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あすかでら|真言宗豊山派鳥形山

飛鳥寺のお参りの記録一覧
奈良県 岡寺駅

sasaki3
sasaki3
2024年03月08日(金)
1663投稿

飛鳥寺

飛鳥寺の御朱印

飛鳥寺 新西国三十三所巡礼

飛鳥寺の御朱印

飛鳥寺 聖徳太子御遺跡霊場

飛鳥寺(奈良県)

飛鳥寺 本尊飛鳥大仏 (写真撮影可能とのこと)

飛鳥寺(奈良県)

飛鳥寺 蘇我入鹿の首塚

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沙羅双樹の花
沙羅双樹の花
2024年03月12日(火)
428投稿

 欽明天皇13年(552年)、百済の聖明王から仏像が献上されます。(経緯については割愛します。興味深い話満載ですが、話がそれますので。)いよいよ仏教が日本に入って来るわけですが、勿論すんなり事が運ばれたわけではありません。当時日本は、豪族達の権力争いの真っ只中。
 蘇我稲目は、受け入れ賛成派。向原の家を浄めその仏像を祀ります。(向源寺)ところが、疫病流行。ここぞとばかりに反対派の物部尾輿は、寺を焼き仏像を難波の堀江に投げ込みます。(この仏像を拾い上げ、長野まで持ち帰り大切に祀ったのが本田(本多)善光。→後の善光寺)疫病止まず。
 世代変わり、敏達天皇の時代。鹿深臣、百済から弥勒菩薩携えて帰国。蘇我馬子は、仏殿を建てその仏像を収めます。再び疫病流行。物部守屋、仏教が原因と仏殿、仏像を焼き払います。が、疫病止まず。それどころか、天皇崩御。馬子や守屋も病に···。
 この後、厩戸皇子(聖徳太子)が···。と歴史は続いていきます。

 とにかく、蘇我馬子発願(588年)創建(596年)がこちらの飛鳥寺です。

 新西国霊場 第9番札所
   山号:鳥形山
   宗派:真言宗豊山派
  御本尊:釈迦如来(飛鳥大仏)
   創建:596年

飛鳥寺(奈良県)

春を感じさせる日のお参りとなりました。☀️

飛鳥寺(奈良県)

お堂に入ると、説明していただける専門の方がおられ、聞きながら必死でメモ。「御写真撮ってもらって構いません。」と許可が出ましたのでパシャリ!

飛鳥寺(奈良県)

本来は脇侍がいて三尊像だったとのこと。焼けて二体はありません。金銅仏ということもあり、かろうじて残った中尊ですが、少子痛々しく感じました。

飛鳥寺(奈良県)

ただ、こちらの仏さま、創建当初から一歩も動いていないとのこと。😯今、2024年ですから、1400年以上ここに座っておられるわけですよね。凄い!😵‍💫🙏

飛鳥寺(奈良県)
飛鳥寺(奈良県)

お堂の全景

飛鳥寺(奈良県)

少し歩いた先に、入鹿の首塚があります。
手を合わせてきました。

飛鳥寺(奈良県)
飛鳥寺(奈良県)

境内に年季が入ったポスト🤔

飛鳥寺(奈良県)

いただいた御朱印です。

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to_sun
to_sun
2024年01月13日(土)
380投稿

【鳥形山(とりがたやま)飛鳥寺(あすかでら)】
本尊:釈迦如来(飛鳥大佛)
宗派:真言宗豊山派
開基:蘇我馬子(そがのうまこ)
 
~百寺巡礼:五木寛之氏が選んだ百の名刹 第8番~ 

 排仏派の物部氏(もののべし)との戦いに勝利した蘇我馬子が、日本で初めて創建した本格的寺院。当初は、現在の二十倍もの寺域で、法興寺(ほうこうじ)と呼ばれ、伽藍配置は「飛鳥寺式」の様式、一つの塔を、東西の金堂と中金堂の三つの金堂が囲む「一塔三金堂」だったという。
 その後、平城遷都に伴い法興寺は新京に移転、元興寺と名を変えた。元の寺も本元興寺と称して存続したがさびれていく。伽藍は何度かの火災や落雷によって失われた。江戸時代後期にようやく小さな堂宇が再建され、いまはそのなかに日本最古の仏像が残っている。

~『百寺巡礼 第一巻 奈良』五木寛之(講談社、2003)~

飛鳥寺(奈良県)

【山門】

飛鳥寺(奈良県)

【境内】

飛鳥寺(奈良県)

【本堂】

飛鳥寺(奈良県)

【本堂内陣】

飛鳥寺(奈良県)

【飛鳥大佛】
 重要文化財。609(推古17)年、当代一流の仏師であった、鞍作鳥(くらつくりのとり)によって造られた日本最古の仏像。
 ~鞍作鳥がつくったとされている部分は、いまは顔の一部、左耳、右手の指の一部にすぎない。それ以外は、後世の人々の手で補われ、飛鳥時代の形が再現されている。よく見ると、たしかにお顔は傷だらけで満身創痍なのがわかる。痛々しくさえ見える。それでも、こうして千四百年ものあいだ飛鳥大仏はここに存在しつづけた。最初の金堂こそ焼失したものの、ずっと同じ位置に座っていらっしゃるという。まさに、飛鳥のシンボルというべきだろう。~

飛鳥寺(奈良県)

【飛鳥大佛】
 ~神秘的であり、威厳に満ちた格調高い表情。これまで私が出会った多くの御仏たちは、どちらかというとふっくらとしたお顔をされていた。そういうタイプの仏像を見ると、仏教の本家であるインド的な美男子なのだろう、という印象を強く受ける。
 それに対して、飛鳥大仏のお顔は面長で、ほっそりしている。鼻が高く、首も長い。文献などには〈アルカイック・スマイル〉と表現されている。アルカイック・スマイルとは、紀元前五世紀ごろまでのギリシャ彫刻に特有な、素朴で古風な微笑のことだ。そうした古代ギリシャ的なほほえみが、いまの私の目には、逆に近代的なものに見える。~

飛鳥寺(奈良県)

【阿弥陀如来坐像】

飛鳥寺(奈良県)

【聖徳太子孝養像】
 太子十六歳のとき、父の用明天皇の御病気回復を祈願されている姿。

飛鳥寺(奈良県)

【中庭】

飛鳥寺(奈良県)

【中庭】
 飛鳥寺形石燈籠 「日本の燈籠」に選ばれている極めて清楚な形で保存されている。

飛鳥寺の仏像
飛鳥寺(奈良県)

【深沙大将像(じんじゃだいしょうぞう)】

飛鳥寺(奈良県)

【境内】

飛鳥寺(奈良県)

【石仏三体】
 大聖不動明王、観世音菩薩、弘法大師の三体。
 良縁成就、商売繁盛、学業成就など、水をかけてお祈りすると願いが叶うといわれている。

飛鳥寺(奈良県)

【思惟殿】

飛鳥寺(奈良県)

【思惟殿内陣】
 聖観世音菩薩が安置されている。

飛鳥寺(奈良県)

【鐘楼】

飛鳥寺(奈良県)

【西門】

飛鳥寺(奈良県)

【蘇我入鹿首塚】

飛鳥寺(奈良県)

【蘇我入鹿首塚】
 ~大化改新で入鹿は中臣鎌足に討たれた。そのとき、入鹿の首が飛鳥板蓋宮(あすかいたぶきのみや)から飛鳥寺まで飛んできて、ここに埋められたという伝説がある。~

飛鳥寺の御朱印

【御朱印】

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