篠山神社

栃木県 藤岡駅

参道
神社まで車道が続いてますが、鳥居が軽自動車でも明らかに通れない幅で、ここに止めて参拝
まぁド田舎なので車も来ないだろうと(^^;

御覧のように神社というより完全に田舎の公民館w
後ろは渡良瀬遊水池の西側の土手です

公民館の縁側に鈴が吊るされてて賽銭箱が置かれてるような感じ(^^;

左がアメノウズメ様の篠山神社

右側は十一面観音
伝承に従いこちらは篠山寺と呼ばせてもらいます
ある意味、神仏習合が現在でも完全な形で残る貴重な神社w
しかし神社は鈴、お寺は鐘と吊るされてる鳴り物は区別されてる

一応、境内社の石祠も二つあり

篠山寺の方の近くには仏教系の供養塔

右後ろにはイチョウの木
これが3/17に梵天立てという奇祭が行われるイチョウらしい

神社から畑一面隔てた南側に篠山貝塚があるので行ってみます

篠山貝塚
地図の右下の「公民館」の場所が篠山神社
これを見ると、当時は集落を見下ろす北側のちょっとした高台だったようなので、本当に祭祀場とかあったかもしれん(゜゜;)

ご覧のように木が一本生えてるだけで、住居跡などの遺構は特にありませんが、足下を見ると・・・

御覧のように貝殻がビッシリ！Σ（￣□￣;）
かなり保存状態のよい貝塚です

ほとんどはシジミかアサリですが、たまにハマグリのような大きな貝殻もあり
縄文人の口に合わなかったのか、ほとんど二枚貝でサザエとかの巻き貝はありませんでした

ここは関東平野のド真ん中
縄文海進で古代には東京湾や香取海が相当内陸まで入り込んでたのがよくわかる遺跡です
鹿島さん香取さん氷川さんなど関東の古社はもともと海岸や島の上に立ってたところも多いらしい

貝殻以外の遺物はほとんど見当たらなかったのですが、土器片らしいものを一つ見つけました

お守りとして縄文人の食べカスを一つ拾ってきましたw
できれば石器とか縄文の刻まれた土器片とかが良かったのですが、さすがに発掘され尽くしてるのか見付からなかった( ´･ω･`)
土偶とか勾玉でも見つかれば神社趣味的には最高だったのですがw

裏には縄文人の調理した炭痕のようなものも