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てぢからおじんじゃ

手力雄神社の境内・文化財
公式岐阜県 新加納駅

本殿一間流造
文化財

狛犬(県重文)天正9年5月(1581)(非公開)
本殿(市重文)延宝2年(1674)再建 見学可
彫刻「左右の龍」(市重文)見学可
織田信長禁制(市重文)永禄10年(非公開)
獅子頭(市重文)延宝8年(1680)(非公開)
古墳(市史跡)(古墳時代後期円墳) 見学可
織田信長公的場桜・弓掛桜(市史跡) 見学可

境内詳細情報

境内社

八幡社

1674年 延宝2年 石清水八幡宮より勧請
祭神 八幡大神 / 例祭日 9月23日

延宝2年 本殿再建にともなって側神様として祀られます。
京都 石清水八幡宮より勧請したと伝わります。
広大無辺のご神徳ですが、特に厄除開運の神として源氏に崇敬されたのは有名です。

稲荷社

1674年 延宝2年 伏見稲荷大社より勧請
祭神 宇迦之御魂大神 / 例祭日 3月第3日曜 初午祭

延宝2年 本殿再建にともなって側神様として祀られます。
京都 伏見稲荷大社より勧請したと伝わります。
もともと、現在の秋葉社に祀っておりましたが、霊験あらたかな神慮により現在地へ遷座。
赤鳥居がならぶ様子は、京都伏見本社をしのびます。

秋葉社

1978年 昭和53年 秋葉山本宮秋葉神社より勧請
祭神 火之迦具土大神 / 例祭日 1月第2日曜 秋葉祭 、 左義長神事

昭和53年、稲荷社移転にともない、あらたにご神慮により勧請されました。
火防の神として火之迦具土大神をお祀りします。

子護薬師社

1653年 承応2年 薬師如来を勧請
祭神 薬師大神 / 例祭日 8月第2土曜 薬師祭 、 茅の輪神事 (夏祭)

承応2年 村中にて疫病が流行り収め鎮めるために祀られた仏さまです。
牛頭天皇と一体視され、明治以降、神仏分離令を免れて今日までお祀りされます。
疾病を治癒し、寿命を延ばし、災禍を消去し、衣食などを満足させるとして、夏祭として、薬師祭を行い、茅の輪神事を例祭に合わせて行います。

福徳龍神社

鎮座不詳
祭神 福徳龍神 / 例祭日 8月第2日曜 龍神祭 / お焚き上げ式 (夏祭)

霊験あらたかな神慮により現在地へ遷座。
龍神をお祀りします。
水の流れは、気の流れを司り、開運のご神徳として特に福徳の名のもとに、財を成すと伝えられます。

この台座は、かつて境内にあった井戸の台座です。
この井戸の中に、本殿の龍がひそんでいたと伝わります。

高徳福龍神社

鎮座不詳
祭神 高徳副龍神 / 例祭日 8月第2日曜 龍神祭 / お焚き上げ式 (夏祭)

霊験あらたかな神慮により現在地へ遷座。

龍神をお祀りします。
水の流れは、気の流れを司り、開運のご神徳として特に高徳の名のもとに、人徳をもたらすと伝えられます。

佐多稲荷社

1674年 延宝2年 伏見稲荷大社より勧請
祭神 佐田彦大神 / 例祭日 3月第3日曜 初午祭

稲荷社の参道入口に鎮座する神社。
延宝2年 本殿再建にともなって側神様として祀られます。
京都 伏見稲荷大社より勧請したと伝わります。
もともと、現在の秋葉社に祀っておりましたが、霊験あらたかな神慮により現在地へ遷座。
伏見稲荷大社の中社に祀られる佐多彦大神を祀ります。

史跡・文化財

磐座

時代 古代
〇拝観自由 時間指定なし

本殿裏の石山には巨石がいくつか見られ、そのうちの一つに注連縄が張られた岩があります。
この岩は真幣岩(みてぐらいわ)とよばれ古来から大切にされてきました。
この地域では、山に囲まれており、川が流れ、その恵みにより田畑が潤います。
かつて先人たちは自然の中に生命の根源を見い出しました。
岩を拝することで、山々を拝し子々孫々の繁栄をいのりました。 
美濃国神明帳には、従五位下に真幣明神(みてぐらみょうじん)と記載されており、御神体であり当社のはじまりの岩です。

古墳(市指定史跡)

時代 古墳時代
〇拝観自由 時間指定なし

各務原市には、かつて600基以上の古墳が存在し、この神社周辺には山日向古墳群として16基が存在しました。
本殿東西の両脇に位置するのが円墳です。
両古墳とも直径18m、12mの大きさで横穴式石室を備えた古墳です。
早くに開口していたため出土品はありませんが6世紀頃と推定されます。
現在、会館の建つ場所では、円墳が発掘されており勾玉が出土したと伝わります。

