こんごうほうじ(きみいでら)|救世観音宗|紀三井山
金剛宝寺(紀三井寺)
和歌山県 紀三井寺駅
拝観:8:00〜17:00 本堂・納経所(祈祷・回向受付は16:00まで) 見学時間:8:30~16:30 仏殿大観音像拝観時間 (写経奉納行・納骨壇見学時間)
こんごうほうじ(きみいでら)|救世観音宗|紀三井山
和歌山県 紀三井寺駅
拝観:8:00〜17:00 本堂・納経所(祈祷・回向受付は16:00まで) 見学時間:8:30~16:30 仏殿大観音像拝観時間 (写経奉納行・納骨壇見学時間)
和歌山県寺巡りの3寺目は、和歌山市内に在る紀三井山 金剛宝寺 護国院です。紀三井寺の方が名が通っています。西国三十三所観音霊場 第2番札所。久世観音宗 総本山で、本尊は秘仏・十一面観音。
昨年、紀三井寺開創1250年という事で、50年に1度しか開帳されない秘仏本尊の十一面観音と秘龕仏の千手観音を開帳しましたが、コロナ禍により開帳期間を短縮(中断)したため、今年も「よみがえり御開帳」と銘打って4月8日~5月29日に開帳となりました。期間限定というワードと物好きが相まって、昨年に続き今年も拝観しに来てしまいました。
伝えによれば、770年に唐から来日した僧の為光上人が諸国を巡り、この近くに泊まった際に金色の光を見てそこへ行ってみると千手観音だった。それを胎内仏として十一面観音を彫り、草庵に安置したのが始まりとの事です。
また山内から湧き出す3つの霊泉(清浄水、楊柳水、吉祥水)から紀三井寺と名付けたと云われています。
詳細な資料が残っていませんが、13世紀頃には隆盛を誇っていたが、1585年の紀州征伐で寺領を没収。江戸時代に入り紀州徳川家の寄進により復興したとの事です。
朱の楼門(重文指定)をくぐると231段の石段が待ち構えています。石段の途中には諸堂や三井水があります。石段を登りきると六角堂。左手へ進むと鐘楼(重文指定)、大師堂があり、その先に本堂です。参拝を済ませてから特別拝観の手続きをしていよいよ内陣に入ります。と言っても仏像は本堂の裏側に造られた大光明殿(収蔵庫)に移されています。本堂内陣から大光明殿に入ると向かって左から毘沙門天、帝釈天、秘仏本尊の十一面観音、秘龕仏の千手観音、梵天、十一面観音と6躯並んでいます。どの仏像もとても素敵です。全て平安時代の作で毘沙門天以外の5躯は重文指定されています。(秘仏本尊と秘龕仏は渡された案内パンフにも写真を載せない徹底ぶり)
本堂左側の寺務所にて御朱印を頂き、本堂の右手にある石段を上ると三社権現、開山堂、多宝塔(重文指定)があります。戻って六角堂の先には平成20年落慶の真新しい仏殿があり、堂内には高さ25mの十一面観音が祀られています。(木造立像仏では国内最大との事。)
私が撮った下手糞な写真を載せておりますが、木の葉が生い茂って建物が結構隠れています。殆どが桜の木で、境内は桜の名所です。春先には多くの方が参拝されると思います。
尚、体が不自由な方や年配の方のために本堂裏手に駐車場があるそうですが、楼門前の参道?の両側にコインパーキングがあります。
御朱印(軸装納経帳)
楼門
阿形
吽形
結縁坂
三井水(清浄水)
六角堂
鐘楼
大師堂
手水
本堂
三社権現
多宝塔
開山堂
和歌山の紀三井寺へ。海を見ながら満開の桜を堪能。しかし、ここへ来たのは桜だけが目的ではない。元会津藩士で、あの見廻組だった佐々木只三郎の墓があると聞いたからだ。数年前に訪ねた、心眼寺にある桂早之助と渡辺吉太郎(一郎とも。維新後、篤と改名)の墓に続き、龍馬と中岡の暗殺実行犯の眠る場所へ向かう。はたして境内のかなり奥の、荒れに荒れた墓地にそれはあった。現地には案内などまったくなく、おまけに足元はかなり悪い。向かって左が佐々木家の累代墓で、右側が只三郎の墓である。正面に「徳川家臣 佐々木只三郎源高城墓」、側面には「慶応四年正月六日戦 橋本中砲丸経二日没 太田健一建之 宿坊 当山滝之坊」とある。 鳥羽・伏見の戦いの折、現在の枚方市樟葉あたりの戦闘で重傷を負い、紀州方面への敗走中にこの寺で死去している。墓を建てた太田健一氏は、只三郎の兄・直右衛門の曾孫にあたる人物だそうである。
学生時代に、早乙女貢さんの『竜馬を斬った男』と、それを原作にした映画を観て只三郎のことを知った。龍馬と中岡を斬った一人ということもあり(そういえば、新撰組の生みの親である清川八郎を暗殺したのも彼だったな)、あまり良くは言われないが、会津人、そして「徳川家臣」としての誇りを持ち、あの時代を生きた日本人である。
令和2年 / 【GoToで 】和歌山・大阪1泊旅。
2日目。
粉河寺に続いて、3ヶ所目はこちらのお寺です。
西国三十三所・二番目のお寺です。
今回、旅行に行く事が出来る様になり、最初に和歌山に行く事にしたのは、
このお寺の50年に1度とされる、秘仏御本尊の御開帳に行きたかったからです。
お寺のお坊さんとお話をさせて頂きましたが、本当に行って良かったです。
(コロナの影響で一時的に拝観停止をされた結果、令和3年4月8日~5月29日迄、
紀三井寺秘仏御本尊《よみがえり御開帳》として拝観可能だそうです。)
勝手にお勧めします。
続いては仏殿で、大千手十一面観世音菩薩像を拝観。
(こちらは、写真OKでした。)
木造立像では日本最大の仏像との事、確かに大きかったです。
そう言えば、参道の石段で『タヌキ』を見ました。
結構、急な石段を登って行きます。
「やるなー😊」
次は【葛井寺】へ向かいます。
ですが、その前に。
JR和歌山駅から特急くろしおに乗車する前にお昼ご飯を。
【総本家 めはり屋】の『めはり定食』を頂きました。
『楼門』
『本堂』
『本堂』
『本堂』
『仏殿』にて『大千手十一面観世音菩薩像』
御朱印
後ろ姿がキュートでした❤️
【総本家 めはりや 和歌山店】の『めはり定食』です。
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