あなざわてんじんしゃ
穴澤天神社東京都 京王よみうりランド駅
社務所:09:00~16:00
御朱印・神社お寺の検索サイト
楽しみ方
稲城市矢野口にある延喜式内社・多摩郡八座の内の一つ。通称「天神山」と呼ばれる山の中腹に鎮座しています。孝安天皇4年(紀元前423年)創建と伝わり、主祭神は少彦名命様。元禄7年(1694)に菅原道真公、大正7年に大己貴命様を合祀して現在に至ります。
境内北側の崖下には洞穴があり、その奥から湧水が湧き出しすぐ側の三沢川へと流れ出ています。これが「穴澤」の由来になっているそうです。
また、山頂には小沢城址(小沢天神山城とも)があり歴史の足跡が多く残っています。
最寄りは京王よみうりランド駅。
参拝者が途切れず訪れていましたが、私以外は地元の方だったようで地域に愛されているのが伝わってきました。
京王よみうりランド駅北口から4分くらい歩いた所に看板があります。車の方はここから入れます。
道幅が狭いです。
先程の看板からさらに100m程進んだ天神橋付近から三沢川に沿って一の鳥居へ。
一の鳥居
急階段😵
登った先の正面には古い社号標が。
74段ありました。前日の雨で滑りやすくてちょっと怖かった😵
先程の自動車用の道はここに繋がっていました。
干城招魂碑、日露戦役紀念碑、大東亜戦争戦没者慰霊碑
境内社の神明神社と山王神社
二の鳥居
手水舎
拝殿
主祭神は少彦名命ですが異論もあり、土地神の「穴澤神」を祀っていたのではないかとも考えられているそうです。
稲荷社
神輿庫
潔斎所
神楽殿
『御神老木』
昭和58年、神輿庫建設の際に地盤から一千年有余の巨大な根が発見されました。
これは昔から御神木と伝えられてきた老木であったことがわかり、今後の神社の歴史を語る宝物として奉献され、東舎を建立したとのことです。
山頂には小沢城址があります。
平安時代末期、稲毛三郎重成による築城と伝わります。
ここからも小沢城址へ行けるのかな?
草と虫がすごくて近づけず😂
『弁天坂』
弁天社につながる階段を降りていきます。
『御神水』
東京の名湧水57選に選出されています。
『弁天社』
弁財天様
洞穴の奥には祠がありました。
弁天社前の鳥居
三沢川と京王相模原線
クリア御朱印と迷ったけど、梨の切り絵御朱印を拝受しました😊

【武蔵國 式内社巡り】
穴澤天神社(あなざわ・てんじんしゃ)は、東京都稲城市矢野口にある神社。式内社で、旧社格は郷社。主祭神は少彦名命、相殿神は管神(菅原道真公)、大己貴命。
社伝によると、孝安天皇4年(紀元前423年)の創建とされる。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「武蔵國 多磨郡 穴澤神社」に比定されている。安土桃山時代の1590年に社殿を再建、江戸時代前期の1694年に地頭の加藤太郎左衛門が社殿を改修し、天満神社を合祀したとの記載がある。明治に入り、郷社に列した。
当社は、京王相模原線・京王よみうりランド駅の東方500mの、三沢川南岸の多摩丘陵の北縁の小高い場所にある。境内下に横穴巌窟(正確には現存のものは二代目)があり、これが「穴澤」の由来となっている。境内北側の階段を数十段登ると東西に長い平らな境内に出る。社殿等はその東端にあり、社殿は珍しく西向きに立っている。駅近で周囲に住宅街もあるため、境内はいつも人の出入りがあり、社務所も有人で、地元に根付いている感じ。
今回は、武蔵國の式内社であることから参拝することに。参拝時は週末の午前中で、境内には一般参拝者のほか、散歩のご老人、自転車で乗り付けた少年グループなど、様々な人がいた。
境内北西端入口の<一の鳥居>と<社号標>。目の前には三沢川が流れている。
階段を上がって左側を向き、社殿方向を望む。
参道から左側(北側)を望むと、京王相模原線の高架と市街地が見える。
参道左側にある<神明神社>(左)と<山王神社>(右)。