木造狛犬

時代 1475年 文明7年 
●拝観不可 

室町時代、この地域を治めた薄田氏により奉納されたと伝わる狛犬。
顔、胴下部分が欠損している。
木製の狛犬は『慈能』と刻銘されている。
この慈能とは、薄田源左衛門藤原祐貞のことであり、地域内少林寺などにも名前の残る。
かつて長塚宮と刻銘の残る梵鐘があり、現在は県重文に指定されており笠松町無動寺に保管されている。

織田信長公ゆかりの伝説

時代 1567年 永禄10年

織田信長は、天下統一を掲げ手始めに稲葉山城(岐阜城)を目標に美濃攻めを行った。
信長は敵ならば神社仏閣であろうと容赦なく焼き打ちにしており、各務原に攻め入った際にも那加にある少林寺・法円寺が焼き打ちにあった。当社にも攻め入り朝靄の中、兵たちが神社に火矢をかけようとした時、突然一陣の風が吹き荒れ霧が立ちこめた。その時、信長は目がくらみ息苦しくなり手足の自由を失い落馬してしまった。大神の力と思い信長は参拝し自分の罪をわびた。
すると、霧はたちまちに晴れ信長は手足の自由も戻ったという。
これ以後、ご神徳を崇め信長は厚く手力雄神社を敬うようになった。信長は当社を崇敬し各務野原近里(現在の自衛隊岐阜基地西半分・市役所敷地・尾崎団地・那加地区)1300町歩の地を除地に付している。その後も永く社領として続き1875(明治8)年地租改正の際、県に接収されそうになったが、西市場赤座源右衛門が古文書等をもち民有地であるのを立証して認められている。 
信長公関連 (信長公禁制)(信長弓掛桜・的場桜)(区域1300町歩の社領)

織田信長公禁制文(市重要文化財指定)

時代 1567年 永禄10年
●拝観不可

禁制とは、権力者が領地における禁止事項を公示した文書です。
永禄10年、織田信長公は岐阜城を攻略し美濃国を制覇しました。各務野西部の土地1300町歩(2万㌶)を寄進した際に発せられたものです。
信長の名の下には花押もみられます。

織田信長公弓掛桜(市指定史跡)

時代 1567年 永禄10年
〇拝観自由 時間指定なし

永禄10年、織田信長公は岐阜城を攻略し美濃国を制覇しました。
御礼参りを果たした信長公が弓術奉納を行ったと伝わります。
弓をかけた桜と的にした桜をそれぞれ、弓掛桜(写真左)的場桜(写真右)として保存されています。

※織田信長公ゆかりの桜プロジェクト

織田信長公的場桜(市指定史跡)

時代 1567年 永禄10年
〇拝観自由 時間指定なし

永禄10年、織田信長公は岐阜城を攻略し美濃国を制覇しました。
御礼参りを果たした信長公が弓術奉納を行ったと伝わります。
弓をかけた桜と的にした桜をそれぞれ、弓掛桜(写真左)的場桜(写真右)として保存されています。

※織田信長公ゆかりの桜プロジェクト

鳳輦

時代 1567年 永禄10年
★拝観 4月29日のみ 例大祭神幸祭時

鳳輦は、信長公の奉納と伝えられます。
例大祭にて、神さまをお乗せし御旅所までお渡りし神幸祭を行います。
さらに、そこからご分霊を榊馬に乗せ、町内を巡行したと伝わります。
六角形の形状をしており、金具には桐紋、三つ巴紋のかつてのご神紋が見られます。
 

石造狛犬(県重要文化財指定)

時代 1581年 天正9年
●拝観不可 博物館寄託中

天正9年(1581年)奉納の刻銘が残ります。

為武運長久息災延命也 天正九年辛巳五月吉日
 奉寄進大明神御宝前 施主備後国渋川出雲守

この狛犬は、当時織田信長公が治める時期と重なり、信長公への恭順の意図がみられます。
共通した特徴をもつ、伊奈波神社所有の狛犬とともに県重文に指定され、笏谷石(福井県)の造りで当時狛犬の奉納が盛んであった推測できます。

田遊唄(巻物)

時代 1583年 天正11年
●拝観不可

赤鳥居(移設)

時代 1659年 万治2年
〇拝観自由 時間指定なし

本殿(市重要文化財指定)

