くまのたいしゃ
熊野大社
公式山形県 宮内駅
参拝可能時間 9:00〜17:00(通年)
御朱印受付時間 9:00〜17:00
参拝可能時間が延長の場合、HPでお知らせします。
くまのたいしゃ
公式山形県 宮内駅
参拝可能時間 9:00〜17:00(通年)
御朱印受付時間 9:00〜17:00
参拝可能時間が延長の場合、HPでお知らせします。
日本三熊野の一つ、宮内熊野大社。
東北の伊勢と称される当社はご再建千二百年の歴史を誇ります。
拝殿は県内最古の茅葺屋根建築。
伊勢の神宮より直伝を許された太々神楽は熊野大社に伝わって以後、伝授を禁じられたため熊野大社にだけ伝わるお神楽となりました。
日本で初めて結ばれた神様。
あなにやし、えをとめを。
ああ、なんと素敵な女性だろう。
明るく清らかで素直な言葉。
日本で初めてのプロポーズの言葉。
熊野大社の神様の言葉です。
熊野大社拝殿。
県内最古の茅葺屋根建築。
熊野大社の参道。
大鳥居。
熊野大社本殿裏。
三羽のうさぎの隠し彫り。
熊野大社本殿裏。
三羽のうさぎの隠し彫り。
波にうさぎの彫刻。
縁結び祈願祭月結び。
縁結び祈願祭月結び。
縁結び祈願祭月結び。
花手水。
風の音が想いを届ける「かなで」期間限定
風の音が想いを届ける「かなで」
風の音が想いを届ける「かなで」
熊野大社のある置賜地域は、かつて、世界最高級の生糸「羽前エキストラ」を生産し、製糸業で栄えました。その起源は江戸時代まで遡り、上杉鷹山が藩の財政を立て直すひとつの政策として織物製造を推奨したことが始まりといわれています。米織小紋(よねおりこもん)は、織元山口の技術により米織の特徴を活かしながら日本古来の小紋柄を織で表現したもので、その品質は、晒よりしっかりしていて頒布より柔らかい、手に馴染む風合いです。織物最北端の産地、米沢の米織小紋の御朱印帳です。
麻の葉、分銅、七宝、豆絞りの四色をご用意しております。
【出羽國 古社巡り】(過去の参拝記録)
熊野神社(熊野大社)は、山形県南陽市宮内にある神社。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。主祭神は伊弉冉尊、配祀神は素戔嗚尊、伊弉諾尊。熊野三山(和歌山県)、碓氷峠の熊野(群馬県・長野県)と並んで「日本三熊野」の一つとされる。
創建は不詳。社伝によると、平安時代の806年、平城天皇の勅命により紀伊国熊野権現の勧請を受けて再興したとされ、創建はそれ以前の国分寺建立の頃と推定されている。これとは別に、平安時代末期に平維盛により創建されたとする説もある。社伝では、1155年後白河天皇が即位の時に当社に天下泰平の祈祷を命じ、以後勅願所になったとしている。その後、伊達氏、最上氏、上杉氏など歴代領主の崇敬を受け、社領の寄進や社殿の整備がなされたとされる。神仏習合の時代には熊野三山と同じ「証誠寺」の寺号使用を許され、熊野修験の一大霊場として栄えた。明治時代になると、郷社に列しその後県社に昇格した。
当社は、JR奥羽本線・赤湯駅の北北西3kmの山の南麓にある。境内はかなり広く、境内南端の巨大な銀杏の木が迎えてくれる。階段を数十段登ると、社殿を中心にしたメインの境内に辿り着く。藁葺屋根の大きな拝殿は当社最大の特徴でもあり、みどころ。境内社の数も多いので、じっくり見て廻るとかなり楽しい。
今回は、山形県の旧県社、別表神社であることから参拝することに。参拝時は休日の午前中、このエリアの方々にとっては観光スポットとなっているようで、七五三の祈祷客の他、家族連れ、カップル、若者グループなど多くの参拝者が訪れていた。
境内の南方300mの公道上にある<大鳥居>。
境内南東端入口にある<大銀杏>。推定樹齢は900年。かなり立派で巨大。下を歩く人の背丈と比べると、その大きさがよく分かる。毎年11月だけ、ライトアップがあるみたい。
