えいほうじ|臨済宗南禅寺派|虎渓山
永保寺岐阜県 多治見駅
入山可能時間 7:00~17:00
御朱印受付 9:00~16:00
御朱印・神社お寺の検索サイト
楽しみ方失われた(休止中)霊場の複数が登録されていますが現状は不明な事が多いです。

【岐阜県 多治見市】(えいほうじ)☆お奨めの霊場☆
愛知県と岐阜県を跨ぐ「濃尾平野」の北東に位置する臨済宗南禅寺派の寺院です。
国宝の建物のある名勝庭園としては、日本最大の面積とのことです。
3年ほど前に中学生以来の友人が「東海地方で一番のお奨めは?」と尋ねました。
とても難しい質問でしたが、意外にも「即答」してしまった覚えがあります。
「2番3番は難しいけど、1番は『永保寺』かな?」と応えました。
あれから突然に「参拝に付き合ってほしい」と電話があり出かけた次第です。
紅葉も終盤でベスト・シーズンとは言えませんが友人も感動していただきました。
自身は何度目かの参拝ですが「令和」になってからは初めてでした。
京都の西芳寺や天龍寺などを手掛けた「夢窓礎石(国師)(むそうそせき)」の作で、
元々の岩山や滝を活かした本当に美しい庭園です。
少し調べてみると国師は建治元年11月1日生まれとのことです。
(すごい全て「1」並び)
潜在的に「1番」に思い浮かべる寺院である訳だったのかもしれません。
方丈:中央は、志野・織部釉を施した陶製の灯籠
無際橋(むさいきょう)
⇒現在は老朽化危険を理由に「通行禁止」
⇒通行できた頃につけられた「落書き」が悲しいことです。
六角堂:「自然の中の悟り場」
⇒元々の岩山地形を利用した庭園
臥龍池(がりょういけ):夢窓国師の傑作です。
開山堂:国宝(室町時代)
西出入口:寺号標
西国三十三観音石像
⇒今回初めて探索してみました。
虎渓公園:多治見市の眺望が臨めます。
再び「臥龍池」:美しい
観音堂:国宝(室町時代)
⇒檜皮葺の屋根の「反り具合」・・・本当に美しい
稲荷社
大イチョウ
鐘楼門
方丈内部
六角堂より観音堂
⇒檜皮葺の美しさがよく見られます。

