れんじょうじ|浄土真宗遣迎院派
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南山城、奈良市寺巡りの4寺目は、東大寺の南に在る常光山 璉珹寺です。(れんじょうじ、スマホでは漢字変換できずコピペ)
浄土真宗遣迎院派、本尊は阿弥陀如来です。
この本尊が秘仏で、毎年5月の1ヶ月間開扉されます。以前は50年に1度の開扉で、開扉の度に袴の取り替えを行っています。
木造白色で女人裸形阿弥陀如来と呼ばれている珍しい仏像です。(県指定文化財)
伝えによれば、天平年間に聖武天皇の勅願により行基により開基、平安時代に貴族の紀氏により伽藍建立、町名である紀寺の跡と云われるが定かではない。宗派は何度も変わっている。
(浄土真宗遣迎院派は初めて耳にしました。浄土真宗は一般的に御朱印を授与しないですが、この寺は授与戴けます。)
本堂に入ると真ん中に先の阿弥陀如来、右側に観音菩薩、左側に勢至菩薩という阿弥陀三尊です。しかしながら、三仏は製作年代が違っており、観音菩薩が平安時代、阿弥陀如来が鎌倉時代、勢至菩薩が室町時代です。(両菩薩像は重文指定、室町時代の仏像の重文指定は珍しい。)
勢至菩薩は観音菩薩に倣って製作された仏像ですが見比べると確かに違います。観音菩薩はキリッとしたやや厳しい感じがしますが、勢至菩薩は少しあまい感じがしました。
目はやや寄り目で少し吊り上っています。説明員の方に「誰かに似ていると思いませんか?」と聞かれて「ダルビッシュに似ていますね。」と。「ひょっとしたら中東からの渡来系の人が製作したかもしれませんね。」とおっしゃっていました。
阿弥陀如来のお顔も一般的な如来とは違いますし、髪も螺髪ではなく清凉寺の釈迦如来に似た縄目状です。裸形も珍しく、新薬師寺のおたま地蔵しか観たことはありません。
尚、駐車場は西側の道路を隔てた所に2台停めれます。但し、西側の道路は南→北への一方通行で細いため、注意しないと通り過ぎてしまいます。
御朱印
山門
本堂
阿弥陀如来(ネットから転載)
観音菩薩(ネットから転載)
ご本尊は秘仏、裸の木造阿弥陀如来像。毎年5月の間のみご開帳されます。肌は白く塗られ、下半身には織物の袴を纏われています。布地の袴をまとわれた仏像はとてもとても珍しい。
袴は50年に一度はきかえられ、現在の袴の前にはいておられた袴も展示されており、間近に観ることができました。
この年は憑かれたように奈良に通い、歩き回っていました。
たまたま5月のある日にならまち界隈を歩き回っていて、こちらのご開帳の看板を見つけて立ち寄った…ような気がします。
こじんまりとしたお寺ですが、境内はとても美しく整えられ、お花が綺麗だったと記憶しています。
現在はどうかわかりませんが、お詣りした時は地元のボランティアガイドさんが色々なお寺におられ、案内をしてくれてました。
名称 | 璉珹寺 |
---|---|
読み方 | れんじょうじ |
御朱印 | あり |
限定御朱印 | なし |
電話番号 | 0742-22-4887 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
詳細情報
ご本尊 | 阿弥陀如来立像 |
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宗旨・宗派 | 浄土真宗遣迎院派 |
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