いわがみあかぎじんじゃ
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岩神赤城神社について
岩神山の崖に人工的に掘られた岩窟に建つ神社。
火打石を取られることを嫌がった神が、祟りで崖崩れを起こしたという伝承が残る。
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4時過ぎたので、最後に最近見付けた奇妙な無人社に参拝して帰ることにしました。
北関東に無数にある赤城神社の一社ですが、巨石信仰もある神社。
賀茂神社のある辺りからは約4kmほど南。
以前行ったダイダラボッチ伝説の残る独立丘 丸山にも近い所でこちらも岩神山という独立丘ですが、丸山ほど完全には独立しておらず八王子丘陵に沿うような感じの丘。
ご覧のように奇妙な岩窟のある神社で、なんと外国の砂漠にでもあるような岩のアーチがあります。しかも2本も!
情報は乏しかったのですが調べてみたところ以下のようなことが出てきました。
・この岩窟と柱は天然のものではなく手彫りらしい、火打石の採取場だった
・この山の岩神は石を取られることを嫌い、特に火打石を他国に持ち出すことを禁じていた
・目の前の新田堀の工事をしていた人足が偶然発見、火打石を取ろうとしたところ祟りで崖崩れが起こり死んでしまった
・実は赤城神社ではなく、岩窟先にある八王子様という小さい石祠の方がメインで古くからある
・太田出身の幕末の志士、高山彦九郎の日誌にも出てくる
・山の北斜面にあるせいか「とても暗い場所」と記されている
新田堀は太田金山城の由良成繁が掘らせたもので、人足もおそらく上野国の人間なので、祟りにあう理由がわからんのですが・・・(・_・?)
この辺は上野・下野国境で、しかも戦国時代は佐野と桐生、太田と足利がそれぞれ同盟関係にあって、お互い敵対していたという遠交近攻を地で行く複雑な係争地だったので、おそらく資源の持ち出しや密輸、人足に間者を潜り込ませたエピソードなんかがこの伝説に盛り込まれてるんじゃないか?と想像してみたり。
このようにただでさえ謎多き神社ですが、さらに不気味な達磨を発見してしまった!ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!
この達磨については調べても何もわからず・・・
つい先日、達磨を使った呪術が行われてるという千葉の白幡神社に行ったところ実際には達磨などなく失望しましたが、こちらは本当に達磨神社だったwww
ここはホトカミの事前登録から漏れてたので新規登録しました。
神社前は新田堀という用水路
太田市内を流れる八瀬川の源流で、太田金山城城主 由良成繁に由来するものとのこと
神社全景
神社自体はご覧のような小社
鳥居
鳥居入ってすぐ左
嫌でも目を引く岩窟と岩のアーチ
もう一本の岩の柱
こちらはかなり細い! 今にも崩れそう((( ;゚Д゚)))
ちなみに実際に崖崩れ注意の看板もあります(^^;
2つの岩の柱はこのような配置になってます
真ん中には断層状の亀裂が・・・
岩窟上の岩山 これが岩神山らしい
単なるシュミラクラ現象でしようが、何か無数の顔が浮かび上がってるようにも見えるんですよね(;゚Д゚)
岩のアーチの先にある「八王子様」という石祠
実はこっちの方がメインで古くからある社らしい!
八王子丘陵との関係は良くわからず
赤城神社
こちらは比較的新しいらしく1979年に別の場所にあった赤城社を遷座したものとのこと
誰かお供え物を食ったらしく、黒豆大福のパッケージが・・・(^^;
まぁカラスとか動物かもしれんけど
Σ(゚Д゚;)ヒィ!? 神社横の建物に謎の達磨が!
これに出くわした時はさすがにチビりました(ノД`)
怖ぇ!
この前行った千葉の達磨神社こと白幡神社には呪術に使う達磨などありませんでしたが、こっちの方は完全にそれっぽいんですけど(((;゚Д゚)))
勘弁してくれよ木村・・・w
達磨神社の横にあった小祠
名称 | 岩神赤城神社 |
---|---|
読み方 | いわがみあかぎじんじゃ |
通称 | 岩神明神 |
詳細情報
ご祭神 | 《主》八王子神社・拾貮倉神 《合》赤城神社 |
---|---|
創建時代 | 不詳 |
創始者 | 不詳 |
ご由緒 | 八王子丘陵の支脈の一つ、岩神山という小丘の崖下に立つ神社。
|
体験 | 伝説 |
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