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みせんじんじゃ

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)のお参りの記録一覧
奈良県 吉野駅

Lotus
Lotus
2023年06月22日(木)
22投稿

役行者が山上ヶ岳で修業中、蔵王権現に先立って出現した弁財天を大峰山系の弥山に鎮守として祀ったのが始まりとされています。

蔵王権現が出現する前に出現する仏様は文献によって差異があり、参考までに記載しておきます。

「役公徴業録」
弁才天→地蔵菩薩→蔵王権現
※弁才天は弥山に、地蔵菩薩は川上村神之谷の金剛寺にお祀りされました。

「沙石集」
釈迦牟尼仏→弥勒菩薩→蔵王権現

「金峰山秘密伝」
釈迦如来→千手観音→弥勒菩薩→蔵王権現(釈迦如来・千手観音・弥勒菩薩の三仏が忿怒のお姿で現れる)

山の名前の弥山ですが仏教の世界観を表した須弥山から名付けられたと言われています。
弥山から片道約30分位の所に八経ヶ岳がありますが、役行者が法華経八巻を埋めたという伝説が由来になっています。
八経ヶ岳は近畿最高峰ということもあり眺望が良いのでオススメです。

参考までに以下コースタイムです。※休憩時間は含んでいません。
(登り)
行者還トンネル西口
 ↓2時間27分
弥山

(下り)
弥山
 ↓1時間59分
行者還トンネル西口

(参考)
弥山小屋
 ↓28分
八経ヶ岳
 ↓26分
弥山小屋

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)(奈良県)

登山道から見た弥山と八経ヶ岳

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の建物その他

弥山小屋前の看板

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)(奈良県)

一の鳥居

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)(奈良県)

二の鳥居

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)(奈良県)

弥山神社

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)(奈良県)

行者堂

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の歴史

由緒書

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)(奈良県)

弥山から見た八経ヶ岳

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)(奈良県)

八経ヶ岳

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の御朱印

ご朱印は弥山小屋に管理人の方がいればいただけます。

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とし
とし
2020年10月22日(木)
187投稿

《世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」番外編》

標高1895m。
近畿の最高峰「八経ヶ岳」の手前にある「弥山」。
その山頂に鎮座する弥山神社です。

役行者が国の平和を祈願し、最初に顕現されたのが弁財天、次に蔵王権現が顕現されたとされ、弁財天は弥山山頂に鎮守として祀られたと伝わります。

2月に天河大辨財天社にお詣りした際にいつかは奥宮へお詣りしたいと願い、この日を迎えました。

その24(最終話)へ
https://hotokami.jp/area/wakayama/Hrtts/Hrttstk/Dskmy/147552/100416/

その1へ
https://hotokami.jp/area/wakayama/Hrttk/Hrttktr/Dmpss/131730/60600/

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の御朱印

《ご朱印》

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の建物その他

自宅から約3時間の早朝ドライブ。
ここは行者還トンネル西口の駐車場。
標高は約1100m、弥山の登山口です。
ここから山頂までの標高差は約800m。

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の建物その他

《8:30/登拝開始》
登山歴2ヶ月半の私。大峯山寺と弥山神社にお詣りするために始めた登山。いつか富士山に登るため、今日も無事に帰らねばなりません。
無理無茶だけはしないと誓い登山届を提出。
登拝開始です。

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の自然

この橋を渡ると大峯奥駈道へ合流するまでの急登が始まります。山の緑と清流が心地良い。この清流はやがて熊野川となって熊野速玉大社まで至ります。

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の鳥居

《9:45/奥駈出合》
写真を撮る余裕もない急斜面を登ること約1時間。やっと大峯奥駈道が見えました。

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の自然
弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の建物その他

《第56靡/石休の宿跡》

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の建物その他

《10:15/弁天の森》
奥駈出合からの尾根道はアップダウンは少なめ。
弥山山頂まであと2km。

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の自然

紅葉は過ぎてしまったみたいです。

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の像

《10:40/理源大師像》
第55靡講婆世宿。”聖宝の宿” とも。
ここから山頂までは再び傾斜がキツい部分。
道中の安全を願って手を合わせます。

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の周辺
弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の周辺
弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の建物その他
弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の建物その他

この鉄製の階段が見えると弥山小屋まであと少し。

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の建物その他

やっと…やっと着きました。
頂上付近の弥山小屋です。

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の歴史

《11:40/弥山小屋前》
濃霧につつまれた山頂直下。

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の周辺

強風の中、霧が目の前を流れていきます。
かなり寒く急速に汗が冷えていき、防寒着を羽織ります。恐らく一桁台の気温でしょう。

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の建物その他

さて、山頂の弥山神社へ参りましょうか。

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の鳥居

《一の鳥居》

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の鳥居

《二の鳥居》
天皇陛下もおこしになった弥山。霧はどんどん濃くなり目の前が真っ白になっていきます。

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の建物その他

《12:00/弥山神社》
標高1895m。大峯奥駈道第54靡の弥山。
その山頂に静かに鎮座するお社。
天河大辨財天社のはじまりの地です。

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の鳥居
弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の鳥居
弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の景色
弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の歴史

《ご由緒書》
弥山の名の由来は須弥山。

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の鳥居

やっとお詣りすることができました。
弁財天様にお目にかかるため、やって参りました。
(-人-)パンパン

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の鳥居

一瞬。
本当に数秒だけ霧が晴れました。
弁財天様からのご褒美でしょうか。
ありがとうございました。

弥山神社(天河大辨財天社奥宮)の建物その他

ご朱印は弥山小屋でいただけます。
※管理人のご主人が小屋にいらっしゃったら。

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