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よしのみくまりじんじゃ

吉野水分神社のお参りの記録一覧
奈良県 吉野駅

らんでぃー
2023年12月17日(日)
339投稿

金峰神社のある奥千本を後に花矢倉展望台経由の道を徒歩で下って吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)を参拝いたしました。 こちらもユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する資産の一部として登録されています。 「水分」とは「みくまり=水配り」と言う意味をもち、大和国は盆地という地形の関係上、雨が少なければ干ばつに悩まされ、さりとて雨が多ければ水害にも悩まされてきた地勢であった為、平安遷都以前から朝廷によって奈良の主要な水系に位置する吉野、宇陀、葛木、都祁の四つの地域に於いて水分社が建立され水分神が信仰されてきました。 吉野水分神社は葛城水分神社・都祁水分神社・宇太水分神社と共に大和国四所水分社の一つとして流水を分かち配ることを司る神・天之水分神(あめのみくまりのかみ)を主祭神に祀り、古来より祈雨・雨乞いの神事が行われてた歴史ある神社です。 創建年代については不詳なるも、最も古い記録では「続日本紀」に、文武天皇2年(698年)雨乞いの為に馬を献じたとも記されているそうです。 「みくまり」はまた「みこもり=御子守り」と訛り、平安時代中期頃になると吉野水分神社は「子守明神」「子守宮」とも呼ばれるようになって、子授け・安産・子どもの守り神として篤い崇敬を集めるようになっていきます。 現在の社殿は慶長9年(1604年)年に豊臣秀頼(とよとみひでより)によってが再建が成されたものだそうですが、父である豊臣秀吉(とよとみひでよし)がここで子授け祈願をし願いが叶って授かったのが秀頼だったという由縁もあるようです。 楼門を入ると右側に三殿一棟造りの本殿、中庭を挟んで左側に拝殿があり、中庭の枝垂桜はまだ僅かに散り際の花姿を見せてくれました。

吉野水分神社(奈良県)

吉野水分神社・鳥居

吉野水分神社(奈良県)

吉野水分神社・桜門

吉野水分神社(奈良県)

吉野水分神社・手水鉢

吉野水分神社(奈良県)

吉野水分神社・境内
 中庭の枝垂桜

吉野水分神社(奈良県)

吉野水分神社・幣殿
 「子守大明神」の扁額、奥には八角形の神輿

吉野水分神社の本殿

吉野水分神社・本殿
 中央が春日造、左右は流造の三殿を一棟に連ねた珍しい造り

吉野水分神社(奈良県)

吉野水分神社・拝殿

吉野水分神社(奈良県)

吉野水分神社・本殿
 別の角度から

吉野水分神社(奈良県)

御朱印

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とし
2021年04月04日(日)
187投稿

金峯神社から上千本の吉野水分神社へ。
かなり急な坂道を下ってきました。

妻「登らなくてよかった~」
妻「でも足が疲れた~」(´・ω・`)

ご祭神は天之水分大神。水分(みくまり)とは水が分かれるの意味。一説には吉野の最奥、青根ヶ峰に位置していたとされています。後に「みくまり」が「みこもり」となまり子守=子授けの神としても信奉されるようになったとか。

昨年の投稿はコチラ
https://hotokami.jp/area/nara/Hmgts/Hmgtstk/Dktyzm/144316/62138/

吉野水分神社の景色

吉野水分神社近くの展望台から見た吉野。黄砂でかすんでいますが画面中央には蔵王堂。尾根上に町が連なる様子がよく分かります。

吉野水分神社の鳥居

色褪せた鳥居。吉野の風雪に耐えてきた姿ですね…。

吉野水分神社の建物その他

大峯奥駈道の道標
私(蔵王堂まで3km。黙っておこう…)
妻「なんか言った?」

吉野水分神社の山門

《楼門》(重要文化財)
桃山時代に豊臣秀頼が再建したものと伝わります。

吉野水分神社の建物その他

お社はロの字型をしています。

吉野水分神社の本殿

《本殿》

吉野水分神社の本殿
吉野水分神社の自然

見事な桜🌸
寺社建築と桜はよく合いますね。
吉野でお詣りと桜を堪能した春でした。

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とし
2020年02月12日(水)
187投稿

《世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」その6》

奥千本の金峯神社より下ること1.6km
上千本に位置する大峯奥駈道第72靡の
吉野水分神社です。

その5へ
https://hotokami.jp/area/nara/Hmgts/Hmgtstk/Dktyzm/100029/61642/
その7へ
https://hotokami.jp/area/nara/Hmgts/Hmgtstk/Dktyzm/144313/62370/

吉野水分神社の本殿

《本殿》(重要文化財)
何度の冬を乗り越えてきたのでしょうか。
今も美しい姿を見せてくれています。

吉野水分神社の山門

《楼門》(重要文化財)
慶長9年(1604年)に豊臣秀頼によって再建されたといわれています。

吉野水分神社の鳥居

《一の鳥居》
急な階段と色褪せた朱色。
吉野の奥深い地で風雪に耐えてきた姿です。

吉野水分神社の仏像

金峯神社から吉野水分神社へ下る道の途中に立派な不動明王像が建っています。
奥駈道を上る修験者を見守ってきたのでしょう。

吉野水分神社の建物その他

《大峯奥駈道の道標》
ここは第72靡。目指す熊野ははるか先です。

吉野水分神社の周辺

《大峯奥駈道/スタート地点》
第75靡柳の渡しです。
吉野川にかかる美吉野橋の近くにあります。

吉野水分神社の周辺

修験者たちは柳の渡しより吉野川に入り身を清めてから金峯山寺へ向かいます。

吉野水分神社の建物その他

水分(みくまり)とは水が分かれるの意。
一説には吉野水分神社はもともと吉野山の最深部「青根ヶ峰」に位置していたと言われています。
後に「みくまり」が「みこもり」となまって子宝の神として信仰されるようにもなったとも。

吉野水分神社の本殿

主祭神は天之水分大神。
水を司る神です。

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