おおゆのはら(くまのほんぐうたいしゃきゅうしゃち)
大斎原(熊野本宮大社旧社地)のお参りの記録一覧(3ページ目)
熊野大社お詣りの後に見てきました❗️
鳥居の大きさに、ただ、圧巻で驚かされました❗️
大斉原の入口の石碑です
遠くからでも大きかった大鳥居です
大鳥居の下から撮影
後由緒になるのかと
携帯電話の限界ですが、気に入ってます
熊野川には石が積まれてました❗️
《世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」その24》
(最終話)
「古の本宮」大斎原です。
熊野本宮大社へ参拝し、産田社、大斎原へとお詣りしました。
病から回復し日々生活できていることへの感謝、家族の支えを再確認させていただけたことへの感謝、この巡礼を無事に結願できたことへの感謝…。
「蘇りの地」熊野にて、再び前を向く力をいただき私の巡礼は終わりをむかえました。
※大斎原に関係ない写真も含まれます。
その23へ
https://hotokami.jp/area/wakayama/Hrtts/Hrttstk/Dskmy/103076/100303/
番外編へ
https://hotokami.jp/area/nara/Hmgts/Hmgtstk/Dktyzm/147872/109615/
《御朱印》
新たなる出発の文字がとても嬉しい。
まずは産田社へお詣り。
伊邪那美神の荒魂がお祀りされています。
《大斎原/大鳥居》
とうとうやって来れました。
ここを巡礼のゴールと定め参拝を重ねてきました。
八咫烏の黒に染まった大鳥居。
綺麗ですね…。(*´ω`*)
《手水》
「魂」が 「蘇」る
《世界遺産の碑》
《参道》
これより先はご神域。撮影できるのはここまで。
《大斎原西側/音無川の流れ》
江戸時代に入るまで音無川には橋が架かっておらず参詣者は川を渡ってお詣りしていました。冷たい川の水に入ることで最後の水垢離とし身を清めてからご神域に向かったのです。
私も故事にならい川を渡りました(サンダル持参)
巡礼結願を感謝して参拝してきます。
《熊野本宮大社/瑞鳳殿》
無事にお詣りできました。
満足感からテンションもup。
熊野本宮大社は境内の中でお昼ごはんが頂けます♪
《瑞鳳殿/茶房珍重菴さん》
十割そばのざるそば(大盛)。
白い塊は大根を麺のように細長く切ったもの。
お蕎麦と一緒にいただきます。大根オイシー。
満腹になりテンションmax。次は汗を流したい!
さてどこへ行くか…。
《湯の峰温泉》
最後まで世界遺産をご紹介しましょう。
湯の峰温泉は本宮から車で15分🚙
なんと世界遺産のお風呂があります。
《世界遺産:つぼ湯》
道路の下を流れる川沿いには日本最古の共同浴場とされるつぼ湯があり「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産登録されています。
熊野古道を歩いた旅人が疲れを癒したお湯であり、小栗判官の物語でも知られる古湯です。
温泉地特有のかすかな硫黄臭がある街並。(*´ω`*)
つぼ湯は30分交代制の貸し切り浴場で入湯料780円。申込をして待ち時間ができましたが…。
お店でアイスクリームでも買いましょうか。
…たまご?🥚
つぼ湯の様子は…。
次が私の番のようです、並んで待機します。
順番がきました~( *´艸`)
一日に七回も湯の色が変わると言われるつぼ湯。
底から温泉が直に湧いており、時間経過とともに湯温が上がるため水で薄めながら入浴します。
シャンプーや石鹸の使用はNG。
《湯の峰温泉/湯筒》
いいお湯でした。汗がなかなかひいてくれません。
先ほどのお店でネット入りのたまご10個を購入。
川まで下りると湯筒があります。温泉たまご~♪
《温泉たまご製作中》(家族への土産)
湯筒の温度は90℃超え。足下の石畳にヒザをついてカメラを構えた瞬間「熱っ----!!」
石畳もとんでもない高温でした。
《日本三美人の湯:龍神温泉》
やっぱり石鹸で体を洗いたかったのでハシゴ。
《龍神温泉/元湯》
檜風呂に露天風呂まである共同浴場。入湯料800円。
