御朱印・神社お寺の検索サイト

楽しみ方

続けるにはログインまたはアカウント登録が必要です。

【サポーター特典】幸せと健康を毎月ご祈願
100年後に神社お寺を残せる未来へ

しょうげんじ|臨済宗大徳寺派放光山

正眼寺
神奈川県 箱根湯本駅

パーキング
駐車場
あり

あり

御朱印について御朱印
-
ありません

正眼寺について

鎌倉時代に地蔵信仰から生まれたお寺。裏山にある曽我堂には県、および町の重要文化財指定の曽我兄弟木造地蔵菩薩立像が祀られており、境内には供養塔、槍突石など、曽我兄弟ゆかりのものが多く残っています。
境内に大きく枝を張る枝垂れ桜が見事。

おすすめの投稿

ひなぎく
ひなぎく
2025年03月01日(土) 21時03分50秒
823投稿

放光山正眼寺は、旧東海道沿いにある臨済宗大徳寺派の寺院で、ご本尊は薬師如来になります。本堂の裏山には"曽我仇討"で有名な曽我兄弟の菩薩供養のために建立された「曽我堂」があります。

正眼寺は、鎌倉時代初めの箱根山を中心とした地蔵信仰に由縁し、湯本に建立された「放光堂」と呼ばれる地蔵堂の別当坊として創建されました。当時は密教系の寺院で勝源寺と宛てていました。

戦国時代に一時衰退しましたが、江戸時代の初め、江戸深川の材木商冬木屋の援助と、小田原城主大久保氏により境内地と地蔵田が安堵され再興しました。再興開山に、早雲寺17世菊径宗存を招請し、臨済宗大徳寺派に属す禅寺になりました。東海道を旅する人達の信仰で賑わったといいます。

しかし、慶応4年の戊辰戦争時「山崎の戦い」において敗走する佐幕派の遊撃隊に放火され、地蔵堂、曽我堂ともに焼失してしまいました。幸い、曽我堂の地蔵尊は難を逃れたといいます。現在の本堂は、湯本湯場にあった今村繁三(今村銀行頭取)の別荘を移築したものになります。

正眼寺(神奈川県)
正眼寺(神奈川県)

『本堂』

正眼寺(神奈川県)

『石造大地蔵』
山崎の戦いにおいて焼失した、地蔵堂の本尊「放光地蔵菩薩坐像」の身代り。この高さ2m程のお地蔵様は、焼失を嘆いた村人達が、小田原城主稲葉氏の菩提寺、紹太寺から酒一升でもらい受け運んできたといいます。

正眼寺(神奈川県)
正眼寺(神奈川県)
正眼寺(神奈川県)

『庫裡』

正眼寺(神奈川県)

『松尾芭蕉翁句碑』
土地の俳人が建立。「山路来てなにやらゆかし菫草」の追悼句碑。

正眼寺(神奈川県)

『曽我兄弟の供養塔』
江戸前期に冬木屋上田家が建立。

正眼寺(神奈川県)
正眼寺(神奈川県)

『超雲閣』

正眼寺(神奈川県)

境内に足湯が…!

正眼寺(神奈川県)
正眼寺(神奈川県)

『曽我堂』
本堂の裏山の山腹にあります。
父の仇工藤祐経を打ち取り、本懐をとげた曽我五郎・十郎の菩提を弔うため兄弟の縁者により建立されました。兄弟は仇討に先立ち、正眼寺の前身である地蔵堂に参詣し、仇討成就を願ったと言われます。
幕末まで曽我兄弟の化粧地蔵が安置されるお堂として箱根八里を旅する人々の崇敬を集める。慶応3年戊辰の役で兵火にあい、堂は焼失。幸い地蔵尊は難をのがれた。
大正3年に松竹歌舞伎関係者の総意により再建され現在に至ります。

正眼寺(神奈川県)

曽我兄弟の化粧地蔵といわれる2体の木造地蔵菩薩立像。これらは、十郎の妾、虎御前が、二人の姿に似せて作ったという伝説が昔からあるそうです。
明治14年5月、この像の胎内から阿弥陀如来、聖観音、地蔵、合わせて27体の印仏が発見されました。その中の最も古いものは、建仁元年(1201)で「藤原武者御前」と願主の名が見られるといいます。

