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福智院の御朱印・御朱印帳
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#福智院
ご本尊は地蔵菩薩。本堂の前のほこらに勝軍地蔵を祀る。
#勝軍地蔵
仏様の尊名の頭にご利益の種類を付けたのぼりをよく見かける。子授け観音、美人観音、身代わり不動、開運稲荷などなど。善峯寺(京都市西京区)の出世薬師は、「どうしてこの仏様にこのご利益を祈った?」と思わず突っ込んでしまったが、もちろんれっきとした由来がある。
何かの本に、そのような看板メニューがいちばん多いのが地蔵菩薩だと書いてあった。確かにそうだと思う。今まで目に入ったのをざっと思い出しても、子安地蔵、水子地蔵、延命地蔵、トゲ抜き地蔵が浮かぶ。
真言陀羅尼の解説という書籍によれば、それらは変化観音などと違い、経典には全く言及が無いそうだ。後世の人が考え出したものであろう、と。
勝軍地蔵もその1つ。甲冑に身を固め白馬にまたがった姿だ。
ところで、僕は個人的に、彼にはけっこう謎めいたイメージを持っている。とにかく情報が少ない。仏像はあまり見かけないし、書籍などで項目を立てて紹介されることも稀だ。だがその割に、寺社の由緒などが書かれた看板などで、とある戦国武将が崇敬した、みたいな記述を何度か目にした。そこでは以前に祀られていたのかもしれない。


#福智院
ご本尊は地蔵菩薩。
#地蔵菩薩 #地蔵大佛
ここ福智院の像は地蔵大仏といい、菩薩ながら如来としての功徳を有することが、様々なアトリビュートで示されている。お堂の中で、解説を聴きながら像を間近で見れるので、好きな人ならば至福の時間を味わえるはずだ。
彼の大仏たるゆえんの1つが、光背に現れた化仏。東大寺の大仏のものが有名だ。解説によれば、化仏を生成するのは如来だけの特権みたいなものだと。地蔵大仏の光背からは、六地蔵、エンマ王、太山王などが生じている。
#六地蔵
六道能化(ろくどうのうげ)と言って、地蔵菩薩はお釈迦さまの嘱託を受けて、六道のどこへでも駆け付け、迷える衆生を救い導くとされる。それに基づいて六道のそれぞれに配された分身が六地蔵。
いちいち名前も付いている。真言陀羅尼の解説という書籍によれば、地獄道に擅陀(だんだ)地蔵、餓鬼道に宝珠地蔵、畜生道に宝印地蔵、修羅道に持地(じち)地蔵、人道に除蓋障(じょがいしょう)地蔵、天道に日光地蔵。ただしこれは一例で、異説もあるそうだ。ここ福智院ではどのように伝わっているかは、パンフには載っていない。
関係ないと思うが、七仏薬師や五大虚空蔵にも同じように個々の名前があるらしい。


珍しい大きな地蔵大仏を拝むことができました。お堂の大きさからは想像できない程の大きさです。お寺の方が詳しく説明してくださいました。


お地蔵さんの立っている虹は地蔵大仏の光背が日によって時間によって虹色になることを表現されたそうです。

菩薩の寺めぐり御朱印



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