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うつもちじんじゃ

宇都母知神社
神奈川県 門沢橋駅

社務対応時間/8:00~16:00(水曜定休、神職の研修・外祭等による出張の際は閉館)

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惣一郎
惣一郎
2021年05月18日(火)
1269投稿

宇都母知神社(うつもち~)は、神奈川県藤沢市にある神社。式内社で、旧社格は郷社。

創建は不詳。近世の『日本総国風土記』では、第21代雄略天皇3年(西暦459年)に祭祀が執り行われた記載がある。平安時代927年の『延喜式神名帳』に記載のある「相模国高座郡 宇都母知神社」に比定される。
鎌倉時代の1290年、執権・北条貞時が社殿を改築しており、江戸時代には当地領主・高木主水源正次が社地を寄進し本殿の改築を行った。
明治時代に入り、1873年に近代社格制度で郷社に列した。大正時代1923年の関東大震災により社殿等が全壊したが、3年後には全復旧し現在に至るとのこと。

当社は、小田急江ノ島線・湘南台駅の西5km弱の場所にある(すぐ近くに慶應藤沢キャンパスがある)。開けた農作地の横にある林の中に鎮座していて、周りに住宅などはあまりない。

今回は、相模国の式内社の1社ということで参拝。参拝時は週末の午前中で、宮司さん含め関係者が何かを作業していた中、自分以外にも参拝者が数人いた。

宇都母知神社の鳥居

境内入口の<鳥居>と<社号標>。社号標は板状の変わった形。

宇都母知神社の建物その他

鳥居をくぐると、社殿まで真っ直ぐの参道が伸びる。樹木の包まれ感が良い感じ。

宇都母知神社の手水

さらに進むと、参道左手に<手水舎>。

宇都母知神社の本殿

やがて現れる<狛犬>。年季が入った、毛が長くてずんぐりむっくりしたタイプ。

宇都母知神社の建物その他

狛犬の左方向にある新しい<社務所>。社務所左側が授与所になっていて、御朱印はこちら。

宇都母知神社の建物その他

狛犬の右手にある<宇都母知神社 郷土資料館>。有料。

宇都母知神社の本殿

まず参道突き当りの神明造の<拝殿>。躯体の木材は年季が入っているが、屋根は塗り直ししたてなのかビビッドできれい。

宇都母知神社の本殿

拝殿正面。造りはシンプル。本殿は分離型なのか幣殿との間から自然光が入る。

宇都母知神社の本殿

社殿全景。本殿も一体感があってきれい。

宇都母知神社の建物その他

拝殿の左隣にある<神輿殿>。

宇都母知神社の末社

拝殿のすぐ右隣にある<菅原神社>。学問の神様なので、手前に合格祈願の絵馬掛けがある。

宇都母知神社の末社

菅原神社の社殿。

宇都母知神社の末社

菅原神社の右隣にある<稲荷神社>。

宇都母知神社の本殿

稲荷神社の社殿。こちらも塗り直ししたてなのかビビッドな色。

宇都母知神社(神奈川県)

最後に社殿群全景。左から、神輿舎、本社社殿、菅原神社、稲荷神社。

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歴史

当社の創建時期は定かでないが、雄略天皇3年(皇紀1119年)に厳粛な祭祀が執り行われたという記録がある(『日本総国風土記』)。また、これまでに転社(移転)の記録はないが、同風土記では当社の鎮座地が「相模国鷹倉郡宇都母知郷」とある。なお、『延喜式神名帳』では「相模国十三座(式内社)の内 高座郡六座の内の一座 宇都母知神社」と記されている。
天慶2年(939)、大和国泊瀬より若日下部命の尊霊を遷座、相殿に合祀した。正応3年(1290)、鎌倉幕府八代将軍久明親王の執権である北条貞時が社殿を改築、さらに寛永4年(1627)、当地の領主である高木主水源正次が社地900坪(約3000㎡)を寄進して本殿の改築を行なっている。当社の呼称として、江戸時代には「大神宮」「神明宮」とも称されていた。
その後、明治6(1873)年12月には郷社に列せられた。大正12年(1923)の関東大震災により社殿(安政5年〈1858〉造)を含み全壊したが、3年後の大正15(1926)年9月には全復旧し現在に至っている。

