いちきしまじんじゃ
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海のない岐阜県にもかかわらず、浦島太郎伝説のある神社。
ここから少し上流の対岸には桃太郎神社もあるという、なんだか夢のある地域です。
「木曽川の龍宮ヶ淵(各務原市鵜沼)に、信州上松出身の太郎という漁師がいた。
釣りながら居眠りしていると夜更けに枕元に絶世の美人があらわれ結婚を求められる。
一度は身分違いを理由に断ったが、安芸の宮島で結婚式を挙げるので、この箱をもって待っていてほしいと言われ安芸へ行く太郎。
厳島で長い歳月待ったが美人は現れず失望してこの地に戻り、箱を開け7日間放心。
夜中に美人があらわれ、『私は摩免戸(前渡)の弁財天である。寿命を試そうと734年前に箱を渡した。開けなければ若いまま長生きできたのに』と言ってたちまち消えてしまう。
この神社は延命長寿・縁結びの御利益があると参拝者が絶えない。」
読んでみたらこんな感じの事が書いてありました。
世に知られる浦島太郎はこの太郎の事で、箱を持って釣りをしながら何年も待ち続ける太郎が、厳島神社の浦に住んでいたため浦島太郎になった、と書かれています。
結婚すると言って734年も待たせる方も待つ方もすごい…。
そして結局結婚なんか口実でどんだけ生きるか見たかっただけ。
神様は厳しいですね…。
色々ビックリするけど、私は、こういう伝説は事実かどうかは特に気にしないです。
小さな神社でしたが、なかなか壮大な伝説でした。
歩道のギリギリに立っています。
急な階段
ちょうど木の枝にぐるっと包まれる感じになっていて気持ちがいいです。虫もすごい飛んでますけど。
弁天岩の上の神社
ステンレスの丈夫な扉。
<由緒書>
歴史
「承元建暦年間の創祀と傳へらるも不詳。
木曽川の辺り龍宮ヶ城(鵜沼町伊木山の下木曽川の巻辻)へ承元年間に市杵島姫之守御出現あり。
浦島太郎木曽の上松在の住人とあり)安芸の宮島に於いて祝言すべく玉手箱を授け給ひし伝説を以て知られ有名なり。」
(岐阜県神社庁)
名称 | 市杵島神社 |
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読み方 | いちきしまじんじゃ |
詳細情報
ご祭神 | 《主》弁財天,市杵島姫之神 |
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ご由緒 | 「承元建暦年間の創祀と傳へらるも不詳。
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体験 | 伝説 |
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