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こくほう だいほうじ|天台宗一乗山

国宝 大法寺の境内・文化財
公式長野県 別所温泉駅

文化財

三重塔(国宝) 日本最古の鯱・厨子及び須弥壇(重要文化財) 十一面観音菩薩(重要文化財) 普賢菩薩(重要文化財) 銅製鰐(県宝)

境内詳細情報

三重塔

国宝

大法寺の三重塔は、正慶2年(1333年)によって建てられました。
和様の建築様式が正確に守られ、周囲の景色との調和が取れています。
奈良や京都の建築物に引けを取らない美しさを持ち、国宝に指定されています。

三層の屋根が、まるで空を舞う鳥の羽のようにのびのびと広がる一方、塔全体はどっしりしており、細部はすっきりとした造りとなっております。
これらの絶妙なバランスが荘重で崇高な印象を与え、傑作ともいえる三重塔を作りあげています。

この三重塔はその美しさから、近くを通る東山道の旅人が、度々ふり返り塔を眺めたことから「見返りの塔」の名でも親しまれ、日本一美しい塔とされております。

十一面観音菩薩

国指定重要文化財

平安時代半ばに地方の仏師によって作られた、周辺地域で最も古い仏像です。

全体的にやさしく上品なお姿で、穏やかなお顔をしており、たいへん親しみやすい仏像です。

国の重要文化財に指定されています。

-日本最古の鯱(しゃちほこ)- 厨子及び須弥壇

国指定重要文化財

十一面観音菩薩が安置されていた厨子(ずし)が、須弥壇(しゅみだん)の上に置かれています。

厨子は四方に放射状に垂木が伸びており、その端麗さは、禅宗様(唐様)の造りの特徴となっております。

厨子の屋根の両端には、立派なしゃちほこが勢いよく喰いついております。
このしゃちほこは、日本で鯱(しゃち)が屋上に飾られるようになってから、最初のものではないかといわれています。

国の重要文化財に指定されています。

普賢菩薩

国指定重要文化財


全体の彫りが浅く、衣紋線のデザインが十一面観音菩薩と共通しているため、同じ作者により同時期に造られたと考えられています。

十一面観音菩薩と比較し、引き締まった俊敏な像容をしており、技術的にはより優れているとされます。

国の重要文化財に指定されています。

銅製鰐口(わにぐち)

長野県宝

三重塔を建てた大工四朗(おおたくみしろう)の系譜を引くと考えられる人物により奉納された鰐口(わにぐち)です。

お堂の前の軒下に太いひもをつけて吊るし、礼拝のときに鳴らします。

かやの木

青木村天然記念物

永正8年(1511年)に本堂建立を記念し、境内に枝垂桜(しだれざくら)と、かやの木が植えられたとされています。

樹齢500年の老木です。

かやの実は油をとったり食用にすることができます。かやの葉は独特の匂いから、いぶして蚊を追い払うことに使われました。

かやの木から採れた「かやの実」は、大法寺名物の歴史の味として、大法寺および三重塔近くの寺務所にて、お買い求めいただくことができます。

羅漢石像

三重塔に向かう参道を中心に、羅漢石像が並べられています。石像ごと異なった表情を持っており、そのユーモアあふれる姿は、訪れた人の心を和やかにさせてくれます。

寄進により、現在も少しずつその数を増やしています。

真田信繁(幸村)ご愛用の茶釜

大法寺にて、真田幸村が愛用したとされる茶釜を展示しています。

大法寺より西南およそ2kmの場所に、幸村の長姉小山田村松殿の家がありました。

また大法寺の周辺地域の豪族がたびたび真田家の支配に対して反抗を試みたことから、真田親子がその平定に訪れていました。

三重の塔の内部絵

2004年に馬場良治氏により三重塔の壁画が復元され、郷土美術館内に展示しています。

普段は見ることができない三重塔内部の創建当時の壁画が、精密で色鮮やかに復元されています。

編集:見返りの塔公式
最終更新: 2020年09月11日(金)

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