とまつじんじゃ
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富松城跡から東側へ300mほどのところに鎮座されています。
兵庫県神社庁HPによると、天平年代(729~748年)、聖武天皇勅願により僧行基がこの地を開拓したとき、23の坊をつくり堂塔を造営。
そのうちの一つとして、素盞嗚尊、薬師仏を祀り厄災除祈願所として造営されたとのこと。
平安時代(794~1185)には藤原摂関家の荘園を守る鎮守の社であったとされます。
戦国時代、このあたりは度々戦火に見舞われ、富松神社の社殿も何度か焼失したそうです。
江戸時代になると、尼崎藩主松平遠江守公、厄災除祈願所として特別の庇護を受け盛況を誇ったとのこと。
境内には大きな絵馬が飾られていて、富松の鬼「茨木童子」が描かれています。
節分祭にはこの「茨木童子」も登場して、豆まき行われるそうですよ。
境内には多くの参拝者がいるわけではないですが、地元の方がさりげなく立ち寄り手を合わせていかれる姿を見て、大切にされている氏神様なのだろうなと思いました。
なお車は鳥居の北側から境内に入って停めることができるそうですが、祭典等がある日は駐車不可となります。




拝殿

拝殿の扁額には主祭神の「素戔嗚尊」

拝殿内


御神木
樹齢500年の大楠
木の洞が「耳」の形に似ているので、参拝者の“願い”や“悩み”を聞いてくださる御神木と言われているそうです。


舞殿
毎年7月26日に富松薪能が行われるそうですが、去年に続き今年も中止とのこと



金福稲荷社

奈良春日社遙拝所

辯財天社

左 愛宕社
右 三社

左 金毘羅社
右 天神社

行者堂

御朱印

多田神社の次は、前から行こうと思っていた富松神社に参拝に行って来ました。
富松の鬼の茨木童子の伝説がらあります。
この子は生まれた時から髪の毛は生え揃い、目はキリッと鋭く光り、牙は生えていて、頭には角があり異様な姿を恐れて両親が大阪の茨木ですててしまいました。この子を拾い育てたのは酒呑童子で当時京都で大暴れしていた鬼でした。この子を一番の子分にしました。ある時、茨木童子は故郷の両親が病気にふせっている事を知り、見舞いに富松の里に戻りました。両親は驚きねあまり病気も治り、よく帰ってきてくれたと童子を引き入れダンゴを食べさせてもてなしました。
親孝行な心優しい鬼だったんですね。
御祭神は素盞嗚尊になります。
八岐大蛇を退治された勇敢な神様です。
家内安全、厄除開運、開拓と農業の神様です。

富松神社の由緒書き

入り口の鳥居

干支の寅の大絵馬

本殿

稲荷神社

天満宮社



愛宕社

神社の説明板

御朱印を頂いた時に一緒に頂いた栞の表面

裏面
授与品
授与品をもっと見る|富松神社の基本情報
| 住所 | 兵庫県尼崎市富松町2-23-1 |
|---|---|
| 行き方 | (神社ホームページより引用) ■阪急神戸線 塚口駅(南口より)
|
| 名称 | 富松神社 |
|---|---|
| 読み方 | とまつじんじゃ |
| 御朱印 | あり |
| 限定御朱印 | なし |
| ホームページ | https://hccweb1.bai.ne.jp/tomatsu-no-mori/ |
| 絵馬 | あり |
詳細情報
| ご祭神 | 《主》須佐男命,《配》応神天皇 |
|---|
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