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宇都母知神社の基本情報

住所神奈川県藤沢市打戻2662
行き方

小田急江ノ島線・相鉄いずみ野線・横浜市営地下鉄ブルーラインの湘南台駅西口より神奈中バス「宇都母知神社入口」下車 徒歩3分、神奈中バス「慶応中高等部前」下車 徒歩10分
JR辻堂駅北口より神奈中バス「慶応大学」下車 徒歩15分
けんおうどう寒川北ICより車で10分

アクセスを詳しく見る
名称宇都母知神社
読み方うつもちじんじゃ
参拝時間

社務対応時間/8:00~16:00(水曜定休、神職の研修・外祭等による出張の際は閉館)

参拝料

郷土資料館/大人300円 子供100円

トイレあり
御朱印あり

限定御朱印なし
御朱印帳あり
電話番号0466-48-9633
お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。
ホームページhttps://utsumochi-jinja.com/
SNS

詳細情報

ご祭神《主》天照大御神,稚産霊神,若日下部命
ご由緒

当社の創建時期は定かでないが、雄略天皇3年(皇紀1119年)に厳粛な祭祀が執り行われたという記録がある(『日本総国風土記』)。また、これまでに転社(移転)の記録はないが、同風土記では当社の鎮座地が「相模国鷹倉郡宇都母知郷」とある。なお、『延喜式神名帳』では「相模国十三座(式内社)の内 高座郡六座の内の一座 宇都母知神社」と記されている。
天慶2年(939)、大和国泊瀬より若日下部命の尊霊を遷座、相殿に合祀した。正応3年(1290)、鎌倉幕府八代将軍久明親王の執権である北条貞時が社殿を改築、さらに寛永4年(1627)、当地の領主である高木主水源正次が社地900坪(約3000㎡)を寄進して本殿の改築を行なっている。当社の呼称として、江戸時代には「大神宮」「神明宮」とも称されていた。
その後、明治6(1873)年12月には郷社に列せられた。大正12年(1923)の関東大震災により社殿(安政5年〈1858〉造)を含み全壊したが、3年後の大正15(1926)年9月には全復旧し現在に至っている。

体験祈祷お祓いお宮参り絵馬七五三御朱印お守り

Wikipediaからの引用

概要
宇都母知神社(うつもちじんじゃ)は、神奈川県藤沢市打戻に鎮座する神社。延長5年(927年)の『延喜式神名帳』に記載されている相模国の延喜式内社十三社の内の一社(小社)とされる。
アクセス
交通[編集] 小田急江ノ島線・相鉄いずみ野線・横浜市営地下鉄ブルーラインの湘南台駅西口より 神奈中バス(湘19):慶応大学・宮原経由 綾瀬車庫行、「宇都母知神社入口」下車、徒歩3分。 神奈中バス(湘25):ツインライナー急行・慶応大学行、「慶応中高等部前」下車、徒歩10分。 JR辻堂駅北口より神奈中バス(辻34):慶応大学行、「慶応大学」下車、徒歩15分。
行事
祭礼[編集] 本殿 1月1日 - 歳旦祭 9月15日 - 例大祭 11月15日の前の日曜日 - 七五三祭 11月最後の日曜日 - 新嘗祭(収穫祭) 12月30日 - 大祓
引用元情報宇都母知神社」『ウィキペディア日本語版』。
この版のURL:https://ja.wikipedia.org/w/index.php?%E5%AE%87%E9%83%BD%E6%AF%8D%E7%9F%A5%E7%A5%9E%E7%A4%BE&oldid=99611383
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