正眼寺(神奈川県)
正眼寺(神奈川県)
正眼寺(神奈川県)
正眼寺(神奈川県)
正眼寺(神奈川県)

石仏群

正眼寺(神奈川県)

これは何の像なんでしょう?
肩に龍を乗せている…?ちょっと不気味でした😓

正眼寺(神奈川県)
正眼寺(神奈川県)

もはやイスとしては機能していません😂
休憩はできません😂

正眼寺(神奈川県)

石垣神社と同じ高さを登り降りしました😂神社と道を繋げてほしいな〜

正眼寺(神奈川県)
もっと読む
投稿をもっと見る|
5

歴史

正眼寺は、鎌倉時代に箱根山に広まっていった地蔵信仰の中で生まれた寺です。
創建年代は定かではありませんが、この寺の前身である湯本資地蔵堂の別当寺として鎌倉前期には存在し、その頃は勝源寺と呼ばれていました。戦国時代には一時衰微しましたが、江戸時代になりますと江戸屈指の材木問屋であった冬木屋初代上田直次の妻・本光院(志な)の施資により諸堂が再建され、また小田原城主大久保氏より境内地と地蔵田が安堵されて復興しました。再興開山には早雲寺一七世菊径宗存を招請し、この時より当寺は臨済宗大徳寺派に属す禅寺となり今日に至っています。

歴史をもっと見る|
1

正眼寺の基本情報

住所

神奈川県足柄下郡箱根町湯本562

行き方

・箱根登山鉄道「箱根湯本駅」より徒歩16分程
・箱根湯本駅から箱根登山バス(K路線)約4分「曽我堂上」バス停下車、すぐ

アクセスを詳しく見る
名称

正眼寺

読み方

しょうげんじ

参拝時間

8:00~16:00

電話番号0460-5-5638
お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。

詳細情報

ご本尊薬師、(長一尺五寸餘、運慶作)
山号

放光山

宗旨・宗派臨済宗大徳寺派
文化財

・木造伝曽我五郎地蔵菩薩立像(鎌倉時代)(県重要文化財)
・木造伝曽我十郎地蔵菩薩立像(室町時代)(町重要文化財)
・正眼寺本堂(旧今村繁三別荘)(登録有形文化財)
・正眼寺庫裏(登録有形文化財)
・地蔵菩薩立像胎内納入品(町指定文化財)
・正眼寺本堂襖絵(町指定文化財)

ご由緒

正眼寺は、鎌倉時代に箱根山に広まっていった地蔵信仰の中で生まれた寺です。
創建年代は定かではありませんが、この寺の前身である湯本資地蔵堂の別当寺として鎌倉前期には存在し、その頃は勝源寺と呼ばれていました。戦国時代には一時衰微しましたが、江戸時代になりますと江戸屈指の材木問屋であった冬木屋初代上田直次の妻・本光院(志な)の施資により諸堂が再建され、また小田原城主大久保氏より境内地と地蔵田が安堵されて復興しました。再興開山には早雲寺一七世菊径宗存を招請し、この時より当寺は臨済宗大徳寺派に属す禅寺となり今日に至っています。

体験重要文化財武将・サムライ有名人のお墓
「みんなでつくる御朱印・神社お寺の検索サイト」という性質上、掲載されている情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。
神社寺院のホームページが無料でかんたんに作れる!

この寺院の僧侶様へ

公式アカウント(無料)にご登録いただくと、

ご自身の寺院の情報を編集することができます。

無料登録して、参拝者が必要な情報を直接伝えてみませんか?

詳しくはこちら

ホトカミのデータについて

ホトカミには、日本最大となる全国15万8千件の神社お寺の情報や、2万件以上の御朱印のオリジナルデータがあります。

ご利用になりたい法人様やメディア関係の方々は、こちらよりお気軽にご相談ください。

最新の限定御朱印情報が届く!
御朱印メルマガを受け取ろう

利用開始をもって利用規約プライバシーポリシー
同意したものとみなします。

※購読はいつでも解除できます。

This site is protected by reCAPTCHA and the Google
Privacy Policy andTerms of Service apply.

御朱印背景
行きたい
行った
お問い合わせ

ホトカミで困ったこと、不具合のご報告はこちらから

お問い合わせ