平安時代後期の前九年の役で源義家は当社で必勝祈願をし、後三年の役では家臣の鎌倉権五郎景政を使いとして必勝祈願をしたとされるが、この銀杏は景政の手植えしたものと伝わる。大銀杏の根本には<道祖神社>がある。
銀杏の下の入口全景。周りのすべてが黄色に見える。(o^―^o)
参道右側の茶店、「いちょうカフェ」。天気の良い休日の昼下がりで賑わっている。
参道右側の<手水舎>。
手水舎の背後にはモミジの飾りつけが。手水盤はモミジの葉でいっぱい。
参道は左方向に90度折れ曲がり、境内まで数十段の階段が伸びる。眺めは壮観。
階段の麓左右に立つ、出雲構え獅子の<狛犬>はかなり大きい。
階段途中左側にある<土社神社>。
少し登って、階段途中左側にある<幸神社>。
さらに登って、階段途中左側にある境内社群。左から順に<月山神社>、<湯殿山神社>、右奥は<大社神社>。
階段を登り切ったところ、左側にある<狛犬>。
いつの時代のものだろう?他のどこでも見たことがない造形。良い感じ。
階段を登り切ったところ、右側にある<狛犬>。
おっと、こちらは頭が崩れてしまっている。これも味かな。
右の狛犬の後方、少し離れたところに見える<拝殿>。
左の狛犬の後方に見える<鐘楼>、<社務所授与所>、<神楽殿>。
鐘楼の<洪鐘(こうしょう)>。江戸時代前期・寛永三年(1636年)の銘がある大梵鐘。
とても印象的な外観の<拝殿>。江戸時代中期1787年の再建。桁行7間、梁間3間、南面中央3間向拝付、入母屋造草葺、向拝中央間向唐破風付入母屋造草葺。
全国でも類似が少ない大規模拝殿。内部には仏間を備え、修験道場としての性格を備えた神仏習合時代の信仰形態をうかがわせる独自の形式。
唐破風上の鬼瓦。
唐破風下の彫刻。出羽地方独特の形をした注連縄。
<拝殿>正面。中央奥には「日本第一大霊権現」の扁額。
この日は七五三の昇殿祈祷が行われていた。
拝殿と向かい合わせで建っている<神楽殿>。
拝殿に向かって左手にある、表札のない境内社と<八幡神社(蟻王山八幡宮)>。
ここから境内西端に沿って境内社が多く建っているので順に見ていく。
八幡神社の右隣(北側)にある境内社。表札はあるが読めない。
拝殿左側の境内社。左から順に<愛宕神社>、<保呂羽(ほろは)神社>、<羽黒神社>、ひと回り大きいのは<菅原神社(文殊堂)>。
菅原神社の前には、瑞垣で囲われた本殿、二の宮、三の宮の拝所がある。
写真は、一番左側(西側)にある<三の宮神社(那智宮)>の拝所。
瑞垣内の<三の宮神社(那智宮)>の社殿。1626年以前の再建。
幣殿の後方、中央にある<本殿(熊野大社)>の拝所。
瑞垣内の<本殿(熊野大社)>。
瑞垣内の一番右側(東側)にある<二の宮神社(若王子)>の拝所。
瑞垣内の<二の宮神社(若王子)>の社殿。室町時代末期(16世紀)の再建。
境内西端に戻って、本殿瑞垣の左側を奥まで進む。鳥居の扁額には「正一位稲荷大明神」とある。
鳥居をくぐってすぐ左側にある石製小祠と石碑。左から順に<雷神社>、<大神宮>、<熊野山供養塔>。
二番目の鳥居以降の扁額には「正一位 髙平稲荷神社(大明神/大神)」とある。
稲荷神社の参道左手の<千手堂>。内部には石仏が安置されている。立看板では「国常立神」を祀るとある。
境内北西端にある<髙平稲荷神社>。
髙平稲荷神社近くから見た<本殿>。
本殿背後の彫刻の中に「三羽のうさぎ」を見付けると願い(良縁)が叶うとのこと。
自分も探してみたが、見つからない...(^_^;)
本殿と幣殿の間の通路に戻って、二の宮神社の右隣にある<皇大神社>。
幣殿の右側にある境内社群。左から順に<厳島神社>、<白山神社>、<義家神社>、<景政神社>。
景政神社の右手にある<和光神社(虚空蔵堂)>。
こちらは<東置賜招魂殿>。
景政神社近くから見た本社(熊野大社)の拝殿と幣殿。幣殿もすごく大きい。(;゚Д゚)
最後に、最も印象に残る<拝殿>全景。巨大な草葺屋根は迫力満点。(^▽^)/
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