艮神社

広島県 福山駅

【艮神社（うしとらじんじゃ）】
　艮神社は、広島県福山市北吉津町に鎮座します。平安時代、福山が藤原家の荘園として栄えていた当時（天永年間、西暦１１１０年頃） 須佐之男命を祀る「牛頭天王社（ごづてんのうしゃ）」として（牛頭とは須佐之男命の呼称）、福山市木之庄町に建立されたのがはじりとされます。1334（建武元）年、今の地に、伊邪那岐命を併祀し、秋津洲神社（あきつしまじんじゃ）と改称されました。その後、福山城築城の際、城郭の鬼門（艮）を鎮める守護社とされ、明治以降、現在の御社名「艮神社」となり、福山の鬼門守護神、厄除神として崇敬されています。

－祭神ー
①須佐之男命（すさのおのみこと）…伊邪那岐命が黄泉の国より帰還し、禊（みそぎ）を行った時に、姉：天照大神、兄：月読命と共に生まれた神。蘇民将来という名の民を、茅の輪を持たせる事で疫病より救ったという神話（茅の輪くぐりの元）が備後国の風土記逸文にあります。牛頭天王。天道神。
②伊邪那岐命（いざなぎのみこと）… 女性の伊邪那美命（いざなみのみこと）とともに、国づくりを行った神。

　2022年一番オススメの開運神社として「マツコの知らない世界」で紹介されて、翌年、厄除けで参詣した神社です。2度目の参詣です。こじんまりと美しい境内が印象的。まだ、紅葉が残っていました。

御朱印直書きでいただきました

福山八幡宮のすぐ近くに鎮座されています。