おんせんじ|黄檗宗|有馬山
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楽しみ方温泉寺のお参りの記録一覧

724年僧・行基の創建と伝わる。
本堂前にある二基の五輪塔は鎌倉時代中期から後期の製作とされる。

本堂

石造五輪塔平清盛塔

石造五輪塔慈心房尊恵塔

石造五輪塔(左)平清盛塔(右)慈心房尊恵塔

鐘楼

やっと娘の大学受験がすべて終了し、あとは結果を待つだけ。
コロナやインフルエンザに気を付けつつ、年末には私の入院もあったので、
家族全員がストレスを感じる日々が長く続きました。
そこで政府の旅行支援を利用し、有馬温泉へ♪
日帰りできる距離ですが、ここは贅沢に兵衛向陽閣に1泊しました。
とても寒い日で、雪が結構降っていたのと、
水曜日はお休みの店が多いことから、ほとんどホテルで過ごしました。
まずは「土山人はなれ」で「すだちそば」を♪といきたいところでしたが、
1時間半待ちだったため、電話がかかってくるまで散策と「温泉寺」へ。
「温泉寺」→土山人はなれ→「有馬天神社」→「極楽寺」→「念仏寺」
→翌日「湯泉神社」の順でお参りしました。

温泉寺


いたるところに源泉があり、湯気がモクモク出ていて、
温泉にキター!とテンションが上がりますね

土山人はなれの「すだちそば」
えぐみが出てくるので、すぐにすだちは取り除くのですが、
おだしにしっかりとすだちの風味が移り、おいしかったです。
かき揚げもサクサクとして、おいしい♪

黄檗宗 有馬山 温泉禅寺
僧行基が神亀元年(724年)に建立したと伝えられる元々は真言宗のお寺です。
なぜ黄檗宗になったかというと、
戦国時代の戦火により一度荒廃した温泉寺ですが、豊臣秀吉公が有馬温泉を復興させ、天正18年(1590年)に北政所が温泉寺を再建します。
そして秀吉公はこの温泉寺の阿弥陀堂にて有馬大茶会を開催したそうです。
ところが明治初めの廃仏毀釈により廃寺となり、薬師堂以外の堂塔が破却されるという事態に陥ります。
その後、旧温泉寺の奥の院だった清涼院(黄檗宗)が後継寺院として継いだため黄檗宗となったそうです。
前回お参りした際には本堂のガラス戸が閉まっていたためよくお顔が見えなかった御本尊の薬師如来様ですが、今回ははっきりとお顔を拝むことができました。
とても優しいお顔をされていましたよ。
この薬師如来様の周りには国の重文指定となっている木造波夷羅大将立像が守護する形で祀られています。
温泉客や観光客は徐々に戻りつつあるのか、周辺のお土産屋さんなどは結構賑わっていました。
ただお寺の境内まで入って手を合わせる方は1割もいらっしゃらないのがちょっと残念ですね。




本堂前には大きな石造五輪塔

御本尊の薬師如来様



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