参道を進むと、<二の鳥居>と<社号標>。
さらに進むと、低い木の柵で囲われた神域に入る。
参道右手にある<御神老木東舎>。
つづいて参道右手にある、2つの磐座。
参道左側にある<神楽殿>。
神楽殿前から<社殿>を望む。
参道右側の<手水舎>。
拝殿前左側の<狛犬>。長毛中型犬タイプ。
拝殿前右側の<狛犬>。巻き毛がチャーミング。(o^―^o)
<拝殿>全景。いかにも手入れが行き届いた都会の神社といった感じ。社殿は1986年再建。
<拝殿>正面。細かい彫刻の入った扁額も立派。
拝殿後ろの<本殿>は、江戸時代前期の建立で、一間社流造、こけら葺、丸柱、桁行4.84尺。
彫刻が少なく質素な建築技法は、中世の多摩地方平野部の神社建築の特徴が見られるとのこと。
社殿左側奥にある<神輿庫>。
拝殿に向かって右手にある<稲荷神社>。
神楽殿と神輿庫の間に建っている<社務所>。御朱印はこちら。
社殿前に立っている<筆塚>。江戸時代末期に筆学(ふでがく)を生業とした原田金陵の功績をたたえて建立されたとのこと。
最後に社務所前から<拝殿>を望む。都会にあってもしっとりと落ち着いた雰囲気が魅力かな。(^▽^)/
穴澤天神社は、『延喜式神名帳』記載(延喜五年、905年撰上)に記されている古社で、多摩郡八社の内の一社であり、明治六年郷社に列せられました。
新編武蔵風土記稿によりますと、今より2400年前の昔、人皇第六代孝安天皇の御代、四年に創建されたと記されております。
主祭神は少彦名命をお祀りした社で、この命は人民に医療法や造酒の術を授けられ、特に薬の神から健康増進の神として、又国土経営に偉功を遺された著名な御方であります。
元禄七年(1694)に新たな社殿の造営が行われ、その時、菅原道真公を合祀しました。公は古くより文学の神として、親しまれ広く仰ぎ祀られており、大正7年には、村内矢野口宇谷戸に鎮座しておりました、国安神社の大己貴命を更に合祀して、縁結、開運の神として以後崇敬されております。
三沢川右側沿いの境内下には、横穴厳窟がありましたが、昔の厳窟は崩れ落ち現在は二度目の洞穴に変わりましたが、これが即ち当神社の社号「穴澤」の起源であります。この洞穴には、元種々の神仏の石像が安置した跡も今現在残っており、明治四年神仏分離の際、神仏の像は、当時の別当職でありました威光寺に移され、以後安置している洞窟を辨天洞窟と称されております。
| 住所 | 東京都稲城市矢野口3292 |
|---|---|
| 行き方 | 京王相模原線「京王よみうりランド駅」から徒歩10分
|
| 名称 | 穴澤天神社 |
|---|---|
| 読み方 | あなざわてんじんしゃ |
| 通称 | 天神様 |
| 参拝時間 | 社務所:09:00~16:00 |
| トイレ | 神楽殿の横にあります。 |
| 御朱印 | あり |
| 限定御朱印 | なし |
| 御朱印帳に直書き | あり |
| 御朱印の郵送対応 | なし |
| 御朱印帳 | あり |
| 電話番号 | 042-377-0055 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
| お守り | あり |
| ご祭神 | 《主》少彦名命 《配》菅原道真,大己貴命 |
|---|---|
| 創建時代 | 孝安天皇四年(BC389) |
| ご由緒 | 穴澤天神社は、『延喜式神名帳』記載(延喜五年、905年撰上)に記されている古社で、多摩郡八社の内の一社であり、明治六年郷社に列せられました。
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| 体験 | 祈祷おみくじお祓い御朱印お守り祭り |
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