眞徳寺

神奈川県 藤沢駅

遊行寺の参道いろは坂の右側にある寺院です。
遊行寺の塔頭である真光院・栖徳院・善徳院・貞松院が大正6年に合併し、昭和初年に真徳寺と公称しました。俗称「赤門」と呼ばれます。

遊行寺の惣門をくぐり、すぐ左にある真徳寺の墓地には、江戸後期の侠客・国定忠治の子分、板割浅太郎の墓があります。赤城山で親分の忠治と決別した後、仏門に入り改心したと伝わっています。

（参照）
藤沢:わがまちのあゆみ

神奈川県藤沢市西富にある時宗の寺院で、清浄光寺（遊行寺）の塔頭である。本山役僧が住職を務め、講中の宿泊所であった。
鎌倉北条氏邸より赤門を寄付されて以来、「赤門」と呼ばれる。
もとは真光院、栖徳院、善徳院、貞徳院という清浄光寺の塔頭寺院であったが、明治13年11月26日の火災により焼失し、大正7年に本堂一宇を栖徳院として再興し、さらに大正15年に庫裏を真光院として再興。以来、真光院、栖徳院、善徳院、貞徳院の4つの寺で共同で使用していたが、昭和19年（1944）に4寺が合併し真徳寺と改称した。

真徳寺(しんとくじ, 時宗, 創建年代不詳)
山門, 本尊は阿弥陀三尊, 別称 赤門, 清浄光寺(遊行寺)塔頭