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母衣輪神社ではいただけません
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パーキング
駐車場
あり

神社の東側にあり
20~30台駐車可と思われるが、1/3~半分くらいは地域住民が占有

御朱印について
御朱印
-
ありません

母衣輪神社について

八木節発祥の地、例幣使街道 八木宿の鎮守。

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くし
くし
2024年01月15日(月)
1450投稿

この機会に、近いが故に後回しにしてた足利南部の他の神社もいくつか拝んでみようと思いました。

ここは例幣使街道の八木宿という、八木節の発祥となった古の宿場町のため比較的寺社は豊富 (ほぼ無人社だが(^^;)
まずはこの神社、「ほろわ神社」と読みます。
母衣(ほろ)とは戦国時代以前の騎馬武者が矢避けのために着けてたマントのようなもの。 これが赤ちゃんの胞衣(えな)、いわゆる胎盤に似てるので母衣と名付けたらしい(諸説あり)

出羽の豪族 小野寺氏に関係ある神社らしく、「保呂和・保呂羽」という字を充てた神社は東北を中心に結構あるみたいなんですが、「母衣輪」という字を充てるのは全国で5社しかなく、うち4社はこの辺りに集中してるらしい。
ここの他は群馬の薮塚に一社、桐生市の美和神社の境内社が一つ、太田市の受楽寺境内に石祠が一つ (かつては太田の鎮守というほど勢力ある神社だったらしいが廃社になり石祠のみ現存)
もう一つは遠く茨城は小美玉に「母衣輪塚」という古墳があるらしいですが、ここは寺社もあるのか不明。

・・・余談ですが、受楽寺といえば御朱印覚醒間もない頃、3種ある御朱印全てを要求したところ、面倒だったのか住職の巧みな話術で華麗にスルーされて、1種類だけの受印で納得させられた懐かしい思い出のあるお寺ですwww

ちなみにこれらのことは、全国のほろわ神社だけを追ってる凄い人のサイトが見つかって判明しました!Σ(°Д°;)

小野寺氏といえば藤原秀郷公の後裔氏族で、佐野の唐沢山の北東がまさに発祥地となった小野寺という地名。
(小野寺自体にほろわという神社はないようですが・・・村檜神社か大慈寺辺りに何か伝わってないか!?)
またこの辺りの母衣輪神社には祭神とか神社縁起に共通してヤマトタケルが出てきます。

ヤマトタケルの東征を証明する神社か? はたまた小野寺氏のルーツに関わる神社か!?
ふらっと入ったらいろいろな歴史ロマンに出会えたワクワクする神社でした♪

母衣輪神社の建物その他

神社前は例幣使街道
ここ車通りが激しいのでこういう構図でしか撮れませんでした(^^;
横に御神木の大イチョウ

母衣輪神社(栃木県)

鳥居

母衣輪神社(栃木県)

右側に公園
未年に来るといいかもしれませんw

母衣輪神社(栃木県)

左に多々福稲荷という縁起良さそうな名前のお稲荷さん♪

母衣輪神社(栃木県)

お稲荷さんの参道には庚申塔と摂社が二つ

母衣輪神社(栃木県)

片方の摂社
三神社? 資料によると朏神社というのがあるそうでこれがそうみたい
三とは三日月のことで、月読尊や三日月不動明王などが祀られてるらしい

母衣輪神社(栃木県)

もう一つは社名がありませんが、資料によると機神社

母衣輪神社(栃木県)

多々幸稲荷神社
小さいお稲荷さんですが御神体に鏡が納められてます。

母衣輪神社(栃木県)

八坂神社

母衣輪神社(栃木県)

やはりここも八坂神社が御輿倉を兼ねてる

母衣輪神社(栃木県)

御神木その2 クスノキ

母衣輪神社(栃木県)
母衣輪神社(栃木県)

拝殿
普段、例幣使街道しか通らないのでここ駐車場がないと思ってたのですが、横に結構広い駐車場があった
まぁ半分くらいは地元の人が占有してますが(^^;

母衣輪神社(栃木県)
母衣輪神社(栃木県)

おっと!こいつは縁起が良い
立派な龍の奉納額、辰年に来て良かったっす♪

母衣輪神社(栃木県)

拝殿内
大きな提灯が左右にぶら下がってました

母衣輪神社(栃木県)

白壁の倉のような本殿

母衣輪神社(栃木県)

これが母衣(ほろ)です
首や手首や鎧に紐で結び付け、風をはらむと膨らんで後ろからの流れ矢などを防ぐ仕組み
集団戦や鉄砲が広まると実用性は失われたが、後になると段々派手になり旗指物代わりに使われたりもしたらしい

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名称母衣輪神社
読み方ほろわじんじゃ
トイレなし
御朱印なし

詳細情報

ご祭神天津日高日子番邇邇芸命・日本武命
創建時代長暦三年(1039年)
創始者伝・日本武尊
文化財

⚫︎クスノキ(足利市重要文化財、天然記念物) 
⚫︎イチョウ(足利市重要文化財、天然記念物) 

ご由緒

御創建は定かでないが、上古と推定され、由緒も詳かではないが、倭建命が東国征討の砌りに、この地に駐屯され武具(母衣)を奉納し、天地地祗を祀り武運を祈願した神跡と言い伝えられる。
八木宿の鎮守として特に例幣使参向に当たっては、その尊崇を集めた。明治六年に村社に列せられ、明治四十年幣帛料供進使参向の指定を受けた。
いまも当地の総鎮守様として崇敬されている。

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