いのはなこじんじゃ
猪鼻湖神社静岡県 尾奈駅
参拝/24時間
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楽しみ方
遠江國式内社巡り 其の五
■神社名 猪鼻湖神社(イノハナコジンジャ)
■御鎮座 浜松市旧北区三ヶ日町下尾奈
■御祭神 武甕槌命(タケミカズチノミコト)
■御例祭 十月第二土曜日
■式内社 遠江國六十二座濱名郡五座
猪鼻湖神社(イハナノカミヤシロ)
■旧社格 村社
猪鼻湖神社は延喜式神名帳の遠江国六十二座濱名郡五座の一社に列する古社です。
※遠江國は現在の静岡県西部の大井川以西、濱名郡は浜名湖北西岸の湖西市から三ヶ日町に掛けての辺りを示します。
古くから近隣をはじめ浜名湖一帯の住民漁民からの崇敬を集めたとされ、かつては猿田彦神が祀られていたとの記載もあります。
以前は境内摂社として市杵嶋姫命を別にお祀りしていましたが(市杵島神社)昭和五十年に合祀され一つのお社となっています。
鎮座地である猪鼻湖は、浜名湖北西部にある周囲12㎞程の大崎半島で仕切られた支湖で、半島の先端からみて幅120㍍の瀬戸水道で浜名湖と通じています。
瀬戸水道に架かる橋の袂から下りて、湖の辺の参道を進みますと(現状は地続きとなっています)赤い太鼓橋を渡った先の湖面に突き出た獅子岩と呼ばれる岩場の上に、小さなお社が鎮座しています。
(この獅子岩が「猪の鼻の様な形」をしている事が猪鼻湖の由来となっています)
形として祠が祀られていますが、古代の磐座の様に岩場全体が御神体としての雰囲気を纏っており
古くから信仰の対象の場であった事が窺えます。
(猪鼻湖周辺は古墳時代の遺構が多く眠る場所でもあります)
その御神域を少し俯瞰から眺むれば、夏の青空の下まさに風光明媚な景色が広がります。
式内猪鼻湖神社には他に複数の論社が挙げられていますが、御当地の持つ「画ヂカラ」は比定される論拠として充分かと思われます。
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四季折々の催しや限定の御朱印をお受けするのも楽しみではありますが、今改めて地元遠州の古社式内社を巡らせていただき造詣を深めよう、と思い立っての巡拝です。

遠江国浜名郡の式内論社です。浜名湖の支湖である猪鼻湖の境である大崎半島の先に建っており、猪の鼻のような大岩を御神体としています。御祭神は武甕槌神さまと市杵島姫命さまで縁結びの御神徳で知られています。
《鳥居》
国道301号線を逸れ、湖口の境界をつなぐ橋を渡ってすぐのところにあります。
《表参道》
湖のほとりを進んでいきます。
《湖の由緒書き》
周辺はみかん、湖にはカキと色々な食べ物があるようです。
《社号碑》
もうなんか埋まりつつあります。
《太閤橋》
《本殿》🙏
御神体は下の大岩なためかかなりこじんまりとしています。
《海側の鳥居》
👁チェックポイント‼️
同じく浜名郡の名神大社だった角避比古神社が浜名湖の水門を司る神様として祀られていたそうです。そしてこの神社も猪鼻湖の湖口付近に鎮座しており、この浜名湖における信仰は湖を御神体としたものというよりは、水の流れ(水害など)に対する恐れの信仰が窺えますね。
《授与品》
書き置きの御朱印いただきました🙏
《松島館》
上記の授与品はこちらで受けることができます。どうやら神主さんが兼業されているわけではなく、授与品は世話人としてお預かりしているだけのようです。
《対岸からの様子》
こう見ると本当に岩場ですね。
| 名称 | 猪鼻湖神社 |
|---|---|
| 読み方 | いのはなこじんじゃ |
| 参拝時間 | 参拝/24時間 |
| 参拝にかかる時間 | 約10分 |
| 参拝料 | なし |
| トイレ | なし |
| 御朱印 | あり |
| 限定御朱印 | なし |
| ご祭神 | 武甕槌命 市桙姫命 |
|---|---|
| ご神体 | 獅子岩 |
| 創建時代 | 不詳 |
| 創始者 | 不詳 |
| 本殿 | 神明造 |
| ご利益 | 縁結び・恋愛成就学問の神様・合格祈願病気平癒交通安全家内安全五穀豊穣 |
| 体験 | 絵馬御朱印お守り祭り伝説 |
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