じゃくしみょうじん(じゃくしどう)
蛇苦止明神(蛇苦止堂)
神奈川県 鎌倉駅
いつでも参拝可能です
蛇苦止堂(じゃくしどう)は、神奈川県鎌倉市大町にある妙本寺の境内にある鎮守社。
鎌倉幕府の初代将軍・源頼朝に使える御家人・比企能員の娘で、2代将軍・源頼家の側室であった若狭局(わかさのつぼね)を祀っている。
将軍の跡目争いで比企氏が北条氏に敗れ、比企氏の若狭の局は一族とともには屋敷に追い詰められ、家宝を抱いて井戸に飛び込み自害した(1203年比企能員の変)。『吾妻鏡』によると、その半世紀後、北条政村(のちの七代執権)の娘が若狭の局に祟られ、蛇のような狂態を見せるようになったため、政村は鶴岡八幡宮の隆弁に加持祈祷をさせ娘を快復させるとともに、比企邸跡地に若狭の局を<蛇苦止明神>として祀る社を建立したとされる。
当社は、JR鎌倉駅から東に500mほどの場所にある妙本寺境内の隣(手前)にある。山裾から階段を上がった頂上に境内があり、小さめの社殿と、若狭局が飛び込み今も大蛇が棲むという井戸がある。
参拝時は週末の夕方で、妙本寺の参拝者はけっこういたが、当社まで足を延ばす人はいなかった。
妙法寺の<方丈門>の左方向にある坂道(階段)を登っていく。
長い階段を上がり切ったところから敷地全景。
参道右手にある、ちいさな<観音堂>。
観音堂の右手にある小さな社。
参道突き当りの堂宇。
<蛇苦止堂>の扁額。
堂宇の右側には池がある。
21.12.11。先の妙本寺さんの総門を入って、左手の小道を少し上がったところに鎮座。
妙本寺の守り神(鎮守)蛇苦止明神(じゃくしみょうじん)を祀るお堂です。
建仁3年(1203年)、比企能員(ひきよしかず)が北条時政邸で暗殺され、比企ヶ谷の比企一族は、北条義時らに攻められ滅ぼされた(比企の乱)。
二代将軍源頼家の側室であった若狭局(能員の娘)は、家宝を抱えて井戸に飛び込み自害したと伝えられている。
『吾妻鏡』によれば、文応元年(1260年)、北条政村(のちの七代執権)の娘は、能員の娘に祟られ、蛇のような狂態を見せるようになったが、鶴岡八幡宮の隆弁による加持祈祷によって快復した。
のちに政村は、比企氏の邸跡に、若狭局を蛇苦止明神として祀る当堂を建立しました。(後略)
〜Webサイト 鎌倉手帳(寺社散策)より〜
謂れ等を調べていると、何やらおどろおどろしい説があり、怖いもの見たさ⁉︎で通し読みしたが、自分は正直に言いますと蛇は苦手ですw
お堂への小道!
↓
参道。
蛇苦止堂。
観音堂。
↓
蛇苦止の井。
→若狭局が身を投げたという井戸!
標石には「蛇形井」!
境内の銀杏。
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