ちょうこうじ
御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
朝光寺ではいただけません
広告
朝光寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2024年04月19日(金)
参拝:2024年3月吉日
兵庫県加東市にあるお寺です。
西国三十三所の播州清水寺にお参りする途中 国宝に指定されている本堂のお寺だということでお参りさせていただきました。
兵庫県民なら知っている 東条湖おもちゃ王国の奥にあります。
山奥というわけではないですが 山寺です。
川沿いの駐車場に車を停め 参道を歩いていると 奥に滝が見えました。
あまりにきれいなので お寺にお参りする前に 滝を見に行きました。つくばねの滝という名前でした。
階段を上がるとやや傷んだ山門があります。とても古いもののように見えます。
正面には 国宝の本堂があります。
とここまで歩いてきたら 案内ボランティアの方がついてくださいました。
もともと朝光寺は 奈良時代に別地に建立されたそうで 平安時代末期にこの地に移されたそうです。
室町時代 江戸時代 昭和時代に大修理が行われたそうで その時代の木材など 使えるものは残す形での修理がされたそうです。
例えば屋根瓦 室町時代のものも江戸時代のものも残っています。
本堂の柱は 江戸時代のものと昭和時代のものが両方あるのですが 確かに木の古さが違います。
山寺だから傷みが激しいのかもしれませんが 新旧両方のものを見ることができるという点において さすが国宝だと思いました。
山寺ならではの工夫もあり 高床式の本堂になっています。
そこにさらに一工夫 完成させていないのです。
「完成してしまうと 後は廃れていく」という考えから わざと未完成にしておく建て方は 日光東照宮などでも有名です。
さらにすごいことを教えていただきました。
もともと別地にあったお寺を移築していますので その際だろうと考えられているのですが ご本尊が2体あるのです。
それが 「どうも三十三間堂の あの有名な千手観音立像と似ている」ということで調査されたそうで 足を台座に固定するための部分を調べたところ 作者が同じだということが分かったそうです。
ということは 三十三間堂の千手観音立像がこの地に運ばれたと考えられるのです。
理由などは分かっていませんが これはすごいことです。
三十三間堂の千手観音立像が国宝に指定されたことから こちらのご本尊も重要文化財に格上げされたそうです。
境内外れには つくばねの滝という滝があります。
これを那智の滝に見立て すぐそばに西国三十三か所1番札所の青岸渡寺のご本尊の祠をおかれています。
ミニ西国三十三か所巡りになっていました。
いやあ ボランティアガイドさん 素敵な情報をありがとうございます。
ちなみに由緒などについては
山号は鹿野山(ろくやさん) 宗旨宗派は高野山真言宗 ご本尊は十一面千手千眼観音2躯
創建年は伝・白雉2年(651年) 開基は伝・法道仙人 札所等は宝の道福神22番です。
文化財は本堂(国宝)・鐘楼・木造千手観音立像(西本尊)(重要文化財)・多宝塔・木造千手観音立像(東本尊)(県文化財)です。
御朱印は塔頭の総持院で拝受できます。
いやぁ すてきな寺院に巡り合いました。
西国三十三所の播州清水寺にお参りする途中 国宝に指定されている本堂のお寺だということでお参りさせていただきました。
兵庫県民なら知っている 東条湖おもちゃ王国の奥にあります。
山奥というわけではないですが 山寺です。
川沿いの駐車場に車を停め 参道を歩いていると 奥に滝が見えました。
あまりにきれいなので お寺にお参りする前に 滝を見に行きました。つくばねの滝という名前でした。
階段を上がるとやや傷んだ山門があります。とても古いもののように見えます。
正面には 国宝の本堂があります。
とここまで歩いてきたら 案内ボランティアの方がついてくださいました。
もともと朝光寺は 奈良時代に別地に建立されたそうで 平安時代末期にこの地に移されたそうです。
