せんじょうじ|浄土宗西山禅林寺派|熊谷山
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平成30年8月30日
京都国立博物館の裏手に豊国神社を正面にある浄土寺寺院。ご本尊は阿弥陀如来。
通称「烏寺」と呼ばれ、専定法師という旅僧がこの近くの松の木の木蔭で休んでいた所、二羽の烏が蓮生坊が亡くなったと話しており、丁度同じ時に亡くなった。そして、ここに草庵を建てたのが始まり。
固く門が閉じられていますが、横の呼び鈴でお参りの旨を伝えた所、中に入れてくれました。その間には烏の逸話を聞かせてもらいました。
山門です。正面に車で隠れている場所が本堂です。
読みづらいですが「烏寺」の石碑です。
本堂に掲げられている扁額。
本堂の屋根の所に龍の彫刻がありますが、鳥除けの為、網が掛けてありました。
屋根の鬼瓦に烏が住みついています。
御朱印です。
歴史
熊谷山と号する浄土宗西山禅林寺派の寺である。
寺伝によれば、昔、専定法師という旅僧がこの辺りの松の木陰で休んでいると、二羽の烏が梢に止まり、「今日は、蓮生坊(熊谷直実)」の極楽浄土の日である。我々もお見送りしようではないか」と語り合い、南の空へ飛び立った。法師が不思議に思って蓮生坊の庵を訪ねたところ、烏が話をしていた同日(承元二年(1208)九月十四日)同刻に亡くなっていた。
このことから、ここを有縁の霊域と感じた法師が草庵を結んだのが当寺の起こりといわれている。
かつては、この故事を伝えるため、境内の松の梢に土焼の烏が置かれており、大仏七不思議(方広寺周辺に伝わる七不思議)の一つに数えられていた。
本堂に安置されている本尊・阿弥陀如来坐像は後白河法皇の念持仏と伝えられ、金箔による像内化粧が施されているなど貴重なもので、京都市の有形文化財に指定されている。
名称 | 専定寺 |
---|---|
読み方 | せんじょうじ |
通称 | 烏寺 |
参拝料 | なし |
御朱印 | あり |
限定御朱印 | なし |
電話番号 | 075-541-0892 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
詳細情報
ご本尊 | 阿弥陀如来 |
---|---|
山号 | 熊谷山 |
宗旨・宗派 | 浄土宗西山禅林寺派 |
文化財 | 京都市の有形文化財 本尊・阿弥陀如来坐像 |
ご由緒 | 熊谷山と号する浄土宗西山禅林寺派の寺である。
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