泉質は弱アルカリ性の無色透明。湯にトロミがあってお肌がツルツルで超しっとりになります。
熊野本宮大社へご参拝の際はぜひ♨️とセットで。
和歌山にはいい湯がたくさんありますよ。
最後は大斎原の写真を。
日の出直後、朝霧の中の大鳥居。
中辺路「ちょっと寄り道展望台」から見た大鳥居。
大峯奥駈道「七越峰」から見た早朝の大斎原。
《大峯奥駈道/順峯起点》
熊野から辿る順峯の起点。
吉野から歩いてきた逆峯の終点。
大斎原から熊野川を渡った東岸にあります。
《熊野川東岸から早朝の大斎原を見て》
大峯奥駈道の終着点から見た大斎原。
奥駈道は熊野川を歩いて渡ってゴールします。
私、ここから見る大斎原が一番好きです。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のシリーズはこれで完結です。
ご覧いただきありがとうございました。
熊野本宮大社があったところ「大斎原」
R168と熊野川の間。
本宮大社から祠があるところまでは歩いてまあまあかかる。
駐車場はR168沿いに10台分ぐらいある。
日本一でかい大鳥居が有名だが、祠があるところに行こうとするとしんどいから駐車場側からショートカット。
小さい鳥居をくぐり、熊野川の洪水になったら沈むんだろうなって感じの橋を渡り、道なりに進むと苔のついた石塀が現れ、塀に沿って進むとただっ広い広場。
広場の左手に祠が二社並び、石灯篭に狛犬。
反対側には一遍上人神勅名号碑が立つ。
広場の奥をずーっと進み杉並木を進めば大鳥居がある参道に出る。
かつて本宮大社があった地。
明治22年の熊野川の大水害で多くが流れてしまい、残った社殿を今の本宮大社に移し、流れてしまった社殿を祠にしてこの地で祀っている。
大斎原のすぐ横を熊野川が囲っている。
洪水予想できなかったのかとも思うけど、崇神天皇時代から明治時代まで流れるほどの洪水がなかったから想定外だったのか。どんなすごい大洪水だったのか。
鳥居
橋
熊野川と大鳥居。結構距離あるけどでかいのが伝わる。
境内
石塀を抜けたら広場。芝生がきれい
祠
祠。別角度から
一遍上人の碑
もともと熊野本宮大社さんが建っていた場所です。
明治の洪水で流されて今の位置に社殿は移されていますが、それまでは太古の昔からこの地にありました。
明治の近代化で材木の伐採が進み、山林の保水力が下がったからではないかという説もあるようです。
自然を管理し、動物を見下すのはキリスト教の影響を受けた欧米的な発想です。いまは欧米人でもこういった「近代的思想」から抜け出ようとする人がたくさんいます。
英語には「登頂する」を「conquer the summit(頂上を征服する)」という言い方があります。山には神様が住んでいて「登拝する」という日本語の発想とそもそも違います。
人工知能でいくら翻訳レベルが上がっても「英語にしみついている動物や自然を見下す価値観」はぬぐいきれないでしょう。
英語の先生やってますけど、「conquer the summit」など私の心情にも信条にも全く相いれないものがあります(言葉は悪いですが「不愉快な言い方」なんですよ)
日本に来て日本語を勉強しているキリスト教文化圏の人たちも日本に来て「自然と共に生きる日本語の感性」に出会ったりしています。
彼らと話をしていると「欧米の近代的価値観」より「日本的価値観」のほうに生物多様性などこれからの未来につながる可能性を見出してくれているのを実感します。
「われのほかに神は無し!」よりも「山川草木悉有仏性」を軸に社会を運営するほうがより可能性を見出せるはずです。神仏習合や天台本覚論など多様性を是とする日本式の信仰体系を誇らしく思います。
熊野は多様性を軸にした信仰の地であるからこそ「世界遺産」になっています。世界遺産であるということはこの「日本式信仰体系」は日本人だけのものではなく、世界のすべての人たちにとっても財産であり誇りでもあるということです。
最新の限定御朱印情報が届く!
御朱印メルマガを受け取ろう
利用開始をもって利用規約・プライバシーポリシーに
同意したものとみなします。
ホトカミで困ったこと、不具合のご報告はこちらから
お問い合わせ
2
0