産場稲荷社

京都府 稲荷駅

産場稲荷

稲荷山の麓に「おさんば池」と呼ばれる池があり、その近くにあるのがお産場稲荷である。
稲荷山をお山巡りすることを「お山をする」と言い、産場大神はお山巡りの最後にお参りするお塚で、願いをかけて「お山」してきた功徳が結実する意味で「産まれる場所」である。
お産場稲荷はその昔、稲荷大神の眷属（神様のお使い）であるきつねの夫婦が子を産み、育てたと伝えられている場所。お産場稲荷へお参りすると子宝に恵まれ、安産になるとの信仰がある。

伏見稲荷大社北側にある子宝や安産のお稲荷さん

伏見大社の裏参道にあり、伏見稲荷の大八嶋社の前の道を通って大社から出たら正面。
駐車場なし。

石鳥居に扁額で「産場大神」
鳥居をくぐって、右手に「お産場茶屋」。お守りとかも売ってるけど茶屋なんで甘酒とかある。
正面の朱色の鳥居が連なった階段をちょっとだけ上がって台地。右手に拝殿的な場所？ロウソク立てるやつや賽銭箱がある。小さな鳥居もある。ぐるっと回れ、大小鳥居が色々ある。
境内自体は狭い。

昔、伏見稲荷の神の使いである狐さんが、台地にある「穴」で狐の子を産んで慈しんで育てたことから、この「穴」に祈願すると無事に生まれるとかなんとか。
この「穴」が台地に１２ヶ月分で１２箇所ある。

伏見稲荷に来たので寄り道ですよ。腹帯もらいに参拝者がいた。
伏見稲荷大社とは別法人。