黄檗宗
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楽しみ方梵釈寺のお参りの記録一覧

今回は滋賀県·三重県の寺院巡りをしました。
1月17日に開帳される寺院と(また仕事を休んでしまいました。)、参拝しようと思っていた寺院へ参りました。
先ず1寺目は、滋賀県東近江市に在る天龍山 梵釈寺です。
黄檗宗で、本尊は宝冠阿弥陀如来(重文)。
大津に在った梵釈寺を映さんと天文年間(1532~55年)地元豪族が建立したと伝わる。その後衰退していた所、天和年間(1681~3年)に領主の奥田三良衛門が土地を寄進し、堂宇を移して、黄檗宗の獨湛和尚を招いて開山。1728年に宇治の萬福寺の末寺となり現在に至ります。
黄檗宗は江戸時代になってから出来た宗派ですが、本尊は平安時代作ですし、宝篋印塔は鎌倉時代のため、元となる天台宗寺院があったのか、どこかからか遷されてきたのか?
事前に拝観申込みしてから参りました。
住職が不在でも良ければという事でお邪魔しました。御朱印も書置きで良ければ準備しておきますとの事でした。
何とか約束時刻に遅れずに到着。
鐘楼門前の道路沿いに5台程度駐車出来ます。
庫裏で挨拶させて頂き、本堂に入らせて頂きました。須弥壇に本尊·宝冠阿弥陀如来坐像、両脇に梵天と帝釈天。
本尊は高さ120cm、頭は高い宝髻(ほうけい)を結んでいて、胸に瓔珞(ようらく)を着けているため、観音菩薩として信仰されてきましたが(文化財登録も観音菩薩)、印や衣の形から宝冠阿弥陀如来となりました。最古、最大の像との事です。
上半身は大きくがっしり、目はつり上がって厳しい表情ながら不思議と落ち着きます。
左側の脇間には小ぶりの地蔵菩薩、無指定ですがなかなかいいお顔をされています。ハンサム地蔵と呼ばれているそうです。
奥様がお茶を出してくれて、1時間近く長居してしまいました。是非またお邪魔したいと思います。

御朱印

鐘楼門

庫裏

位牌堂

本堂


宝冠阿弥陀如来(重文)(撮影許可済み)

地蔵菩薩

宝篋印塔(国重要美術品)

鐘楼門右側の稲荷社

天満宮、金比羅宮

近江日野は多数の社寺を有するのどかな田園地帯である。
初夏の頃、甲賀から東近江市に至る道中をひた走っていると
草木覆われたなんとも味のある寺門が視界に入った。
運転で疲れた体を癒すため、惹かれるように車をとめて境内に足を踏み入れた。
寺門を潜ると、素朴で美し花が沢山植わっている
穏やかな場所があった。
本尊の阿弥陀像は由来の古いものであり、貴重なものなのだか、住まわれるお寺は地元に密着したようなのどかなものである。
ふらりと立ち寄った寺社に貴重な文化財があり、それら信仰文化に生き生きと存在する。
そんな近江らしい良いお寺であった。
滋賀県のおすすめ2選❄️
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