》
京の北東に位置する吉田神社です。

御朱印

《二の鳥居》
「大原野神社と吉田神社は兄弟社ですよ」
大原野神社の社務所にてお話を伺った際の神職さんの言葉です。

《手水舎》
大原野神社は長岡京遷都に伴い、吉田神社は平安京遷都に伴い、それぞれ奈良の春日大社より分霊を勧請したお社です。

《手水鉢》
吉田神社は859年に中納言藤原山蔭により京の護り神として創建されました。

《境内への階段》
以来、朝廷の信仰も篤く991年には二十二社の前身である十九奉幣社の一となっています。

《ご由緒書》
鎌倉時代以降は卜部氏(後の吉田家)が神職を務めていくようになったそうです。

《拝殿》
室町時代、家祖・吉田兼煕は自宅敷地を足利義満に譲ったことで知られ、吉田神社の社務であることにちなみ家名を「吉田」としたとか。

《本殿》
そして室町時代の中期、5代目吉田兼倶によって吉田神道(唯一神道)が創始されることとなります。

ここは本殿から少し離れた場所に鎮座する斎場所大元宮。吉田神道の根本殿堂とされ、元は吉田家邸内にあったお社から遷座されたと伝わります。

吉田神道には始まりの神:虚無大元尊神があるとされます。斎場所大元宮は吉田神道を体現し拠点とするために建てられました。

創建は1484年。
応仁の乱(1467~1478)で京は荒廃し時代は戦国へと向かいつつある頃でした。

《斎場所大元宮》(重要文化財)
主祭神:虚無大元尊神
始まりの神を中心に祀り、周囲360°を天神地祇八百萬神が取り囲むように祀られています。

全ての神がこの大元宮へ集まってるとされるがゆえに、お詣りすると全国の神社にお詣りするのと同じ効験があるとされます。

伊勢神宮の内宮と外宮も始まりの神を取り囲むように祀られています。

1590年、後陽成天皇の勅命により宮中にあった八神殿が大元宮の後方に遷座して祀られます。1665年には江戸幕府より全国の神社の神職の任免権を与えられるに至り、明治になるまで大きな権威を誇ったといいます。

しかし、明治に入り脱幕府・近代国家創設のため「政」と「祭」が朝廷に遷り、神道が国家の中心に置かれるようになるにつれ、伊勢神宮こそが日本の最上位の神社との認識が広まっていきました。

現在、斎場所大元宮は吉田神社の末社とされています。「変わってゆくもの」と「変わらないもの」。日本人が自然の恩恵に感謝して祈りを捧げることは今も昔も変わっていません。きっとこれからも変わらないことでしょう。
吉田神社より、節分祭。
「全国の神様を祭っている」斎場所大元宮は期間中のみ特別公開。
地元系のお参りなんで人出はあるけどやはり例年よりは若干少なめ。

いつもは門を閉ざしている「斎場所大元宮」が特別公開される。

この並んでいるのが全国の神様。地域別に分けられています。

鬼の彫り物。よく見ると実は鳥居の再利用。

吉田神社の恵方巻。これこそ正しく恵方巻だよなと。やっぱコンビニで売っちゃ駄目だよ。

ビッグお炊き上げタワー。

吉田神社の節分祭といえばコレ。福豆にクジがついてて後祭(4日)に番号が発表されるという宝くじ方式。


いっぱいいるけど混んでいる、というほどでもない。
寺社にもよるけど節分には前祭・本祭・後祭とあり、後祭は基本的に神事法要が中心でお祭り感あふれるお祭り、ではないのだけれど。
そんな中、今日いってきた吉田神社節分大祭の後祭なんですが。
吉田神社の山の上、斎場所大元宮の一般開放が節分の期間中。つまり本日まで。
本祭終わった後だしあちこち片付け中な反面、人少ないぶんゆっくりと滅多に入れない斎場所大元宮の中を参拝・見学できました。
一応今日までかざりつけ。
お焚き上げの最中でした。
福豆くじの景品たち。
本殿前。後祭とはいえ節分祭の期間中なのでこの仕様。
斎場所大元宮。神職さんが祝詞の最中。おわるまでしばし待つ。
普段は柵越しでしか拝めない斎場所大元宮の八角社。
熊手(アローラのすがた)
中央の八角社を挟むように建つ大量の摂社。
ここには日本全国の神様が納められている。
八角社のうらがわ。
さらに奥手にも小社が建つ。
中央の額は「日本国中三千餘座天神地祇八百万神」超要約するとここには日本の全ての神様がおられますよ、という意味。
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