過ぎし半年の無事を感謝し、残り半年の平穏を祈る「夏詣」の一環として、7月1日から15日まで「七夕まつり」を開催いたしました。
今は、月遅れの8月15日を中心に「お盆」を行う地域が多いかと思います。そのため「お盆は7月15日」と意識している方は少なく、「お盆」と「七夕」の関係性は薄れてしまいました。
しかし「七日盆」という言葉もあるように、旧暦7月15日のちょうど一週間前「七夕」の頃から、お盆の準備を始める風習がありました。
言わば、七夕は、お盆の入り口(先祖迎えの日)
水を浴びて身を清めたり、梅雨どきに井戸の底に溜まった泥を取り除いたり、お墓掃除をしたり、七夕は、お盆にご先祖様を迎える前の「お清めの日」でもありました。
また、盆踊りの際に「笹」を持って踊る地域もあったそうです。「笹」は「依り代」で、ご先祖様は踊り手達が振る笹を目当てに帰ってくると考えられていたようです。
こうした「お盆」と「七夕」の関係を伝えていくためにも、お盆が「月遅れ」なら、七夕も「月遅れ」で行いたいと考えて、七夕まつり「第二期」を以下の通り行います。
七夕まつり【第ニ期】 8月1日 〜 8月15日
・境内飾りつけ(吹き流し・風鈴・のぼり・提灯 など)
・七夕短冊のルーツ「五色の梶の葉飾り」を飾りつけ
・祈願短冊の準備
・笹飾りの設置( 8月6日頃 〜 8月15日 まで )
・風鈴の絵柄の御朱印を頒布
・茅の輪守、災難除け守の授与
・夜間ライトアップ(検討中)
密集・密接を避けるため、特段の催し事はありませんが、ひとつひとつ心を込めて飾りつけいたします。
神さまのお庭の七夕の雰囲気をお楽しみいただくとともに、ご先祖様に思いを馳せ、今あることに感謝し、忙しい毎日の中で自分を見つめるちょっとした契機となれば、幸いです。
引き続き、8月末日まで「夏詣」期間です。感染症の急拡大もあり、なかなか声を大にして言えませんが、感染症対策をととのえて、皆さまのご参拝をお待ちしております。
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