臨済宗南禅寺派 虎渓山 永保寺
国指定名勝永保寺庭園をぜひ見てみたいと思って参拝。
JR中央本線「多治見」駅から歩くと30分ちょっと。
タクシーやバスに乗っても良かったのですが、途中の寺社にも寄りたい!と思ったので思い切って歩くことに。
ただこの日の気温はおそらく37~38℃。 熱中症アラートも防災無線で流されていて、当然街中は誰も歩いていませんでした。
永保寺に着くころには汗びっしょりになっていましたが、樹齢700年の大銀杏の下で汗が引くまでしばらく休憩。
そして本堂へお参り後、御朱印帳と御朱印2種をいただき、庭園内をゆっくりと散策させていただきました。
こんなに素敵な庭園に無料で入らせていただけるなんて!と感動しつつ、ここまで晴天にならなくても・・・と贅沢な愚痴をこぼしながら休日を満喫させていただきました。
<略縁起>~永保寺HPより~
山号は虎渓山。虎渓の名称は景色が中国廬山の虎渓に似ていることによるといわれています。
1313年(正和2年)土岐氏の招きを受けた夢窓疎石が長瀬山の幽境に庵居しこの禅寺を開創されましたが、1317年(文保1年)夢窓は同門の元翁本元(仏徳禅師)に寺の後事を託して上京されました。
1335年(建武2年)夢窓が臨川寺(京都)開山となられたとき、永保寺開山は元翁本元に改められました。
元翁の寂年は1331年(元弘1年)で、開山となられたときにはすでに遷化されていましたが、元翁の塔所である南禅寺正的庵末寺の五山派寺院として展開しました。
しかし文明期以後には衰微しましたが、江戸時代の1746年(延享3年)には末寺28ケ寺、孫末寺1ケ寺を有し、山内塔頭(たっちゅう)の輪番によって住持をつとめ護持されてきました。
現存する開山堂と観音堂は国宝に指定され、両堂には南北朝期から室町初期における歴代住持や檀那の位牌が納められ、開山堂には元翁本元と夢窓疎石の木像が安置されています。
絹本着色千手観音像(重要文化財)のほか、夢窓や元翁の墨跡など数多くの文化財を所蔵し、観音堂前の庭園は臥竜池と称する池に反り橋の無際橋が架かり、浄土教的庭園の様式を感じさせる名庭で、国の名勝に指定され、建築・庭園・墨跡など禅の美術で注目される禅寺です。
また近世末期には白隠慧鶴の一系に属する春応禅悦(霊機神応禅師)により僧堂が開かれ、雲水が禅の修行に励む臨済宗南禅寺派の専門道場(虎渓僧堂)を併設しています。
国宝の観音堂越しに永保寺庭園を一望
無際橋
臥龍池に架かる橋で、此岸と彼岸を結ぶ橋とされています。
左側が彼岸で観音堂があります。
無際橋を此岸側から。
もちろん実際に渡ることができます。
無際橋の中央には屋形があります。
順番が前後しましたが、県道381号線多治見八百津線の永保寺入り口交差点に建つ寺標。
ここから歩いて5分ちょっと。
車の場合は、少し進んだ左手(JR中央本線踏切手前)に無料の駐車場があります。
永保寺近くにあった獅子吼庭という庭園がありました
ようやく永保寺到着です。
まっすぐ進むか、左側から入るか迷った末にまっすぐ進むことに。
ここまで日陰がなかったため、吹き出す汗を拭いながらゆっくり進みます。
ちなみにさきほど悩んだ分岐点を左に進むと黒門とよばれる小さな門がありました。
方丈(本堂)
方丈内
虎渓山専門道場
臨済宗南禅寺派の雲水修行のための専門道場
天厨院(庫裡)
大銀杏
永保寺の開山である仏徳禅師が約700年前にお手植えされたそうです
鐘楼
御朱印などはこちらでいただきます
方丈前からの景色
国宝 観音堂(水月場)
正和3年(1314年)夢窓国師による建立。
永保寺ご本尊の聖観世音菩薩像が祀られています。
毎年3月15日に宝物公開されるそうです。
梵音巌
観音堂のすぐ横になります
梵音巌の上に建つ六角堂(霊擁殿)
千体地蔵が祀られているそうです。
六角堂
これ以上は近づけませんでした。
国宝 開山堂(僊壺堂)
文和元年(1352年)足利尊氏により建立とされています。
座禅堂
永保寺の東を流れる土岐川
帰り際、駐車場にある案内所でかき氷を食べて一服。
御朱印帳












| 名称 | 永保寺 |
|---|---|
| 読み方 | えいほうじ |
| 参拝時間 | 入山可能時間 7:00~17:00
|
| 参拝にかかる時間 | 駐車場から往復で45分位。 |
| 参拝料 | なし |
| トイレ | 駐車場にあります。 |
| 御朱印 | あり |
| 限定御朱印 | なし |
| 御朱印帳に直書き | あり |
| 御朱印の郵送対応 | なし |
| 御朱印帳 | あり |
| 電話番号 | 0572-22-0351 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
| ホームページ | https://kokeizan.or.jp/ |
| SNS |
| ご本尊 | 聖観世音菩薩 |
|---|---|
| 山号 | 虎渓山 |
| 宗旨・宗派 | 臨済宗南禅寺派 |
| 創建時代 | 1313年 |
| 開山・開基 | 夢窓疎石(開創)、 元翁本元(開山) |
| 文化財 | 観音堂、開山堂(国宝)
|
| ご利益 | 学問の神様・合格祈願商売繁盛病気平癒安産祈願・子宝厄除け交通安全 |
| 体験 | 坐禅(座禅)写経・写仏祈祷おみくじお宮参り結婚式御朱印お守り国宝重要文化財花の名所札所・七福神巡り |
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