時代 1674年 延宝2年 再建
〇拝観自由 時間指定なし

本殿(ほんでん)と呼ばれる建物は神さまのお住まいです。

延宝2年(1674年)に再建と伝わる建物は、各務原市内では最古の木造建築です。
前に屋根を支える向拝柱を構え「一間社流造(いっけんしゃながれづくり)」と呼ばれる豪華な造りをしています。
屋根はヒノキの皮を剥ぎ、幾重も重ねて葺かれる「檜皮葺(ひわだふ)き」と呼ばれる造りです。
また、細部まで精巧な彫刻が施されています。

龍の彫刻(市重要文化財指定)

時代 1674年 延宝2年
〇拝観自由 時間指定なし

本殿の海老虹梁に巻き付けられた彫刻です。
東西に1対として配置され、本殿を守護しています。
彩色が施された2体の龍は大変精巧な造りをしています。

あまりにも生き生きとした造りに、夜な夜な抜け出して田畑を荒らした龍の伝説が伝わります。

龍の伝説

時代 1674年 延宝2年


昔話「手力雄神社の龍」

むかし、手力雄神社に毎日、朝早く暗いうちにお参りするおじいさんがあった。
その日も朝早く、
「このごろ、畑を荒らされて困っております。どうぞ畑を守って下さいまし。」
と、お参りをして帰ろうとすると、古井戸の方で、バッチャン、バチャ、ピチャと音がする。暗くてよく見えないが、何やら大きなものが動いている。そうっとすかして見ると、何と驚いたことに龍だ。龍が井戸から頭を出して体をうねらせている。びっくりしたおじいさんは、腰を抜かさんばかりに家へ逃げ帰った。怖いもの見たさはだれにでもあるもの。おてんと様がのぼってから、井戸の周りがぬれていて、龍のらしい足跡がついていた。
そこで、おじいさんが近所の人に話したら、もう村中が大騒ぎになった。大勢の人が古井戸の周りに集まってきた。
「この足跡なら、こないだわしんとこの畑にもついちょったぞ。ひっどう畑をあらしゃがって。」
「龍なんぞ、どこから来たんやろ。」
と、みんな口々に言い合っていた。その中の一人が、お拝殿の上の木彫りの龍を見上げ、
「見りゃあ、見る程、本当によう出来た
 龍や。 生きとるみたいやなあ。」
と言った。そして、
「おい。この龍、ちょっと変やないか。」
と、大声を張り上げたので、みんなが
寄って来た。
「あれ。ちょっと体がしめっとらへん
 かな。」
「そういや、そうや。そうしると、
 この龍の仕業やったんやろうか。」
「まさか。」
村人たちはキツネにつままれた思いで二頭の龍を眺めていた。突然おじいさんが言った。
「あっ、左側の龍が持っとった玉がないぞ。」
「玉なら、こっちの龍が持っとるわ。」
こんなことがあってからも畑はたびたび荒らされたそうだ。丸池や境川へ行く畑はもうぐちゃぐちゃ。そのたんびに、おじいさんは龍が持っている玉を見に行った。
(今日は左の龍が持っとる。やっぱ、この彫り物の龍やったに違いない。)
と、おじいさんは思い込むようになった。
村人たちもおじいさんの言うことがもっとものように思えて、寄り合う度に、
「なんぞ、ええ考えはないもんかなあ。龍は神様のお使いかもしれんし・・・・・。」
村人と神主さまは、よくよく相談の上、お拝殿の龍が二度と出歩けんようにと、目玉に大きな釘を打つことにした。祟るとおそがい(岐阜弁で 怖い、恐ろしいの意)でようくおはらいをしてもらったそうや。
それからは、龍を見た人も足跡を見付けた人もなかったそうや。
(那加のむかし話 手力雄神社の龍 より抜粋)

獅子頭(市重要文化財指定)

時代 1680年 延宝8年
★拝観 4月29日のみ 例大祭神幸祭時

木造の獅子頭は、延宝8年(1680年)に和泉国大鳥郡堺の定勝の作で色彩が残ります。
例大祭の神幸祭には祓主の後を進み道中の露祓いをいたします。
獅子頭は、4月29日の例大祭のみ出御します

拝殿

時代 1682年 天和3年
〇拝観自由 時間指定なし

手水舎

時代
〇拝観自由 時間指定なし

石燈籠

時代 
〇拝観自由 時間指定なし

石鳥居

時代 
〇拝観自由 時間指定なし

編集:手力雄神社公式
最終更新: 2022年06月14日(火)

目次

境内社史跡・文化財

手力雄神社の境内・文化財の写真一覧

鳥居

狛犬

手水

本殿

本殿・本堂
本殿・本堂
本殿・本堂
本殿・本堂
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