大圓寺

東京都 目黒駅

江戸時代初期開創の天台宗寺院。
石仏群が素晴らしい。当寺を火元とする明和の「行人坂の火事」で犠牲になった人々の霊を慰めるために造立された五百羅漢、釈迦三尊、十六羅漢、十大弟子像。
本堂には十一面観世音と大黒天。阿弥陀堂の本尊は丈六仏。入口からは全身は見えない。
釈迦堂の釈迦如来像は重要文化財。正月含め、年に何回か開帳されているそうです。
来年正月は山手七福神に決めました。

松林山 大圓寺(だいえんじ, 天台宗, 1624年)
山門, 五百羅漢, 大海が開山, 本尊は釈迦如来(重文), 山手七福神(大黒天), 別称 大黒寺

正式名：松林山大円寺
通称：大黒寺
東京都目黒区下目黒一丁目にある天台宗の寺院。本尊は釈迦如来。大黒天を祀り、元祖山手七福神のひとつとなっている。
寛永年間（1624〜1644）に湯殿山修験道の行者大海が創建したのに始まると伝えられる。
明和9年（1772）2月に発生した大火（明和の大火・行人坂火事）の火元となった寺であることから、江戸幕府から再建の許可が得られず、江戸時代後期の嘉永元年（1848）になって薩摩藩主島津斉興の帰依を得て、その菩提寺としてようやく再建された。明治に入り隣接した明王院が統合されている。