けいきゅうじんじゃ
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桂久神社について
地元で信仰されていた庚申塔と三峯神社を、中学校建設に伴い慶野家の氏神社地に遷座したもの
当地の信仰や、鎮守である根古屋神社の変遷が垣間見れる。
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摩多利神社と大宮大黒天の中間くらいにある神社です。
ここは小社ながら一応Google Mapにも載ってたので、まずストリートビューで見てみたのですが・・・なんか個人宅の屋敷神っぽくないかコレ?💧🏠️
一応、地図上では「三峯社」となってたので、おそらく当地の三峯講の代表者とか先達の家に建ってる講社なんだろう💫と思いつつ現地調査してみることに。
意外にも由緒碑があり沿革が判明。
それによると、地元で信仰されていた庚申塔と三峯講の講社を、個人の屋敷神の社地に移したという非常にユニークな経緯を持つ神社💡 屋敷神というのも半ば当たってたようです😅w
三峯神社が主体と思ってたのですが、歴史を見るとどうもこの慶野家の「桂久神社」という氏神様のほうが《主》っぽいので、登録名はこちらに変更。
この「慶野」または「桂野」姓は、日本では田沼に一番多いらしく、佐野氏子孫の一支族だそうです。
(他にも富山や、茨城下館の多賀谷氏家臣をルーツとする一族もあるらしい)
佐野氏二十代に「久綱」という人がいるそうで、祭神はおそらくこの方かな? 社名の正確な読みがわからないので仮に「けいきゅう」としておきました😅
この辺りでは重要な神社である、藤原秀郷公創建の根古屋神社の元鎮座地なども副産物的にわかったり、小社ながら非常に興味深い神社でした🌟

住宅街にこのような一角が・・・
道路に面した石祠と石碑、それとなぜか一つだけ壁で囲まれた神社

ストリートビューではわからなかったのですが、現地に行ってみたら、あれ?向きが逆じゃね?💧と気付く😲

なぜか道路に背を向けて立つ神社??

小社ながら由来碑あり👍
なるほど!これ道路じゃなく慶野家の方を向いて建てられてるのか💡

1800年に建てられたという大きな庚申塔
やはりこの頃の田沼は庚申信仰ブームだったらしい

その100年後には三峯講が流行

そして一社だけ壁の中に建てられてる神社が、慶野氏の氏神の桂久神社
現在でも子孫に崇拝されてるようで植木で生鳥居が作られてる

地図表記から三峯社が《主》と思ってましたが、規模と歴史的経緯を考えると、明らかに桂久神社の方が《主》ですね
一応手は合わせましたが、はたして子孫以外にも御利益分けてくれるか?🙏💧w
写真












| 名称 | 桂久神社 |
|---|---|
| 読み方 | けいきゅうじんじゃ |
詳細情報
| ご祭神 | 《主》桂久神社 《境内社》三峯神社 《石神》庚申塔 |
|---|---|
| 創建時代 | 昭和二十四年(1949年) |
| 創始者 | 慶野家・栃本村三峯講・下田沼住民 |
| ご由緒 | 寛政十二年(1800)河原町(現瓦町)及び、下田沼住民建立の庚申塔、並びに明治三十三年(1900)旧栃本村三峯講建立の三峯社は、栃本鎮守根古屋神社社有地(通称神明の森)に在ったが、
|
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