たもんじ|六甲山真言宗
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神鉄六甲駅前すぐ有馬街道を挟んで反対側の急な階段を登った上にある古いお寺。曇りで薄暗い中で拝観させて頂いた。詰所の前には車が停めてあったが人の気配は感じなかった。歴史をひしひしと感じさせてくれるお寺である。
真言宗 六甲山 吉祥院多聞寺
御本尊
秘仏毘沙門天 吉祥天 善弐師童子
有馬街道沿い、神戸電鉄「神鉄六甲」駅のすぐ近く。
ここから4~5kmほど東に行くと有馬温泉になります。
創建はとても古く、孝徳天皇の頃(650年頃)法道仙人によって開かれたとされています。
当時はここから南東に約2km弱の小寺山にありました。
その後一旦は荒廃したそうですが、9世紀中頃に高野山の僧により復興され、真言宗となったようです。
平清盛が福原遷都の際(1180年頃)、この地が鬼門の丑寅にあたるとして新都の守護寺として栄えました。
その後、平清盛が亡くなり、一ノ谷の戦いの際に源義経の別動隊・多田源氏一族が有馬地方に進出してきました。
平家追討の協力を拒んだ多聞寺を多田源氏方は焼き払い、寺領も没収されたそうです。
寛正3年(1462年)に現在地に移転し、再建されました。
平清盛公祈願所となっています
山門
金剛力士像
山門をくぐると階段・・・
一瞬、上るのをやめようかと怯んでしまいました😅
階段途中の左手には
脇参道「羅漢さんの道」がありました
羅漢さんがたくさん!
本堂
本堂 横から
手水の龍
後ろには石仏
書写山 圓教寺 となっていました
本堂前に置かれていた観音様?
ずっとここに置かれているんでしょうか?
本堂左手の建物
護摩堂かな?
こちらに御本尊が安置されているのかな?
賓頭盧尊者
鐘楼
樹齢300年以上のかやの木
歴史
当多聞寺は住古六甲山系古寺山に在り(四十六年市教育委員会の手により其の遺跡発見)。本尊は毘沙門天なり平相国清盛公福原遷都の砌鬼門方除け神として毘沙門天を崇敬さる。然れども平家と其盛衰を倶にし法燈まさに消へんとす。
時に寛正三年二月十一日(1462)守安守貞大願主となり現在地に遷し建立す。是より約二百年を圣元禄三年(1690)良圓法師(現宝塚市小林の人)老朽せる堂宇を再建す現堂宇是れなり。
当堂宇の床下には寛正年間次の旧本堂の柱八本束木として現在、亦元禄三年より三十三年遡る寛文四年(1664)在銘の鰐口、慶安元年(1647)棟札等現堂宇再建年次を遡るもの在り(多聞寺略縁起より)
名称 | 多聞寺 |
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読み方 | たもんじ |
電話番号 | 078-981-5001 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
詳細情報
ご本尊 | 毘沙門天 |
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宗旨・宗派 | 六甲山真言宗 |
ご由緒 | 当多聞寺は住古六甲山系古寺山に在り(四十六年市教育委員会の手により其の遺跡発見)。本尊は毘沙門天なり平相国清盛公福原遷都の砌鬼門方除け神として毘沙門天を崇敬さる。然れども平家と其盛衰を倶にし法燈まさに消へんとす。
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