七夕まつり準備（其の５）

笹飾り用に、折り紙で「着物」の飾りをつくっています。七夕の風習は、「棚機（たなばた）」という日本にもともとあった風習と、「織姫・彦星の物語」、そして、中国から伝来した「乞巧奠（きこうでん）」が合わさったものと考えられています。。

◉ 棚機（たなばた）
乙女が着物を織って棚に供え、神様に秋の豊作などを祈る神事で、その時に使われたのが「棚機（たなばた）」という織り機でした。

◉ 織姫と彦星の物語
皆さんご存知でしょうから、割愛します。

◉ 乞巧奠（きこうでん）　
織姫と彦星の物語にも関係しており、７月７日、織姫星にあやかって祭壇に針などをそなえ、機織りや裁縫の上達を祈る中国の風習です。やがて、芸事や書道などの上達も祈願するようになりました。

これらが合わさったのが、日本の七夕行事です。全てに関係するのが、機織り・裁縫ですので、先ずは、「着物」の飾りを大量生産している次第です。



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