室町時代 江戸時代 昭和時代に大修理が行われたそうで その時代の木材など 使えるものは残す形での修理がされたそうです。
例えば屋根瓦 室町時代のものも江戸時代のものも残っています。
本堂の柱は 江戸時代のものと昭和時代のものが両方あるのですが 確かに木の古さが違います。
山寺だから傷みが激しいのかもしれませんが 新旧両方のものを見ることができるという点において さすが国宝だと思いました。
山寺ならではの工夫もあり 高床式の本堂になっています。
そこにさらに一工夫 完成させていないのです。
「完成してしまうと 後は廃れていく」という考えから わざと未完成にしておく建て方は 日光東照宮などでも有名です。
さらにすごいことを教えていただきました。
もともと別地にあったお寺を移築していますので その際だろうと考えられているのですが ご本尊が2体あるのです。
それが 「どうも三十三間堂の あの有名な千手観音立像と似ている」ということで調査されたそうで 足を台座に固定するための部分を調べたところ 作者が同じだということが分かったそうです。
ということは 三十三間堂の千手観音立像がこの地に運ばれたと考えられるのです。
理由などは分かっていませんが これはすごいことです。
三十三間堂の千手観音立像が国宝に指定されたことから こちらのご本尊も重要文化財に格上げされたそうです。
境内外れには つくばねの滝という滝があります。
これを那智の滝に見立て すぐそばに西国三十三か所1番札所の青岸渡寺のご本尊の祠をおかれています。
ミニ西国三十三か所巡りになっていました。
いやあ ボランティアガイドさん 素敵な情報をありがとうございます。
ちなみに由緒などについては
山号は鹿野山(ろくやさん) 宗旨宗派は高野山真言宗 ご本尊は十一面千手千眼観音2躯
創建年は伝・白雉2年(651年) 開基は伝・法道仙人 札所等は宝の道福神22番です。
文化財は本堂(国宝)・鐘楼・木造千手観音立像(西本尊)(重要文化財)・多宝塔・木造千手観音立像(東本尊)(県文化財)です。
御朱印は塔頭の総持院で拝受できます。
いやぁ すてきな寺院に巡り合いました。
朝光寺案内板
つくばねの滝
水量も多くてきれいです
説明
山門に続く階段
山門(仁王門)
仁王門もとても立派です
由縁
本堂屋根の修理跡
文化財の説明
山門わきにお地蔵様
手水舎
手水は緑龍でした
本堂(国宝)
本堂の修理の履歴
本堂の由縁
本堂の歴史
本堂の下は高床式になっています 山寺ならではの工夫です
本堂の柱の1つは大きく曲がっていてきれいに仕上げていません
本堂が未完成だということにしてあるということです 完成させていないというのは日光東照宮と同じ考えだそうです
本堂内陣
格子から外を眺める
手前の柱は昭和の大修理で取り換えられた柱 奥の柱は江戸時代のものだそうです
本堂の説明
昭和の大修理時の写真
逗子にしまわれていて 秘仏になっています
本堂のご本尊の説明
ご本尊は 千手観音立像です
もう1体 千手観音立像があります
こちらもご本尊です
撮影で使用された刀
レジェンド&バタフライのロケ地だそうです
本堂の木組みは美しいです
梁には彫刻もあります
手前から2本目は大きく曲がっています
曲がった木も わざと整えられていません
本堂裏手
鐘楼
由縁
多宝塔
蔵でしょう
摂社
首から上のないお地蔵様
修行僧像
不動明王
つくばねという木はこの1本だけになってしまったそうです
境内の外れに滝の上の川があります
滝すぐそばに 青岸渡寺
金剛宝寺
粉河寺 と続きます
すてき
投稿者のプロフィール
くるくるきよせん2024投稿
ホトカミ見ました! で広がるご縁
ホトカミを見てお参りされた際は、もし話す機会があれば住職さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
住職さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、ホトカミ無料公式登録して、情報を発信しようという気持ちになるかもしれませんし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。