高野山真言宗 西向山
乗蓮寺のお参りの記録一覧
鎌倉時代、承久の乱の頃、北条政子は争いから逃れる為、横浜市南区に身を寄せていた。
その時、住んでいた場所は別の場所だったようだが、水があまりにも良くない。で、井戸を掘らせた所、こちら、今は乗蓮寺となっている地の水が良いと、そこに寺を創建した。
駅にも地名にもなっている井土ヶ谷は、そんな歴史があったのか。
ここの寺にお詣りしてそれを知った。
建物自体は、新しくなっており、鎌倉時代を想わせるものではないが、境内にある、北条政子が植えたとされる樹や、政子の井戸から深い歴史を感じるのであった。
京急線弘明寺駅から徒歩10分位。真言宗寺院。
鎌倉時代の創建で北条政子の発願による所から「尼将軍の寺」と呼ばれています。
ご本尊は不動明王。また、十一面観音菩薩や政子自身が彫った云われる尼将軍の坐像が祀られている。
御朱印は本堂でいただく事が出来ます。
当日は、ご住職が本堂に招き入れてお参りを致しましたが、寺院の由来等の歴史話で半日楽しい時間を過ごさせていただきました。
庫裏兼本堂。
2階が本堂になっており、ご本尊の不動明王の他十一面観音菩薩等が祀られています。
子育て地蔵。
「尼将軍の化粧井戸」
源頼朝一行が弘明寺へ訪れた時に弘明寺に井戸がなく近くの数箇所を掘ったところ、この乗蓮寺の井戸が良かった所から使用されたとの事。
この辺の「井土ヶ谷」は、ここの井戸からと云われている。
尼将軍の御堂跡。
寺院の裏手の丘にあります。
昭和初期までは今の本堂の辺りにあったそうです。
かやの樹木
横浜市の名木に指定されています。
このかやは、北条政子のお手植えしたものと云われ樹齢は約750年との事です。
先ほどの化粧井戸とこのかやの樹木があった所から「井土ヶ谷」の地名がつけられたとも云われています。
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