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きんしょうじ|曹洞宗高谷山

金昌寺
埼玉県 大野原駅

御朱印について
御朱印
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山門前には6台ほど可能な駐車場あり

巡礼

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秩父三十四観音霊場
第四番札所

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惣一郎
惣一郎
2022年08月18日(木)
1269投稿

【秩父三十四所観音霊場巡り(4/34)】(過去の参拝記録)

金昌寺(きんしょうじ)は、埼玉県秩父市山田にある曹洞宗の寺院。山号は高谷山。本尊は十一面観世音菩薩。別名は「新木寺/荒木寺」。秩父三十四所観音霊場第4番。

創建は不詳。『観音霊験記』によると、行基菩薩の作と伝わる本尊(実際は室町時代作とされる)が娘の巡礼となり、悪人と忌み嫌われていた荒木丹下という男を改心させ、仏堂に帰依せしめ観音堂を建立したのが始まりとされる。古くは高篠山中にあったが、その後現在地に移されたと言われている。江戸時代初期の1624年に当寺住職の古仙登獄和尚が寺門興隆と天災等の犠牲者供養のため石造千体仏の安置を発願し7年後に成就したとされるが、その後も武蔵、江戸、上州、相州から北陸、山陰、山陽にわたる全国から石仏の寄進が続き、現在では羅漢、観音、地蔵、十三仏など、1319体にのぼっている。特に宝永年間(1704年~1711年)、天明・寛政・享和年間(1781年~1804年)の造立が多いとのこと。

当寺は、秩父鉄道・大野原駅の南東2.5km、道のり3.5kmの山の西麓にある。3番札所の常泉寺からは道のり1.0km。背後に小丘の林を控えた境内はさほど広くはないが、そこに1300体余りの石仏が集まっているので見応え十分。建物は仁王門、本堂、寺務所棟のみ。

今回は、秩父三十四所観音霊場札所ということで参拝することに。参拝時は休日の午後、ご老人の団体など、自分と同様秩父巡りをしていると思しき参拝者を何組も見掛けた。

金昌寺の山門

境内西端入口の<仁王門>と<寺号標>。

金昌寺の地蔵

仁王門の前に佇む<六地蔵>。

金昌寺の山門

インフォメーションが多い<仁王門>正面。大きなわらじに、白い彫刻。
ふと「高谷山」の扁額を見上げると、仁王門の2階部分にたくさんの仏像が並んでいる。

金昌寺の末社

仁王門前、左側にある<新木 開運稲荷大神>。

金昌寺の像

仁王門左側の<阿形仁王像>。スマイリーな表情。

金昌寺の像

仁王門右側の<吽形仁王像>。意外と柔和な表情。

金昌寺(埼玉県)

大きな<わらじ>はインパクト大。

金昌寺の建物その他

仁王門の左手にある<社務所>。御朱印はこちら。

金昌寺の建物その他

仁王門をくぐるとすぐに階段がある。ここから見て、右前方上部に本堂がある。

金昌寺の建物その他

階段を登り切ったところからの眺め。右側に見えるエリアから見て廻る。

金昌寺の仏像

屋根付きの場所に大きめの石仏がずらっと並ぶ。

金昌寺の仏像

奥の建物には、ひときわ大きな石製の<観音像>が高い位置に安置してある。

金昌寺(埼玉県)

参道脇の石仏は、どれも大きさ、姿形、表情が違っていて面白い。

金昌寺(埼玉県)

こちらも参道脇の石仏たち。なかなか壮観。他ではなかなか見ない眺め。

金昌寺の仏像

屋根付きで大事にされている石仏。

金昌寺の本殿

参道をちょっと進むと、すぐに<本堂>が現れる。

金昌寺の建物その他

<本堂>正面。極彩色の彫刻が目を引く。

金昌寺の像

本堂に向かって右側にある<慈母観音>。柔和な表情が良い。

金昌寺の本殿

<本堂>正面中央上部の扁額類。

金昌寺の芸術

<本堂>正面右側上部の<奉納額>。

金昌寺の仏像

帰り道、ゆるゆると参道を下って来る。仁王門の2階部分には<西国三十三所観世音>がずらっと並んでいて壮観。(^▽^)/

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歴史

『観音霊験記』によると、当地に数々の悪行を重ね忌み嫌われていた荒木丹下と言う男がいた。そこに巡礼の娘が来て食べ物を乞うたが、丹下は娘を打ちのめした。ところが、実は娘は仏の化身でその力により丹下は改心させられ、仏道に帰依し観音堂を建立したと言う。このため、この寺は荒木寺あるいは新木寺とも呼ばれ、古く高篠の山中にあったが、その後、荒木(山田)に移されたと言われている。

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名称金昌寺
読み方きんしょうじ
御朱印あり

限定御朱印なし
御朱印帳なし
電話番号0494-23-0976
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巡礼の詳細情報

秩父三十四所観音

詳細情報

ご本尊十一面観世音菩薩
山号高谷山
宗旨・宗派曹洞宗
ご由緒

『観音霊験記』によると、当地に数々の悪行を重ね忌み嫌われていた荒木丹下と言う男がいた。そこに巡礼の娘が来て食べ物を乞うたが、丹下は娘を打ちのめした。ところが、実は娘は仏の化身でその力により丹下は改心させられ、仏道に帰依し観音堂を建立したと言う。このため、この寺は荒木寺あるいは新木寺とも呼ばれ、古く高篠の山中にあったが、その後、荒木(山田)に移されたと言われている。

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